元気そうなのに手遅れって、なんとも不思議

土曜日はお通夜の会葬中に病院からお電話がっ。
通夜式の真っ最中に電話には出られませんので、終了後にかけ直しましたが、「月曜の夕方に先生からお話がありますので来て下さい」とのこと。
入院して一週間。検査結果の説明だろーと出かけて行きましたら、なんと、伯母、すい臓癌でした。それも余命、多分今月一杯。長くて一ヶ月。おーまいがっ！
いやいやいや、本人は食べられないだけで、すこぶる元気そうで憎まれ口も絶好調なんですけどね、とても死にそうには見えないんですけどね、中身はもうダメダメ状態なんだそうですよ。
すい臓はともかく、と言うのも可笑しな話ですが、肝臓の数値がかなり悪く、強い黄疸が出ており、明日にも意識障害起こしてもおかしくない状態なんだとか。
腹部CTを見ながら説明して頂いた話によれば、なんでも肥大したすい臓と癌が胆管を圧迫し、胆汁が逆流して肝臓を溶かしている状態なんだそうですよ。怖っ。
明日にもコロッと逝きそうな肝臓の数値を見る限りでは、癌治療の為に転院したところで、胆管を広げるくらいと抗がん剤投与しか治療方法はなく、持っても三ヶ月から半年でしょうとのこと。
だったら余計な事はせずに、このままここで最期までお世話になった方が良いのか。
とっても近い将来に予後不良が決定しているのであれば、８６歳と言う年齢も鑑みて、ワタクシの独断で最期までこちらでお世話になる事に決めてしまおうとしましたら、「いやいやいや、アナタ一人で決めると、亡くなった後で絶対にストレス掛かるから、とにかく誰かと相談していらっしゃい」と言われちゃいました。いやー、気を遣って頂いちゃってスミマセンねー、センセイって感じ(^^;
ですが、相談もなにも父以外に相談できる相手はおらん！
伯母の妹である母も弟でもある伯父もアルツハイマー！従兄弟は伯父のお世話でテンテコマイ！ワタクシだってジジババ、更にババの上乗せでテンテコマイ！
転院してもですよ、「意識なくなりました、同意書必要です、来てください」と言われて、すぐに飛んで行ける距離ならいいですけど、無理ですもん。
例えば真夜中に病院から電話が来ても、県内でも筑波、下手すりゃ埼玉やら東京の病院にどーやって行けと？無理だー、絶対に無理だーっ。
病院を出た後すぐさま実家に行き、父に事情を説明し、「転院せずにこのまま最期までお世話になってもいいよね？いいよね？ね？」と確認を取り、その場で病院に電話して、主治医に宜しくお願いしてきましたよ。
実は伯母のすぐ下にいた妹がすい臓癌で亡くなっているんですよ。いやだなー。
伯母本人には「すい臓炎だってさ」と言うことにしてあるのですが、「すい臓炎ってなによ。すい臓癌だったら手術してでも治すのに」とか言っちゃって強気！
そしてワタクシに向かって「うちの家系はすい臓が弱いんだわ。アンタもなるよ」と言うんですから！
すい臓炎もイヤだけど、すい臓癌なんてもっとイヤだわ！「アンタもなるよ」なんて言うな、こら！とても棺おけに片足突っ込んでる人とは思えないでしょ、この台詞！(^^;
病院には「意識失ったら個室に移しますので、すぐに連絡がつく状態でいて下さいね」と念を押されてしまったわ。
土曜日に電話に出なかったことを根に持ってるなー。お通夜だったもんで、電話に出られなくてスミマセンでしたねー(^^;
でも本当に、意識を失いそうな病人には見えないんですよねえ。なんとも不思議で仕方がありません。

あー、なんだか今日も疲れたー。
明日は伯母に頼まれた温かいパジャマと肌着を購入に行かねば。
「長く入院しそうよ。一ヶ月じゃ退院は無理かもね」と言いましたら、パジャマと下着が足りないから買って来いと言うのですよ。
一瞬「今月一杯の命かもしれんのに、勿体無いな…」と思いましたが（薄情な姪！）、本人はまさか自分が死ぬとは思ってないし、末期は真新しい肌着とパジャマで迎えさせてあげたいもんね。ちゃんと買いますよ、うん(^^;

と言うわけで、しばしネットから離れることになりそうです。
唐突に雑談しに現れるかもしれませんが、余力があればねーって感じかも(^^;
では、また！大丈夫、頑張るよ！