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東日本大震災で被災しました。PCが壊れ、ビルダーも壊れた為、サイトは書庫化しています。
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ワタクシがアリとキリギリスの、キリギリスの如くノホホンと歌っていることは、皆さん既にご存知の通りですが、よーやく今年度最後のイベント、ヴォーカルアンサンブルフェスタが、昨日終りましたよ。
結果からお知らせすると、うふ、うふふふ、今年もトロフィー頂きましたっ!
ふははははっ!これで二年連続受賞!
えらい喜んでいますが、去年に引き続き、これも無欲の勝利かも。
だって本当にダメだと思ったんだもの。
なんせ曲の冒頭で「おおう!」と息を飲むような事故があり、その後も途中で何度も「はううっ!」と青ざめるミスがあって、演奏後は「ダメだ、もうダメだ、来月から仕切り直しだああああっ」と、メンバー全員意気消沈してたのですよ。まったく昨年と同じ状況。いや、昨年よりも酷いような…。
聞けば、メンバー全員が張り切るでもなく、頑張るでもなく、楽しむでもなく、なんだろう、なんだか凄く妙なテンションで演奏していたらしく、あっと言う間に6分終了。ふ、不完全燃焼。
しかも演奏後に会う人会う人に呼び止められて、「なに、あの曲。凄いね。わけ分かんなかった」だの「あんたのお経が耳について離れない。怖っ」「今夜はうなされそうな演奏だった」だの散々言われ、「分かんないよね。そうだよね」「あー、うん、耳なし芳一降ろしてお経読んだから、奇怪だったかも」「怖かった?悪かったね」と、ドンドン落ち込み…。
「でも練習は楽しかったから、いいよね」「また次、頑張ろう」なんて慰めに入ってしまい、ワタクシは最後まで残って講評やら表彰式に出る勇気も、S水敬一氏の指揮姿を見る元気もなく、掛け持ち組で最後に演奏するメンバー達に後をお願いして、先に若先生と飲みに行っちゃいましたもんね。
いやー、マジで苦い酒でした。しんみりと飲むこと2時間。会場に残っていたメンバーからチロリンとメールがきましたよ。
「終ったのか。やっぱダメだろ、ダメなんだろ?」と恐る恐るメールを開くと、そこには「受賞しましたーっ!今からそっちに合流しまーす!」の文字が!
いやー、お酒の味が一瞬にして変わったね。そんなことって本当にあるんだなーと感激したね!
その後は表彰式に出たメンバー3人がトロフィー持って合流してきて、ご想像通り大いに盛り上がりましたよ(^^;

「奇怪な演奏で良かったんだよね!なんせ水磔になるキリシタンの叫びだもんね!」
「怖かったってことは、本望じゃん。そーゆー風に歌ったんだもん」
「そうだそうだーっ、表現できたってことだーっ」

喉元過ぎるとは、こーゆーことを言うんだね(^^;
演奏中も演奏後も、客席が異様にシーンとしていたのも「あれ?ダメ?ダメだった?」と思い込んだ要因の一つだったのだけれど、あれは今にして思えば、曲の持つ力に客席が呑まれていたとか?
いいんだ、メロディックで綺麗な曲だけが音楽じゃないもん!
後で郵送で届く講評が楽しみなような、怖いような。
でも、これで来年も受賞すれば、さ来年は晴れて招待演奏ですよっ。これを狙っていたので、首が繋がって嬉しい!
昨年今年とキワモノ的な曲でしたが、若先生は「来年は正統派で勝負に行きます!」
それって、かえって怖くないか?
だってキワモノだから受賞できた、とも考えられるわけで、正統派で勝負して勝てるんだろうか?不安。
と言うか、それで言ったら、あれ?ワタクシ達自身がキワモノ扱いになっている可能性も…。
まあいいや。こーゆー曲もあるんだよって紹介できて、評価してもらえたのは喜ばしいことだ!
今日は足がメッチャ痛いです。どーゆー力の入れ方をしていたのやら(^^;
応援して下さった皆さん、ありがとうございました。トロフィー貰ったよーっ!

と言うわけで、これでまたモツアルトの続きに身を入れられます!
長らくお待たせしちゃいましたねー。もうちょっとだけ待っててね!

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マダム’sのアトリウムコンサート、無事(?)に終了しましたー。
寒い中、力一杯歌ったので、今日は体がガタガタです。あちこち筋肉痛(^^;
当日、急遽タンバリンなんぞも入れることになり、ほぼぶっつけ本番でタンバリンを鳴らしたワタクシ。
いやー、「歌いながらタンバリンするって、ふぉるてめ、歌がおろそかになるんじゃないか?」と周りをハラハラさせてしまったらしいです(^^;
うん、歌いながら、歌とは違うリズムを叩くのって至難の業だったよ!
お陰で一箇所、1拍半ほどタンバリンが抜けてしまったわ~。ま、いいかー。あはははー。
アカペラではソプラノさん達が、最後の小節で二点Gが上がりきらずドドーンと下がってきて、下で支えながら「うおう、ソプラノ頑張れ~」と応援しておりましたが、客席にいた師匠も(「一番前で聴いてやる。ヘタクソだったら途中で帰る」とプレッシャーメールをくれたのですが、なんと本当に最前列におったわ!)「ソプラノ頑張れ~」と声に出して応援していたそうな(^^;
でもまあ、帰らずに最後まで聴いてくれて「なかなか良かった」と言って頂いたので、良かった良かった。
外は雪が残る中、自動ドアが開くたびに冷たい風が吹き込んできて、えらい寒かったのですが、30分ノンストップで歌いきりましたよ。
「良かったよー」と言う声の中、結構「面白かった!」と言う声も頂いたのですが、面白かった??
あれかな、若先生のMCと指揮のことかな?
なんと言うか、指揮がね、ユニークなパフォーマーなんですよ。今回も途中で振るの止めて、遠くをウットリと見上げちゃった(^^;
でも、私達も凄く面白かったし、楽しかったですよー。100点満点中80点って感じかな。
打ち上げは軽くお茶でもと思っていたのに、あんまり楽しかったもので、勢いで昼間っからビール飲んで、二次会は居酒屋へ行き、えらい盛り上がってしまいました。
「ふぉるてのイヤリングがキラキラで綺麗だった。同じの欲しい」と言われて、ネットで6個追加注文することになったり、「ブラウスとお揃いの色スカート作ろう」と具体案が出たり、皆、本当に楽しかったんだろうなあ。
「出来ない」だの「辞める」だの色々ありましたが、「楽しかった」と感じることが出来た人達とは一緒に続けていけるなー、もうそれでイイじゃん、とシミジミ思ったわあ。
少なくとも「衣装作ろう」「イヤリング欲しい」と言ってた連中は辞めないってことだもんね(^^;
次は温かい季節にやろーっと。

次は今月27日にあるヴォーカルアンサンブルフェスタです。
アトリウムコンサートでも演奏した、ラテン語と和歌と般若心経のコラボ曲で参加です。
昨年、ハーモニー賞を頂いたので、今年も頂いちゃう気満々で行きます。
3回連続して受賞すれば、翌年招待演奏になるんですよねー。それを狙ってます(^^)

それが終ったら、ボチボチ執筆に戻りますので、もう少し待っててね!

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土曜日に師匠アンサンブルが終わり、ぱーっと打ち上げをして体重を1.5キロ増やしたまま、翌日の午前中に友人のお母様のお葬儀に参列し、帰宅して着替えたら、すぐに電車に飛び乗って横浜へ。

あの日は不発弾の解体作業があり、駅前周辺の住民は避難、ぐるっと通行止めの上に常磐線も止まっちゃって、予定よりも遅い電車で出発。
日立は大空襲に合ったので、未だに時々不発弾が出てくるんです~。
今回も駅前で200m地下から不発弾が出てきちゃって、周辺住民は「避難だ、避難!」と大変だった様子。

で、夫が中学時代の同窓会に出席するってんで、くっつかって横浜に行ってきました。
目的は横浜美術館の「はじまりは国芳」ですよ。国芳って何?と思った方、検索してみてね。
横浜では歩きまくったわりに増えた体重を維持したまま、月曜日に帰宅し、昨日は一日お片付け。
ふぃー、ようやく今日になって日常が戻って参りました。そして増量した体重も戻りつつありますよ(^^;

師匠アンサンブル、凄く楽しかったです。
一般的なコーラスとは、まず発声からして大違いで、ピッチは合って当然ながら、声を合わせることに重きを置くと言うよりも、個性と個性が融合して、一つの超個性が出来上がったアンサンブルだったらしいですよ(^^;
まあ、相変わらず色々とやらかしましたけど、終わり良ければ全て良し、みたいな?
全員赤いドレス(ピアニストの師匠その1だけ緑)も好評だったようで、クリスマスらしく華やかだったそうです。
もう声が既に華やかなので、赤いドレスに負けてない。とにかく派手!(^^;
本人達も「赤いドレスは正解だった!」と言ってましたわ。
そしてドレスに関して新たに判明した事が!
それは「ドレスのファスナーは無理矢理上げるもの」(^^;
いやー、スルッとファスナーを上げている人はいませんでしたよ、マジで。
お腹へこませて、息吐きまくって、布を裂かないようにジリジリとゆっくりファスナーは上げるものだったんだね(^^;
傍目はピッタリ体に合ったドレスだけど、実際は体をドレスに押し込んだって感じで正解なんだわ(^^;

「後ろお願い。あ、待って待って。はい、いいよ」
「あれ、上がらない。もうちょい息吐いて」
「はああああ」
「よし、上がった!」

ってな会話がそこここで聞かれましたわ。
あれで良く息が入るな、歌えるなって思ったよ。
舞台裏って楽しいね(^^;

声楽家達はコーラスは、ほぼはじめてだったらしく、「歌詞が変なんだよねー。日本語になってない。なんで?おかしいじゃん」とか言うもんで、「これはねー、ソプラノの歌詞をメゾが引き継いで、一つのセンテンスになっているんだよ」と説明して納得してもらったり、「Ave Mria」の歌詞を「グラーチアって言わない?言うよね」と言うので、「グラーツィアだよ」と説明したら、「ラテン語っぽく読むんだー」と感心しているので、「ぽくじゃなくてラテン語だっつーの!」「あれ?これってラテン語だっけか?」「もうイタリア訛りのラテン語でいいよ」と、まあ、結構大変ではあったけど、なんと言うか新鮮だったらしいですよ。「コーラスって面白いね。またやろう。クリスマスに拘らなくていいよ」ですって。
来年も混ぜてくれるのかな?
師匠達と歌うのは、本当に色々考えたり、感じたりで、面白かったです。
客席で聴くのとは全然違って、隣で美声が聴けるってのは、すんごい特等席で勉強しちゃった感じ。
来年も楽しみだわ~。
はっ、で、またワタクシが楽譜を探すのか?ひーっ。

コンサートが続いたせいか、師匠アンサンブルが終った翌晩、もう一つクリスマスコンサートをやらなきゃいけないのにすっぽかしてしまった!大変だ!と言う夢を見て飛び起きたり、なんとなく気忙しさの余韻が残っていたりもしますが、あとは年を越すだけ!(^^;

さて、モツアルトの更新ですが、もうちょっと待っててね。
目標は28日か29日更新予定でいます。

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反省山盛り沢山のミュージアムコンサートを終えて、くたびれ切って夕方6時半過ぎに帰宅してみれば、玄関先に白いビニール袋が。
うわー、もう燃えるゴミ網当番が回ってきちゃったのかっ。
そうか、そうだよなあ、次回は12月か1月かと思った覚えが確かにあるよ。
でも、疲れ切って帰宅したところにゴミ網が置いてあるってのは、いやー、なんとも言えないわ。余計に疲れるわ(^^;

さて、昨日は気さくなフルートのお姉さんや可愛いエレクトーン奏者さんや美人のピアニストさんと一緒に、マダム’s有志6人で、子ども向けクリスマスコンサートを行ってきたわけですが…。
この日、放射性物質を含む汚泥や焼却灰などの最終処分場候補地に国に指定された事に対して、白紙撤回を求める総決起集会が隣の空き地でありまして、後で聞いた話では、なんでも3000人集結したとか。
そりゃもう、クリスマスコンサートどころの話しじゃないですよ。さすがにお客さんの入りは7割あるかどうか。
ミュージアムの方も申し訳なさそうでしたが、ワタクシ達も「こんな時にチャラチャラしちゃって」と申し訳なく(なんせキランキランなドレスにキラキラなアクセサリー、靴もキラキラ!時々、頭にトナカイの角つけてみたり、スパンコールグリーンのとんがり帽子をかぶってみたり)、コンサートにいらして下さったお客さん達も、どことなく申し訳なさそうな表情で…。
おばあちゃまに連れられてやって来た、事情を知らない小さな子ども達はディズニーソングなんぞを楽しんでくれたようなので良かったですけどね、タイミングが悪かったー。
そして演奏の方も色々とやらかし、山の様に反省が一杯!
もしも次回があるならば、是非ともリベンジしたいところです。
でも、とりあえず一つ終った。次は一週間後の師匠アンサンブルコンサート。これが終れば年が越せる!(^^;
こっちはピアノ伴奏は師匠Aで間違いないし、アンサンブルメンバーも師匠Bを筆頭に自信たっぷりな面子なので、気持ち良く歌って一年の締めにできるかなーと思います。
あ、木下牧子さんのアカペラ難曲「おんがく」だけが心配だった(^^;
あと一つ、頑張ろー!

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ツイッターでは実況しちゃいましたが、昨日の地震は凄かったですねー。
皆さん、ご無事でしたか?大丈夫?

昨日は美容室に行き、耳の下までカットして、グリングリンにハードウェーブ掛けながらジッと待つこと3時間半。腰があぁぁぁ!
午前中に家を出たのに、帰宅したのは17時半で、やれやれと思いつつストーブを点火したら、ウィンウィンウィンと携帯が叫ぶじゃありませんか。
何事?と開いて見たら、緊急地震速報。
え、え?えええっと思う間もなく、ズモモモモッと地鳴りがして、大きな横揺れが到来。揺れる揺れる!久々のデッカイ横揺れ。
慌てて点けたばかりのストーブを消して、テレビを点けてニュースを見ながら、テレビのモニタにしがみつくワタクシ。
画面の中では民放のアナウンサーが、「身を隠して下さいっ、激しく横に揺れています、皆さん、落ち着いて身を隠して下さいっ、ま、まだ揺れていますっ」
…身を隠せってナニ?おまえが落ち着け(^^;
このようにアナウンサーが錯乱するほど、東京方面でもかなり揺れたみたいですね。
こちらは発表では震度4でしたが、体感的には震度5に近い激しく大きな揺れが長く続き、思わず脳裏に蘇る東日本大震災!
まさかまさか、あの時のように徐々に揺れが強くなるなんてことはー!と血の気が引いたところで、揺れは収まってくれましたが、市の防災放送が「津波警報が発令されました。避難して下さい。海岸付近には絶対に近寄らないで下さい」
ひー、また津波?海岸沿いじゃ、まだ片付いてないところもあるってのに!
その後、3度ほど震度3ほどの揺れがあり、常磐道が通行止めになったりしながら、3時間ほど後に津波警報は解除されましたが、いやー、一瞬「またか!」と青くなりましたね。
停電にならなかったので、大したことはないなと考えるだけの冷静さはありましたけど、どきーっとしたわ。

来年2月に、こちらでは「つぶてソングを歌う会」なるコンサートを行うのですが、昨日の地震で「それどころじゃない!」と思ったとレオンが言ってました。
やっぱりフラッシュバックしたらしいですよ。ゾッとしたって。
きっと他にも多くいるんだろうなー。

つぶてソングと言うのは、福島県出身の詩人が3.11の直後からツイッターで発信し続けた詩に、作曲家が曲をつけたものが、口コミで全国に広がって行った震災被害の現状を訴える歌なのね。
ウチの指揮者のK置先生が昨年初夏に、「コレを歌いましょう」と持ってきた時に、「放射能が降っています、静かに静かに 降っています」なんて歌詞、「被災地じゃない遠いところで歌ってくれるのはいいけど、実際に放射能が降ってるココでコレを歌わせようとするのは止めてくれ。正直辛いわ」と、マダム’sの面々がハッキリと演奏拒否した、ビックリしたと、あの当時のブログに書いた覚えがあるよ。
それを全国で広がっている「つぶてソングを歌う会」に便乗して、茨城県でもやろうって言うわけですよ。
彼らは被災地でやることに意味があるとか、本気で思っているんだろうなあ、きっと。

伴奏ピアニストの元義妹は、事故を起こした福島第一原発と第二原発のちょうど間にある町出身です。
もちろん強制避難区域。未だに立ち入り禁止区域です。
人っこ一人いなくなってしまった町は、津波の被害も大きく、未だに行方の分からない町人も沢山いるそうです。
元義妹、ほんの100キロ先に故郷があるのに帰りたくても帰れず、多分二度と故郷の家を見ることはできない状況なのに、つぶてソングのピアノ伴奏を頼まれて、半べそかきながら練習していると言います。

「あの曲弾いてるとナーバスになっちゃう。どうしても涙が出ちゃうんだよね」
「止めてもいいんだよ?嫌だ、辛いって言ってもいいんだよ?」
「でも仕事があるのは正直助かってるし…」

離婚した50近い女が一人で生きて行こうと思ったら、どんな仕事でも依頼があるのはありがたく、嫌でも辛くても断れないって言うんですよ。
それ見越して伴奏依頼してるんじゃないだろうな、とか本気で勘ぐりたくなっちゃう。
まさかステージ上で「このピアニストさんも福島県出身で、事故原発の町に実家が」とか話して、客席の涙を誘おうとか考えているんじゃないだろうなとか勘ぐっちゃう。
コーラス参加希望者はいいよ。好きで集まって歌おうって言うんですから、どうぞ歌って下さい。全国に原発事故の被害状況を訴えて下さいな。
でも、元義妹の境遇を考えたら、主催側は無神経だなと思っちゃう。

ここも被災地だけれど、震災は過去のものみたいな顔した人達は確かにいるよ。
「つぶてとか原爆とか、そんな音楽は不謹慎だと反対する人達がいる田舎町」なんて事をツイートし、それを真に受けた人達が「マジでか!これだから田舎は」的なことをリツイートしてるのを見たよ。
舌打ちしたい心境だったよ。個人の意見を万人の総意のようにツイートするなと思ったよ。

だけど、そんな有刺鉄線並みの神経を持ち合わせた人ばかりじゃない。
この町には、そうは見えなくても、辛い思いを抱えている人達だっている。
未だに余震に襲われるたびに血圧が上がり、気分が悪くなる人達だっている。
思い出したくない、忘れたいと思っている人達もいる。
自分が平気だからって、誰も彼もが平気だなんて思わないで欲しいよね。

コンサートやるなとは言わないよ。
原発事故は片付いていないのに、福島からは人も虫も消えたって言うのに、茨城でも頻繁に鼻血を出す子が増えてるって言うのに、3.11は半ば忘却の彼方に追いやられているんじゃないかと思う昨今。
我が家もご近所の家々でも、壁紙が破けていない家なんか一軒もない。
一年半以上経過しても余震が続いているから、直してもまた破れるんじゃないかと思ったら、そうそう直せないんだよね。
ジジババの介護に追われて震災どころじゃない、今日を過ごすだけで精一杯だよってなワタクシにだって、3.11を風化させたくない思いはあるよ。
でも身近な人を思い遣る心もなくて、本当にそれでいいの?

そう言えば師匠連中にも聞かれたわ。
師匠達にも「一緒に歌ってくれ」と動員が掛かったそうだよ。

「ふぉるては?行くの?」
「行かない。てか行けないよ。辛くて歌えないって」
「うーん」
「あ、ふぉるてさんも辛いんだ。私も無理だな。あの歌は辛いよね」
「そうかー。でも義理があるしなあ、どーしよう」

その「つぶてソングを歌う会」発会式は、来週の土曜日だそうです。
本当に合唱人が集まるのかどうか、ちょっと心配。

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行ってきました、師匠アンサンブル。
さすがに初回とは違い、8名全員揃ったこともあって、かなりイイ感じになってきましたよ。
いやー、凄いわ(^^;
アクートがビンビン鳴るわ鳴るわ。
あ、アクートと言うのは、パッサージョ(声の破れ目とかチェンジとか言われる部分のこと)の次の音のことね。
これだーと鳥肌を立てつつ、「ぎえー、なんだこの声量!かき消されるーっ」と冷や汗垂らしつつ、ベルカントの美しさを堪能してきましたよ。
そうなのです、今回ハッとしたのですが、皆さんベルカントだったのねー。ドイツリートとは全然声が違うのよねー。
隣で聴いてるとね、パッサージョを越えた!と、えらいハッキリ分かるものなんだね。
パッサージョの先の音の広がり具合ったら半端ないですよ!キラッキラでビーンですよ!これぞ正にアクート!
やだ、師匠その2を筆頭にみんな本気?本気なんだね?って響きで、はーっ、ワタクシはえらい贅沢な場所にいることに気づき、幸福感を感じましたよ。
師匠達と一緒に歌う機会なんて滅多にないので、隣にいるだけで勉強になるわ。
そして一番の難曲アカペラで、「ソプラノ、低い」と師匠その2ってば何度も同じパッセージを歌わせるんだけど、「もうピッチ合ってるんじゃね?」と思っても、「まだ低い!Ees(二点ミ)から低いんだよ」と容赦ない(^^;
ってことは、ワタクシの音なんか低くて低くて、本当は気持ち悪いんじゃないのかっ。ひーっ!
うわ、ピッチ、気をつけよ。がならずに、ベルカント、ベルカント(^^;

今日は「色合わせ見るから、全員赤いドレスを持ってこい」と言われて、ワインレッドの借り物を持って行ったのですが、実はまだちょーっと胸がきついのよね。
あと1キロ落とさないと苦しい(^^;
それで、なんと3800円という驚異の安売りドレス(エンパイヤラインなので妊婦さんでも大丈夫!)をwebで見つけて、一昨日衝動的にクリックしちゃったのねん。届くのが楽しみだー。
多分、丈が長いので、9.5センチヒール履いて170センチ越えた大女になるわよ~。ふっふっふ。
そうなのです、9.5センチヒールのグリッターも結局買っちゃったのです。この冬4足目。
もうイメルダ夫人もどきと呼ぶがいいさ(^^;
師匠その2のドレスが、先日ワタクシが購入した8900円のグリーンと色違いであることが判明して、「同じだ同じ。色違い買った」「8名全員コレで揃えりゃ良かったか~?」と大笑いしたり(^^;
ここでも「靴はゴールドとかシルバーでキラッキラにして」と言われたので、6.5センチヒールと9.5センチヒールのグリッター買っといて、本当に良かったですよ。
ふっふっふ、師匠アンサンブル、楽しくなってきました。がんばろ。

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