category:雑記
遂に出来上がってきました。
なにがって、ワタクシのやっすーい化繊の着物ですよ(^^;
先日、古い着物をお店に持ち込んで、仕立て直しが可能かどうか、着物鑑定士さんに見て頂いていたのですが、そこに店員さんが「あびこさーん、できましたよー」
現れたのは化繊のやっすい着物です。正絹と違って手触りゴワゴワ(^^;
練習用だからそれはそれでイイんだけどさー、せっかくイイものを持ち込んで見てもらっていたのに、ナンチャッテを持って来るなーっ。
因みに鑑定士さんは、渋いロマンスグレーでしたのよ。
スラリとした長身に、白いものが多めの髪をサッと後ろに撫で付けて、目尻の皺が優しくて、口ひげが良く似合うイイ男。
ワタクシとそう歳は変わらないと思うけれど、イイ感じに年齢を重ねた男ってのはセクシーだわねえ。
脂ぎった助平オヤジは論外だけど、自分を良く知り、イイ感じに年齢を重ねて来た男は、40、50になっても素敵だと思いません?
今、50代の男がモテルらしいって話し、分かる気がしますよ。
酸いも甘いも噛み分けて、女にも金にも社会的地位にもガッツイてなくて、精神的に余裕があって、時間やお金の使い方がキレイな男はモテルでしょう。
10代、20代の頃は野性味のある男が好きだったけど、その後は粗暴な男はアウトオブ眼中。
なんだろね、品位って言うのかな。優男とかお上品って意味じゃなくて、なんちゅーかこう卑しくない人がスキだなー。
男でも女でも、清々しい人が好きだし、実際に長年付き合っている友人には、そーゆータイプの人が多いです。
学歴なんてなくても構わないのよ。知識とか教養とか、あると思っている人の方が卑しさを感じることもあったりするし。
謙虚な人が好きって言っちゃうと、そーゆーおまえはどうなんだって話しになっちゃうから言えないけどー(^^;
「この人、モテルだろうなあ」とチラリチラリと伺ってしまったのは、別に粉をかけたわけじゃなく、羨ましかったからよ。
男と比べて、女がいい感じに歳を重ねるのは難しい気がするもの。
女は派手なおばちゃんになって行くか、地味なおばちゃんになって行くか、両極端なよーな気がするのね。
いや、派手でもなく地味でもない普通のおばちゃんが圧倒的に多いけどさ。
キレイなおばちゃまになれる人って少ないよね。
それに、どーしても女は年齢と共に素顔を人前で晒せなくなって行くじゃない。
その点、初対面の相手を前にしても、男は素顔勝負。
妙齢の女が鏡に向かえば、「目尻、上がれ!」とアイライナーを握る手に力が入ると言うもの。
ああ、幾つになっても素顔で勝負できる男が羨ましい。
たとえお腹回りが張り出していても「恰幅がいい」とか「貫禄がある」とか、男にはプラス思考のマヤカシ言葉が用意されているじゃないか。
ワタクシに「貫禄あるねえ」なんて言ってごらん。二度と口きいてやらないよ。ぷんぷん。
さて、鑑定してもらった着物は2枚。
1枚は小豆色の色無地。以前、実家からかっぱらってきたよーと画像を掲載した、母のアレです。
コレがなんと、ビックリなことに染め師さん泣かせの高級織りだそうで、鑑定士さん「いい物ですよ」と大絶賛。
だがしかし、なのね。
なんせ大昔の着物なので、元々の反物の幅が狭く、仕立て直すには縫い代があまりにも少ないのだそうですよ。
このまましまっておくには裏地が変色していて、それがいずれ表に響きそうで、そうなったら勿体無いしで、うーんうーんと迷った末に、解いて洗って巻きにしてもらうことに。
「手触りが変化してしまうので、普通の着物のように薄紙を間に挟んだりせずに、そっとそのまま大事に保管して下さい。保管に困っても絶対に捨てないで下さいね」と念を押されてしまいました。
そうかー、そんなにイイものだったのかー。それじゃ発表会用のドレスに作り直してもいいかも。むふふふ。
そう言ったら夫が「自分で縫えば安上がり」だって。
ロングドレスなんて縫ったことないっちゅーの!
それに綿ならともかく絹だよ?失敗したら、それこそ勿体無いっちゅーの!
もう1枚は紬なのですが、鑑定士さんも「大島、じゃないなあ。結城、かなあ?」と首を傾げていた、出自が良く分からないシロモノ。
実は50年ほどしまいっぱなしの上に、一度も袖を通したことのない着物なのですが、糊がしっかり利いてるわりにカビもなく、虫食いもなく、驚異的にイイ保存状態。
「うーむ、これはピレ×ラエースのお陰としか思えんわ」
「今、売ってないでしょう。ソレ使ってアメリカで子どもが爆弾作っちゃいましたからねぇ」
そうなの?
爆弾の原料の残り香に守られていたのか、紬!
保存状態はOKですが、やっぱり合わせが足りなくてねー。このままじゃ着られないのよ。とほほ。
こちらも反物の幅が狭くて、どうにか身幅は出せても、おはしょり分や裄が出ない(胴回りのみならず、ワタシャ腕もビヨーンと長いのよ)と言うことで、生地を足して仕立て直すことにしました。
昔着ていた浴衣も身体に合わないので、やっすい生地を海外ミシン縫製にしてもらって、襦袢も一番安い生地と縫製で作り、なんだーかんだーと結構な出費でしたが、これでようやく一揃いです。
ワタクシばっかり着られる着物が増えて行くってのもナンだなーと思い、夫に聞いてみましたよ。
「あのさー、ワタクシが着付け覚えたら、君も浴衣作って着るかね?」
「うん!」
一瞬の迷いもなく即答する夫に感心したよ。
実家の父の紬を解いて仕立て直そうかなーと思ったね。
中年夫婦が浴衣で夕涼みってのも、なかなかイイんでないかい?
見学に行った着付け教室では、かなり年配の奥様もいらして、ちょっと安心しました。
ワタクシは浴衣、襦袢が仕上がってからになるので、多分6月から。
先生は「なんでもいいから着られるもの全部持ってきたらー?来月から始めよ?」と仰っていましたが、勘弁してー。着られる襦袢がないんだってば(^^;
それにしても新たな楽しみが増えるのって、ほんと楽しいですなv
なにがって、ワタクシのやっすーい化繊の着物ですよ(^^;
先日、古い着物をお店に持ち込んで、仕立て直しが可能かどうか、着物鑑定士さんに見て頂いていたのですが、そこに店員さんが「あびこさーん、できましたよー」
現れたのは化繊のやっすい着物です。正絹と違って手触りゴワゴワ(^^;
練習用だからそれはそれでイイんだけどさー、せっかくイイものを持ち込んで見てもらっていたのに、ナンチャッテを持って来るなーっ。
因みに鑑定士さんは、渋いロマンスグレーでしたのよ。
スラリとした長身に、白いものが多めの髪をサッと後ろに撫で付けて、目尻の皺が優しくて、口ひげが良く似合うイイ男。
ワタクシとそう歳は変わらないと思うけれど、イイ感じに年齢を重ねた男ってのはセクシーだわねえ。
脂ぎった助平オヤジは論外だけど、自分を良く知り、イイ感じに年齢を重ねて来た男は、40、50になっても素敵だと思いません?
今、50代の男がモテルらしいって話し、分かる気がしますよ。
酸いも甘いも噛み分けて、女にも金にも社会的地位にもガッツイてなくて、精神的に余裕があって、時間やお金の使い方がキレイな男はモテルでしょう。
10代、20代の頃は野性味のある男が好きだったけど、その後は粗暴な男はアウトオブ眼中。
なんだろね、品位って言うのかな。優男とかお上品って意味じゃなくて、なんちゅーかこう卑しくない人がスキだなー。
男でも女でも、清々しい人が好きだし、実際に長年付き合っている友人には、そーゆータイプの人が多いです。
学歴なんてなくても構わないのよ。知識とか教養とか、あると思っている人の方が卑しさを感じることもあったりするし。
謙虚な人が好きって言っちゃうと、そーゆーおまえはどうなんだって話しになっちゃうから言えないけどー(^^;
「この人、モテルだろうなあ」とチラリチラリと伺ってしまったのは、別に粉をかけたわけじゃなく、羨ましかったからよ。
男と比べて、女がいい感じに歳を重ねるのは難しい気がするもの。
女は派手なおばちゃんになって行くか、地味なおばちゃんになって行くか、両極端なよーな気がするのね。
いや、派手でもなく地味でもない普通のおばちゃんが圧倒的に多いけどさ。
キレイなおばちゃまになれる人って少ないよね。
それに、どーしても女は年齢と共に素顔を人前で晒せなくなって行くじゃない。
その点、初対面の相手を前にしても、男は素顔勝負。
妙齢の女が鏡に向かえば、「目尻、上がれ!」とアイライナーを握る手に力が入ると言うもの。
ああ、幾つになっても素顔で勝負できる男が羨ましい。
たとえお腹回りが張り出していても「恰幅がいい」とか「貫禄がある」とか、男にはプラス思考のマヤカシ言葉が用意されているじゃないか。
ワタクシに「貫禄あるねえ」なんて言ってごらん。二度と口きいてやらないよ。ぷんぷん。
さて、鑑定してもらった着物は2枚。
1枚は小豆色の色無地。以前、実家からかっぱらってきたよーと画像を掲載した、母のアレです。
コレがなんと、ビックリなことに染め師さん泣かせの高級織りだそうで、鑑定士さん「いい物ですよ」と大絶賛。
だがしかし、なのね。
なんせ大昔の着物なので、元々の反物の幅が狭く、仕立て直すには縫い代があまりにも少ないのだそうですよ。
このまましまっておくには裏地が変色していて、それがいずれ表に響きそうで、そうなったら勿体無いしで、うーんうーんと迷った末に、解いて洗って巻きにしてもらうことに。
「手触りが変化してしまうので、普通の着物のように薄紙を間に挟んだりせずに、そっとそのまま大事に保管して下さい。保管に困っても絶対に捨てないで下さいね」と念を押されてしまいました。
そうかー、そんなにイイものだったのかー。それじゃ発表会用のドレスに作り直してもいいかも。むふふふ。
そう言ったら夫が「自分で縫えば安上がり」だって。
ロングドレスなんて縫ったことないっちゅーの!
それに綿ならともかく絹だよ?失敗したら、それこそ勿体無いっちゅーの!
もう1枚は紬なのですが、鑑定士さんも「大島、じゃないなあ。結城、かなあ?」と首を傾げていた、出自が良く分からないシロモノ。
実は50年ほどしまいっぱなしの上に、一度も袖を通したことのない着物なのですが、糊がしっかり利いてるわりにカビもなく、虫食いもなく、驚異的にイイ保存状態。
「うーむ、これはピレ×ラエースのお陰としか思えんわ」
「今、売ってないでしょう。ソレ使ってアメリカで子どもが爆弾作っちゃいましたからねぇ」
そうなの?
爆弾の原料の残り香に守られていたのか、紬!
保存状態はOKですが、やっぱり合わせが足りなくてねー。このままじゃ着られないのよ。とほほ。
こちらも反物の幅が狭くて、どうにか身幅は出せても、おはしょり分や裄が出ない(胴回りのみならず、ワタシャ腕もビヨーンと長いのよ)と言うことで、生地を足して仕立て直すことにしました。
昔着ていた浴衣も身体に合わないので、やっすい生地を海外ミシン縫製にしてもらって、襦袢も一番安い生地と縫製で作り、なんだーかんだーと結構な出費でしたが、これでようやく一揃いです。
ワタクシばっかり着られる着物が増えて行くってのもナンだなーと思い、夫に聞いてみましたよ。
「あのさー、ワタクシが着付け覚えたら、君も浴衣作って着るかね?」
「うん!」
一瞬の迷いもなく即答する夫に感心したよ。
実家の父の紬を解いて仕立て直そうかなーと思ったね。
中年夫婦が浴衣で夕涼みってのも、なかなかイイんでないかい?
見学に行った着付け教室では、かなり年配の奥様もいらして、ちょっと安心しました。
ワタクシは浴衣、襦袢が仕上がってからになるので、多分6月から。
先生は「なんでもいいから着られるもの全部持ってきたらー?来月から始めよ?」と仰っていましたが、勘弁してー。着られる襦袢がないんだってば(^^;
それにしても新たな楽しみが増えるのって、ほんと楽しいですなv
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