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東日本大震災で被災しました。PCが壊れ、ビルダーも壊れた為、サイトは書庫化しています。
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衣替えの季節となりましたが、リビングの主役は相変わらずファンヒーターとコタツ。
だって寒いんだもん。夏日かと思えば、うすら寒くて、ちーっともコタツを片付けようと言う気になんかなれないっ。
一週間ゲホゲホと痰が切れないイヤな咳をし続けて、身体はアチコチ筋肉痛。特に腹筋と胸筋回りが痛い痛い。
なんとしても木曜までに全快しなければーと気合を入れて咳止めを飲む毎日です。
が、未だに夫も咳が続いているらしく、今回の咳風邪ってばかなりしつこい。
日曜に友人知人達の独唱発表会へ出かけてしまったのですが、みんなに移ってなければイイのだけれど。

独唱発表会って、主催によって様相が全く違うもんなだーとシミジミ。
ワタクシが参加している発表会は、とにかく派手です。歌う曲も歌い手も派手(^^;
華やかな先生が主宰する子どものピアノ教室の発表会を、大人向け歌版にバージョンアップ&パワーアップした感じと言えば想像がつくでしょうか?
なんせ声楽家がゴロゴロいるので、皆して派手にドレスアップ。
「歌に自信がなけりゃ、自分を飾り立てて奮起せよ!耳に聞かせる自信がなけりゃ、目で楽しませるべき」が合言葉(^^;
確かに歌は二の次にして、次から次へと出て来るドレスを見ているだけでも楽しいって言えば楽しいかも。
基本的にステージって言うのは、思い切り非日常的なハレの世界なんですよね。

それと比べて、先日の知人友人の発表会は、驚くほど地味だったんですよねえ。
曲は初心者向けイタリア古典歌曲集中心で、良く言えば素直。穿った言い方をすれば拙い。
しかも皆さん普段着。知人男性はジーンズだったし。
なによりも講師演奏された先生からして「醤油切らしちゃった。買ってこなくちゃ」って感じにトゥカジュアル。
先生がナチュラルだから生徒もナチュラルなのか?

かなり昔の事だけど、アロハシャツとボンタンズボンで練習にやってきたチンピラ風の10代メンバーに向かって、「クラシックをやるには相応しい服装がある。君の格好からは真摯さが感じられない。クラシックに対する冒涜だ」と断言した友人がいたのよね。
当時20歳過ぎだったワタクシは「は?そこまで言うか」と眉をひそめちゃったけど、今になってなんとなく分かる気がします。

講師演奏した先生の歌声は日本人には珍しく、とてもふくよかな温かみのある声で素晴らしかったのだけれど、発表会に普段着でシューベルトは止めて欲しかった…
どんなに内容が良くても興ざめするし、印象が悪くなるのは勿体無い。
「後でゆっくり感想聞かせてね」と言われているのですが、これを素直に言っていいものかどーか、迷っています(^^;

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コンサートのお手伝い、終わりました。めでたし、めでたし。
昨日のオケはアマチュア+プロの室内楽さんで、主なメンバーはなんとお医者さんで、コンマスは脳外科医だそうな。
やっぱりなー、弦楽器やるよーな人はボンボンよっ。ご幼少の砌からシャンデリアのある居間でキーコキーコやっちゃってるのよっ。きーっ(貧乏人の僻み)
チェロの若い兄ちゃんをとっ捕まえて、あれこれ聞いちゃったわ。おほほほ、おばちゃんに怖いものなんかないのよー。
いやー、GPの時から低弦…特にビオラのピッチとテンポが今いち甘く、気持ち悪っと思っていたら、とうとう本番前のリハでコンマスが「低弦が合わない!」と言い出しまして。
ビオラとは言わないんだよ、遠まわしに低弦なんて言うんだよ、でもどう聴いてもビオラなんだよ(^^;
そのうち客席でリハを聴いていた人が「ビオラが聴こえませ~ん」なんて余計なことを言うものだから、つい「いや、むしろビオラは聞こえなくてもいいんでないかい」とボソッと呟いてしまったら、隣にいた音大生の女の子に大ウケしてしまったわ。
この女の子がまた小さくてぽちゃっとしていてハムスターみたいで可愛いのよ。
トロンボーン吹きだって言うのだけれど、でも身長150センチ少々とあんまりにも小さいもんで、思わず「七ポジ届く?」と尋ねたら、「えへへー、届かないのでチート使ってます~」って、なんなんだー、この可愛い生き物はっ!(吹奏楽経験者にしか分からないネタでスミマセン)
おばちゃん、可愛い男の子も好きだけど、可愛い女の子はもっと好きかも!(うわー、変態だ!)
そして、いざ本番でステージに乗ってみたら、なんだか客席が良く見えることに気づき、譜面を開いたら「?」、み、見えない…げげーっ、手元用メガネ忘れちゃったわーっ、と言うアクシデントはありましたが、ほぼ暗譜できていたので問題無し。
どーしても見えなくて「?」な部分は、音量落として誤魔化す!おーほほほ、おばちゃんに怖いものなんか、以下省略。
アマチュアの大人数の合唱団は怖いのよー。本番ともなると興奮して、センプレメゾフォルテ(ずっとやや強めの音量で歌うこと)で突っ走ることが多いのよー。
そーゆー時は、ピアノ、ピアニッシモはワタクシ、ほとんど歌いません。響きだけ。
その代わり、メゾフォルテ以上はガンガン出します。響きも倍増。人が出せない部分を頑張る。そーやって音想記号をデフォルメしないと曲にならんのよ。
結局、非常に大雑把な演奏のうえに美味しいところだけ歌ってきたって感じでしたが、皆さんに「助かった」と喜んで頂けたようなので、良かった良かった…と言うことにしておこう。うん。
メガネ忘れちゃって、ほんとにゴメンネ(汗
このよーにハッキリ言ってワタクシとレオンは変人寄りなので、「面白い。旦那さん達はおとなしいのに、奥さん達は面白いのねー」などと、褒められたのか呆れられたのか、よく分からない言葉を沢山かけてもらって帰宅。
旦那さんがおとなしいと、奥さんは面白くならざるをえないって言うか、これも内助の功?
以前ナンパしたイケメン声楽家には、「ごめんなさい。やっぱり遠くて行けないよー。無理」と振られてしまいましたが、概ね愉快な週末を過ごしてきました。
さー、次は夏のコンクルだーっ。
その前に榎本くんSSと雲雀東風SSを書き上げまする。ふぁいと!

拍手[1回]

昨日は家を14時に出て、特急に飛び乗り、いざ花のお江戸へ。
平日の真昼間の特急なんて空いてるだろーと思ったのに、意外と混んでましたな。3駅通過する間に自由席は満杯。
ワタクシの隣に座った中年サラリーマン、席に座るなり少年マガジンを取り出して読み始める。
うーん、中年男性が少年マガジンって、あんまりってえか全く格好良くないね(^^;
そこに夫からメールが入り、「自由席空いてる?」「6,7号車は満席状態みたい」「了解。後ろに乗る」
後ろ?後ろってナニ?指定席?と思ったら、途中で車両が連結されて自由席が増えるのね。
もー、電車なんて滅多に乗らないから、田舎者丸出しだわよ、ワタクシ(^^;
上野の改札を抜けたところで夫と落ち合い、そのまま本日のコンサート会場、津田ホール近辺へGO。
総武線に乗るのは何年ぶりだろか。
30年ほど前までは御茶ノ水も信濃町も良く行ったもんだ。懐かしい。
千駄ヶ谷駅前のユーハイムにて軽く早目の夕飯。
目の前が体育館だからなのか、ユーハイムは運動帰りにビールを飲む小母様方でごったかえしていた。いい汗かいた後のビールは、さぞかし美味かろう(^^;
その後、プラプラと歩きながら日本能楽堂へ。
はじめて行ったけど、でかいのね、日本能楽堂。
黒とこげ茶色と白で統一されたシックな建物であったよ。
18時過ぎゆえ閉まっていたので、楽屋口を見て、正面玄関を見て、建物の周りをぐるっと見ただけで、津田塾へ戻る。
本日は、ソプラノ歌手エマ・カークビー古楽器アンサンブルによる、イギリスバロックコンサート。
我が田舎では、平日のコンサートは遅くても18時開演が普通だけど、さすが都会だ。19時開演。帰りの交通手段は沢山あるのね。
シェイクスピアの劇中歌を披露するカークビーは還暦だそうだけど、アマチュアの小母ちゃん達だって60越えて現役で美声を轟かせているのだから、プロともなればまだまだ光輝いているはず。
と期待に胸を躍らせて開演を待つ。
凄かったです。きらっきらでした。ビブラートを極力抑えた、透明感のある軽やかで伸びやかな声に圧倒されました。芝居っ気もたっぷりで、小柄なカークビーがなんとも可愛らしい!
古楽器はかそけき音色なのですが、キャパ490の小さいホールで、しかも音響抜群なので、十分響いてましたし、カークビーとのバランスも素晴らしかったです。
ヴァイオリン2本、ヴィオラ・ダ・ガンバ(チェロに似てた)、チェンバロの4重奏は、やはりビブラートをギリギリまで抑えた演奏で、古楽器本来の音色を堪能。
2時間のコンサートが、あっと言う間でしたよ。いやー、行って良かった。
帰りは総武線も山手線もぎゅーぎゅー。
ん?なんだか漬物の匂いがする?とキョロキョロしたら、ホッペタにピアスをした若いカップルが、立ったまんまキュウリの1本漬をボリボリ齧りながらビールを飲んでいた。
嘘だろ。なんでキュウリなんだ。満員電車の中で何やってんだよ。
都会の若者って分かんない!
あ、でも、常磐線でも床に座って何故か刺身を食べていた女子高生達がいたな。
ううむ、都会も田舎も若者は理解不能だ。
それにしても、カークビーの髪が顔の大きさと同じくらい膨らんで広がっていて、それがまた可愛くて、あれはどーやってボリュームを出しているのだろうか、ワタクシがやってもああはならないよと、そんなことまで気になりながら、22時発の特急を待って上野で30分ほどお茶。

「あー、家に帰りつくのは0時過ぎるなー。明日は5時半起床だー。やっぱ辛いなー」

夫は何時に寝ても5時には目が覚める人なので、普段は23時には布団に入っていると言う。

「そんならワタクシを誘うことなかったのに。一人で行けば良かったじゃんか」
「だって黙って行ったら、君、怒るだろうなーと思って」

そんなこったろーと思ったよ。
ボケ老人に振り回されるワタクシを気遣ったわけじゃなく、こっそり一人でコンサート行ったのがバレたら怒られると思ったから誘ったわけね。ふんだ。
「まあ、たまにはこーゆーのもイイじゃない?」と言う夫に、確かに久々にデート気分を味わえたしなとニッコリしておく。
帰りは夫の赴任先の駅で降りて、そこから駅前に駐車しておいたマイカーに乗り換え、ひたすら北の我が家へと急ぐ。
本当は夫だけ降ろして、ワタクシ一人で電車に揺られて帰っても良かったのだけど、0時過ぎるとタクシー捕まらないのよ、田舎だから。
某有名家電メーカーの街のくせして、ほんとショボイ。
20数年前、ワタクシ達の結婚式に川崎市からやってきたおばあちゃまが、「こんな田舎にお勤めだなんて、お兄ちゃんが可哀想」と泣いちゃったくらいショボイ。
名前だけは日本中のどなたも知ってると思うけど、実際は駅ビルもないんだからね。
出張でやってきたサラリーマンは、みなさん降りた駅を間違えたかと、一度はうろたえるそうだ。マジで泣けてくる。
そんな0時過ぎの閑散とした駅前で路頭に迷うのはイヤ。

「そうだ、ワタクシ、寮に泊まって明日の朝帰ろうか?」
「まかないのおばちゃんがビックリしちゃうからやーめーてー」

ほんの冗談だったのに、本気で嫌がられてしまった。
夫の赴任先は我が家よりもド田舎なので、回りは畑だらけで灯りがない。真っ暗。人っ子一人通らないし、車もすれ違わない。こわー。

「なんで人がいないの?まだ23時だよ?車も通らないって、どーゆーこと?」
「田舎だから、この時間はもうみんな寝てるんだよ」
「うそ!」(しかし夫も23時には寝てると言っていたし、ちょっと納得)

車の窓から空を眺めたら、満天の星であった。灯りがないからビックリするほど沢山の星が、もの凄く綺麗に見える。
外気温9度と言う、5月にしては寒すぎる中をひた走り、家に辿り着いたのは0時15分。思わずストーブ点けたわね。
本日、夫はしっかり5時半起床して出勤して行きました。
ゆっくり8時起床したワタクシは、雲雀東風を書き進めることにします(^^;

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「お天気がいいから」と駅から40分ほどテクテク歩いて、右足の親指の付け根にマメ(2センチほどの細長い水ぶくれ)を作ったあびこです。どーもー。
敗因は久々に二日連続で履いた中ヒールだな(^^;

詳しい内容を残すと関係者やら各社に対してマズイかなーと思われるので書きませんけど、合唱発声講習会は楽しかったですよ。
1時間半という短い時間だったこともあってか、基本中の母音発声のみの指導で終わりましたが、特に目新しい発見はなく、普段こーあるべき、こーやらねばと思っていることを、改めて指摘されたと言う感じの講習会でした。
うふふふ、その基本がなかなか完璧に出来ないのよね(^^;
自然に息を吸って吐いての流れに音を乗せる。ゆっくりと声帯を合わせることを意識すること。母音によって口内の空間を変え、いつも鼻先にブリリアントな美しい響きを集める。
どれもこれもコーラスでは基本中の基本。特にルネサンス物をやろうと思ったら、キチンと習得したい基礎。
でもねー、頭では分かっているけど、実際やるとなると違うのよ。思うようにならない自分の身体にヤキモキヤキモキ。
逆に言えば、こんだけ基礎発声をやらされたと言うことは、「アナタ方は間違った発声をしている」と太鼓判を押されたようなもの。情けなや。
数年前に「丹田だって言ってるだろう!君達、丹田って分かっているのか!」と怒鳴っていたT混のT中先生を思い出したわ…
いつまで経っても基礎から抜け出せない自分達が不甲斐ない(汗
時々こーゆー基礎講習を受けることは、我が身を振り返り、悪癖をリセットするいい切っ掛けになりますね。
色々試してみようと思いました。

さすがに一週間外出しっぱなしが効いたのか、今朝は起きることができませなんだ。
おばちゃん、なけなしのヤル気を振り絞っちゃったから、もうカスしか残ってないの(^^;
きっと無理だろうと思ったので、昨夜は目覚ましをセットせずに眠りましたが、はっと気づけばお昼近く!
慌てて「昼に電話する」約束をした友人にメールを送りましたが、ず、随分と寝たわねえ。
ひと風呂浴びてスッキリしたはずなのに、まだまだ眠れそうな感じだわあ。
あれだわよ、日本人の少なすぎる平均睡眠時間を延ばすことに使命を感じているのよ、うん。

今週末は「夢見るお年頃2」の更新を目指します。
連続週末更新なるか。頑張る~。

追記です。
お昼の電話の相手は、COUNT0の紫音ちゃんでした。
もの凄く久しぶりにお喋りしましたよ。
なんと紫音ちゃんてば、webから一年以上も遠のいていたですよっ。
メールを出しても返事がないので、「しょーがないなー、本格的に引き篭もってるなー」と思って(縁が切れるとは全く思わなかったですよ。不思議と)、そのうち何か言ってくるだろ、放っておいた方がイイかなーと放置プレイしていたんですが(それもナンだけど)、「本当にMacつけてなかった」とか言うじゃないの。
いや、Winは点けてゲームってたらしいんですが、ふんとに、もう~(^^;
「しばらく書いてないから文章書けないや。あははー」とか言っているので、「リハビリにブログ書いてみたら?シム日記でもイイじゃんか」とハッパ掛けときましたからね、COUNT0ファンの皆さん、もう少し待っててね。

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昨日は毎年この季節恒例の地域イベント合唱コンサート。
今年はお疲れさん状態のワタクシはパス。客席におとなしく座ってたら、会う人会う人、「なんで座ってるの?出ないの?」
「そーゆーアナタもね」と言いたくなるのは、皆、合唱関係者だからだ。ちょっとー、あんたら、ほんとになんで出てないわけーっ。
「俺、今度テレビに出るから、歌うから見て」と「見て見て」うるさい知人に絡まれてるうちにコンサートが始まり、前半の佳境と言うところで、ワタクシのお腹の虫が騒ぎ出したっ。
おのれ、カップメンだけじゃ足りなかったかーっ!
黙ってろーと心から念じているにもかかわらず、ググゥゥゥゥと情け容赦なくフォルテッシモで鳴り響き、隣に座った友人の失笑を誘う腹の虫。
慌てて休憩時間中に知り合いを回って、飴玉を恵んでもらったさ。
そんなアクシデントはあったけど、今年のコンサートは楽しかったわ。
一昨日のGP(ゲーペー/ゲネプロ/本番さながらの練習のこと)も良かったけど(顔パスで見学してきたのだ)、本番はもっと良かった。
まずプログラムが良かったし、ソリストも良かったし、室内楽も良かった!
ソリストのバリトン歌手は若いイケメンお兄ちゃんで、クラシック歌手と言うよりもミュージカル向けかも。「一人劇団四季?」ってな感じ。
バリトンと言うよりは、ハイバリ。いや、テノール寄り?
声量と音色の深みがちょいと惜しいけど、イケメンで可愛いから、おばちゃん許しちゃう。許容範囲よ(^^;
でもちゃんと言葉が命を持って訴えかけてきたのは、さすがプロであった。音楽って凄いと改めて思ったよ。
ソプラノ歌手は文句なしの素晴らしい美声であった。
GPでは入りを2度ほど間違えて、ペロリと舌を出していた愛嬌のある可愛いお姉ちゃんだったが、すんばらしい!ホニャララ声楽コンクール3位はさすが。ああ、弟子入りしたい!
余談のうえに内緒だが、音大声楽科現役の男子生徒で「おお!」と慄くほどの美声の持ち主は稀だ。
そりゃ皆、イイ声してるから声楽家になろうと野望を抱いて音大に来るわけだけど、勉強するうちにもっともっと磨かれて行くのだね。
もともと声楽家なんて怪しい(!)職業を目指す男は少ない。
だから声楽科に在籍する男の絶対数はもの凄ーく少なく、絶世の美声ってな人はもっと少ない。
下手するとその辺の市民合唱団にいる、アマチュアのおっさんの方が美声!上手いじゃん!なんてことがあったりしちゃうのだよ。
なんて話は置いておいて、はて、室内楽のフルートのお方、すんごくイイ音。どこのどなた?
んんん、あのおヒゲには見覚えがあるよーな。うぬう、遠目でハッキリしないけど、まさか元N響さん?
ワタクシは何を隠そうN響ファンなのだ。
講習会などで受付を頼まれることが多いワタクシは、講師のN響メンバーを見ているうちにN響のファンになったという、ナンダソレな凄く失礼なファンなんだぞ。まったくミーハーにも程がある。
間違っていたら恥なので周囲には漏らさず、「きっとそう、絶対そう!」と家に帰ってweb検索したら、やっぱり元主席奏者のご本人様であった。
今年の合唱メンバー、イイわねー。羨ましい!ちょっと乗りたかったかも(^^;
終演後、伴奏ピアニストを務めた元義妹が「お姉ちゃん、お花ありがとー」と駆け寄ってきたので、「500円の花束だけど、気は心だぜ」と言ったら、「あたしの演奏は500円分の価値かい!」と見事な突っ込みを入れてきた。やるな、元義妹。
夫の赴任先合唱団の皆さんも聴きにいらしていて、県連盟理事のおっさんから「来月のフォーレ、よろしく頼むね」と念を押される。
コンサートは来月の第三週とまだ少し先だが、きっと「こいつ、家で練習してねーだろな」と思われたに違いない。大当たりだよ。はっはっは。
「オケが入るから(誤魔化せるし)楽しみなんだー」と脳天気に笑顔で答えるワタクシ。ホントにまるっと歌えない部分があるんだよ、内緒だけど(^^;
「あのさ、この前、アルトやってたけど、本当はソプラノだよね?」と聞かれたので、「アルト頼むって言われたよ?」と自分のタコは棚に上げて答えたら、「来週のオケ合わせの時、適当にチェンジしてみて」だって。この期に及んでそんな器用な真似できるかーっ。
その後、ワタクシが所属する混声アンサンブルの幹事長をとっ捕まえて、今年の課題曲集を購入。
ワタクシはまるっと4月一杯お休みしているので、幹事長のデカイ顔を見るのも久しぶりであった。

「課題曲、決まった?どれやっとけばいい?」
「G1かG2。俺のお勧めはG2だけどね。どーかなー」

うわ、また現代作曲家かい。頭痛がしてきそうだぜ。
はいはい、一通り読んでおきますよーと約束して別れる。
夫の衣装を受け取って(彼はステージに乗っていたのよ)、ヨーカドーの地下で買い物をした後はタクシー乗り場へ急ぐ。
汗を吸った礼服は重たくてかなわんのよ。バスになんか乗れるかい!
しかし、待っていたタクシーに乗り込んで、「うっ!」
なんとワキガが臭い、あのテンガロンハットのじいちゃん運転手じゃないか!
乗りたくないタクシーNO1なのに、これで4回目の出会い?
本当に「うっ!」と呻いたワタクシに、じいちゃんは「どうしました~?」と明るく尋ねたけど、今更「降りる!」とも言えず、行き先だけ短く伝えた後は息を浅く吸って~吐いて~、強烈な匂いに必死で耐える。
なんでこんな気持ちのイイ夜の最後にスカを引いちゃうんだ、と自分が恨めしかった。とほほ。

さて、今日はノルウェー人指揮者の発声講習会に行ってきます。
ここ数年、縁あって外人さんの指導を受けることが多いけど、今年もまた外人だー!
田舎者ゆえ外人が珍しくて仕方がなく、興奮しております(^^;
ぎぶ みー ちょこれいと!

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夫の転勤先の合唱団さんへ、レオン夫妻と共にご挨拶を兼ねて歌いに行って参りました。
昨年秋にお誘いを受けてから、なんだーかんだーと年を越し、今頃になってしまいましたが、なんと言うか…夫に騙されたなーと(^^;

「大人数だから頑張らなくてもイイし、楽だよ」

そう言っていた夫ですが、嘘ばーっか。
皆さんは昨年秋からずーっと練習されていたはずなのですが、ちっとも仕上がってない上に、どこもここも音が怪し~。
5月に演奏会本番を控えているのに、この状態って相当ヤバイと思うのですが。

「これで本当に大丈夫なの?間に合うの?」
「うーん、まあ、適当に頑張ってね」

だーまーさーれーたー。
頑張らなくてもイイから楽だって言ったくせにー。
と言うか、10年前にジョイントした時は、皆さんもう少し歌えていたよーな気が。
年と共に平均年齢が上がり、声を保つのが難しくなっているのでしょうか。
指導している先生は芸大声楽科出身で、皆さん、信頼を寄せて、楽しみつつ頑張っている様子が伺えますが、先生も団員さん達も大変そう。
市民合唱団系は、技術や声、目的などのレベルを揃えるのが本当に大変なんですよね。
レオンの旦那さんも正月明けに転勤になり、「転勤先、近いじゃーん。いらっしゃーい」と言うことで、ここの合唱団さんに勧誘捕獲されたばっかり。
うちの夫もレオンの旦那さんも、バリバリのグリークラブ出身なので、なにやら凄く頼りにされているわけです。
その奥さんであるワタクシとレオンも狙われているらしく、イモヅル式に即戦力を確保しようと言う作戦?
でも、夫の赴任先って我が家から50キロ離れているんですよー。
イベントのトラ参加は可能ですが、通常練習の参加なんか絶対に無理。
とにかく、譜面(ふづら)は優しいから初見でもOK、仕上がってる皆さんの中に入って覚えよーと、ロクに譜読みもせずに行っちゃったら、当てが外れちゃいましたよ。
それでなくとも、普段は1人1パートと言う激しくdiv(声部が分かれること)する小難しい現代曲を歌い、コンクールで一等賞獲るぞー的活動をしているもので、皆で楽しく歌いましょ~なホンワカ空気に慣れてないワタクシとレオン。
激しく浮きそーな気が(^^;
適当に頑張れって、どう頑張るんだーっ。悩む~。


ブログ拍手コメント御礼

m。さん、お嬢さんの高校ご卒業おめでとうございます。
とりあえずホッと一息ですね。
なにかと心配の種は尽きないでしょうが、時に厳しく取っ組み合いながらも温かく見守ってあげるしかないかな。
お母さん業、頑張ってね。

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