category:音楽
昨日は毎年この季節恒例の地域イベント合唱コンサート。
今年はお疲れさん状態のワタクシはパス。客席におとなしく座ってたら、会う人会う人、「なんで座ってるの?出ないの?」
「そーゆーアナタもね」と言いたくなるのは、皆、合唱関係者だからだ。ちょっとー、あんたら、ほんとになんで出てないわけーっ。
「俺、今度テレビに出るから、歌うから見て」と「見て見て」うるさい知人に絡まれてるうちにコンサートが始まり、前半の佳境と言うところで、ワタクシのお腹の虫が騒ぎ出したっ。
おのれ、カップメンだけじゃ足りなかったかーっ!
黙ってろーと心から念じているにもかかわらず、ググゥゥゥゥと情け容赦なくフォルテッシモで鳴り響き、隣に座った友人の失笑を誘う腹の虫。
慌てて休憩時間中に知り合いを回って、飴玉を恵んでもらったさ。
そんなアクシデントはあったけど、今年のコンサートは楽しかったわ。
一昨日のGP(ゲーペー/ゲネプロ/本番さながらの練習のこと)も良かったけど(顔パスで見学してきたのだ)、本番はもっと良かった。
まずプログラムが良かったし、ソリストも良かったし、室内楽も良かった!
ソリストのバリトン歌手は若いイケメンお兄ちゃんで、クラシック歌手と言うよりもミュージカル向けかも。「一人劇団四季?」ってな感じ。
バリトンと言うよりは、ハイバリ。いや、テノール寄り?
声量と音色の深みがちょいと惜しいけど、イケメンで可愛いから、おばちゃん許しちゃう。許容範囲よ(^^;
でもちゃんと言葉が命を持って訴えかけてきたのは、さすがプロであった。音楽って凄いと改めて思ったよ。
ソプラノ歌手は文句なしの素晴らしい美声であった。
GPでは入りを2度ほど間違えて、ペロリと舌を出していた愛嬌のある可愛いお姉ちゃんだったが、すんばらしい!ホニャララ声楽コンクール3位はさすが。ああ、弟子入りしたい!
余談のうえに内緒だが、音大声楽科現役の男子生徒で「おお!」と慄くほどの美声の持ち主は稀だ。
そりゃ皆、イイ声してるから声楽家になろうと野望を抱いて音大に来るわけだけど、勉強するうちにもっともっと磨かれて行くのだね。
もともと声楽家なんて怪しい(!)職業を目指す男は少ない。
だから声楽科に在籍する男の絶対数はもの凄ーく少なく、絶世の美声ってな人はもっと少ない。
下手するとその辺の市民合唱団にいる、アマチュアのおっさんの方が美声!上手いじゃん!なんてことがあったりしちゃうのだよ。
なんて話は置いておいて、はて、室内楽のフルートのお方、すんごくイイ音。どこのどなた?
んんん、あのおヒゲには見覚えがあるよーな。うぬう、遠目でハッキリしないけど、まさか元N響さん?
ワタクシは何を隠そうN響ファンなのだ。
講習会などで受付を頼まれることが多いワタクシは、講師のN響メンバーを見ているうちにN響のファンになったという、ナンダソレな凄く失礼なファンなんだぞ。まったくミーハーにも程がある。
間違っていたら恥なので周囲には漏らさず、「きっとそう、絶対そう!」と家に帰ってweb検索したら、やっぱり元主席奏者のご本人様であった。
今年の合唱メンバー、イイわねー。羨ましい!ちょっと乗りたかったかも(^^;
終演後、伴奏ピアニストを務めた元義妹が「お姉ちゃん、お花ありがとー」と駆け寄ってきたので、「500円の花束だけど、気は心だぜ」と言ったら、「あたしの演奏は500円分の価値かい!」と見事な突っ込みを入れてきた。やるな、元義妹。
夫の赴任先合唱団の皆さんも聴きにいらしていて、県連盟理事のおっさんから「来月のフォーレ、よろしく頼むね」と念を押される。
コンサートは来月の第三週とまだ少し先だが、きっと「こいつ、家で練習してねーだろな」と思われたに違いない。大当たりだよ。はっはっは。
「オケが入るから(誤魔化せるし)楽しみなんだー」と脳天気に笑顔で答えるワタクシ。ホントにまるっと歌えない部分があるんだよ、内緒だけど(^^;
「あのさ、この前、アルトやってたけど、本当はソプラノだよね?」と聞かれたので、「アルト頼むって言われたよ?」と自分のタコは棚に上げて答えたら、「来週のオケ合わせの時、適当にチェンジしてみて」だって。この期に及んでそんな器用な真似できるかーっ。
その後、ワタクシが所属する混声アンサンブルの幹事長をとっ捕まえて、今年の課題曲集を購入。
ワタクシはまるっと4月一杯お休みしているので、幹事長のデカイ顔を見るのも久しぶりであった。
「課題曲、決まった?どれやっとけばいい?」
「G1かG2。俺のお勧めはG2だけどね。どーかなー」
うわ、また現代作曲家かい。頭痛がしてきそうだぜ。
はいはい、一通り読んでおきますよーと約束して別れる。
夫の衣装を受け取って(彼はステージに乗っていたのよ)、ヨーカドーの地下で買い物をした後はタクシー乗り場へ急ぐ。
汗を吸った礼服は重たくてかなわんのよ。バスになんか乗れるかい!
しかし、待っていたタクシーに乗り込んで、「うっ!」
なんとワキガが臭い、あのテンガロンハットのじいちゃん運転手じゃないか!
乗りたくないタクシーNO1なのに、これで4回目の出会い?
本当に「うっ!」と呻いたワタクシに、じいちゃんは「どうしました~?」と明るく尋ねたけど、今更「降りる!」とも言えず、行き先だけ短く伝えた後は息を浅く吸って~吐いて~、強烈な匂いに必死で耐える。
なんでこんな気持ちのイイ夜の最後にスカを引いちゃうんだ、と自分が恨めしかった。とほほ。
さて、今日はノルウェー人指揮者の発声講習会に行ってきます。
ここ数年、縁あって外人さんの指導を受けることが多いけど、今年もまた外人だー!
田舎者ゆえ外人が珍しくて仕方がなく、興奮しております(^^;
ぎぶ みー ちょこれいと!
今年はお疲れさん状態のワタクシはパス。客席におとなしく座ってたら、会う人会う人、「なんで座ってるの?出ないの?」
「そーゆーアナタもね」と言いたくなるのは、皆、合唱関係者だからだ。ちょっとー、あんたら、ほんとになんで出てないわけーっ。
「俺、今度テレビに出るから、歌うから見て」と「見て見て」うるさい知人に絡まれてるうちにコンサートが始まり、前半の佳境と言うところで、ワタクシのお腹の虫が騒ぎ出したっ。
おのれ、カップメンだけじゃ足りなかったかーっ!
黙ってろーと心から念じているにもかかわらず、ググゥゥゥゥと情け容赦なくフォルテッシモで鳴り響き、隣に座った友人の失笑を誘う腹の虫。
慌てて休憩時間中に知り合いを回って、飴玉を恵んでもらったさ。
そんなアクシデントはあったけど、今年のコンサートは楽しかったわ。
一昨日のGP(ゲーペー/ゲネプロ/本番さながらの練習のこと)も良かったけど(顔パスで見学してきたのだ)、本番はもっと良かった。
まずプログラムが良かったし、ソリストも良かったし、室内楽も良かった!
ソリストのバリトン歌手は若いイケメンお兄ちゃんで、クラシック歌手と言うよりもミュージカル向けかも。「一人劇団四季?」ってな感じ。
バリトンと言うよりは、ハイバリ。いや、テノール寄り?
声量と音色の深みがちょいと惜しいけど、イケメンで可愛いから、おばちゃん許しちゃう。許容範囲よ(^^;
でもちゃんと言葉が命を持って訴えかけてきたのは、さすがプロであった。音楽って凄いと改めて思ったよ。
ソプラノ歌手は文句なしの素晴らしい美声であった。
GPでは入りを2度ほど間違えて、ペロリと舌を出していた愛嬌のある可愛いお姉ちゃんだったが、すんばらしい!ホニャララ声楽コンクール3位はさすが。ああ、弟子入りしたい!
余談のうえに内緒だが、音大声楽科現役の男子生徒で「おお!」と慄くほどの美声の持ち主は稀だ。
そりゃ皆、イイ声してるから声楽家になろうと野望を抱いて音大に来るわけだけど、勉強するうちにもっともっと磨かれて行くのだね。
もともと声楽家なんて怪しい(!)職業を目指す男は少ない。
だから声楽科に在籍する男の絶対数はもの凄ーく少なく、絶世の美声ってな人はもっと少ない。
下手するとその辺の市民合唱団にいる、アマチュアのおっさんの方が美声!上手いじゃん!なんてことがあったりしちゃうのだよ。
なんて話は置いておいて、はて、室内楽のフルートのお方、すんごくイイ音。どこのどなた?
んんん、あのおヒゲには見覚えがあるよーな。うぬう、遠目でハッキリしないけど、まさか元N響さん?
ワタクシは何を隠そうN響ファンなのだ。
講習会などで受付を頼まれることが多いワタクシは、講師のN響メンバーを見ているうちにN響のファンになったという、ナンダソレな凄く失礼なファンなんだぞ。まったくミーハーにも程がある。
間違っていたら恥なので周囲には漏らさず、「きっとそう、絶対そう!」と家に帰ってweb検索したら、やっぱり元主席奏者のご本人様であった。
今年の合唱メンバー、イイわねー。羨ましい!ちょっと乗りたかったかも(^^;
終演後、伴奏ピアニストを務めた元義妹が「お姉ちゃん、お花ありがとー」と駆け寄ってきたので、「500円の花束だけど、気は心だぜ」と言ったら、「あたしの演奏は500円分の価値かい!」と見事な突っ込みを入れてきた。やるな、元義妹。
夫の赴任先合唱団の皆さんも聴きにいらしていて、県連盟理事のおっさんから「来月のフォーレ、よろしく頼むね」と念を押される。
コンサートは来月の第三週とまだ少し先だが、きっと「こいつ、家で練習してねーだろな」と思われたに違いない。大当たりだよ。はっはっは。
「オケが入るから(誤魔化せるし)楽しみなんだー」と脳天気に笑顔で答えるワタクシ。ホントにまるっと歌えない部分があるんだよ、内緒だけど(^^;
「あのさ、この前、アルトやってたけど、本当はソプラノだよね?」と聞かれたので、「アルト頼むって言われたよ?」と自分のタコは棚に上げて答えたら、「来週のオケ合わせの時、適当にチェンジしてみて」だって。この期に及んでそんな器用な真似できるかーっ。
その後、ワタクシが所属する混声アンサンブルの幹事長をとっ捕まえて、今年の課題曲集を購入。
ワタクシはまるっと4月一杯お休みしているので、幹事長のデカイ顔を見るのも久しぶりであった。
「課題曲、決まった?どれやっとけばいい?」
「G1かG2。俺のお勧めはG2だけどね。どーかなー」
うわ、また現代作曲家かい。頭痛がしてきそうだぜ。
はいはい、一通り読んでおきますよーと約束して別れる。
夫の衣装を受け取って(彼はステージに乗っていたのよ)、ヨーカドーの地下で買い物をした後はタクシー乗り場へ急ぐ。
汗を吸った礼服は重たくてかなわんのよ。バスになんか乗れるかい!
しかし、待っていたタクシーに乗り込んで、「うっ!」
なんとワキガが臭い、あのテンガロンハットのじいちゃん運転手じゃないか!
乗りたくないタクシーNO1なのに、これで4回目の出会い?
本当に「うっ!」と呻いたワタクシに、じいちゃんは「どうしました~?」と明るく尋ねたけど、今更「降りる!」とも言えず、行き先だけ短く伝えた後は息を浅く吸って~吐いて~、強烈な匂いに必死で耐える。
なんでこんな気持ちのイイ夜の最後にスカを引いちゃうんだ、と自分が恨めしかった。とほほ。
さて、今日はノルウェー人指揮者の発声講習会に行ってきます。
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田舎者ゆえ外人が珍しくて仕方がなく、興奮しております(^^;
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