category:音楽
今回は、素敵に歌いたいと思っている素敵なアナタへ、ワタクシの経験を元にちっこいヒント込みの応援メッセージを数回に渡ってお届けしちゃおうと言う試みです。
既に素敵に歌っているお方にも、なにかしら拾うものがあれば幸い(^^;
過去、ワタクシはソプラノ歌いでありました。
6年ほど前に声帯結節をやっちまいまして、1年くらい休んだ後、リハビリを兼ねて低音パートを歌い始めたのですが、これが新鮮で面白かった。
あ、結節を作ってしまったのは、市民ミュージカルの演出をやった時に、地声を張り上げてガキ共を指導していたからなので、歌で作ったわけではありませぬよ(^^;
アルトのなにが楽しいって、まず超音波のよーな高ーい声を張り上げなくてもイイってのが楽チン!
多少風邪っぴきでも楽に歌える音域ってのが嬉しい!
でも、こう言っちゃなんですが、素敵なソプラノは一杯いるのに、素敵なアルトってなかなか見当たらないと思いませんか?
なんでだろうと、ワタクシ、回りをキョロキョロしてみました。
そーして思ったのは、市民コーラス界の実情は「高い声は出ないから」とアルトを選択せざるを得なかった人がほとんどなのかもって。
なんとなーく楽な音域だからと言う理由で、中音や低音パートを歌っている人、多いんじゃないでしょうか。
アルトパートを歌いはじめて、そんな回りの事情に気づいたワタクシは、どうせなら素敵なアルト歌いになってやろうと思いました。
その頃、若い初心者の子を預けられて、どう指導したらいいのか迷っていた時に、「こんな風に歌いたいなーと思わせるよーなイイ声で隣で歌ってやるのが一番だよ」とウチの暴君我がまま指揮者に言われたことも大きかったと思います。
でもね、素敵なアルトになろうと決心してからは、そりゃあもう苦労の連続でしたよ~。
今も苦労してますが、アルトはちっとも楽チンなパートなんかじゃありませんでした!
アルト歌いのみんな、舐めて掛かっていたワタクシが悪かった!ごめんよ!
声帯と声帯回りの筋肉について少し語りますね。
耳鼻咽喉科の医者の見立てによれば、ワタクシの声帯だか声帯回りの筋肉だかは、長さ的には普通ですが、太くて強く、広い音域をカバーできる作りなのだそうです。
具体的に言うと、結節を作る前は、下のレから三点レまでの3オクターブをカバーしていました。今は高い音域を鍛える機会がないので、せいぜい二点ソが使えるかどーかですが。
以前から少数アンサンブルの時は、ボリュームカバーに低音にスイッチすることもありましたが、基本はソプラノ。
首回りの筋力があるので、声帯を引っ張る力が強く、高い音を出すのに向いてるってことらしいです。
そしてこの首回りの筋力が大事なのです。
スポーツ選手は身体に厚みがあって首が太い人が多いですよね?鍛えてるなーって身体してますよね?
歌うたいも一緒です。
首が太く、胸や肋骨回りに厚みがあった方が声帯が強くて声がイイと言われています。
素敵な歌うたいさんがいたら、首と身体の厚みを観察してみて下さい。きっと素敵に太い首と筒状の身体をお持ちだと思います。
「ちょっとアンタ、なにジロジロ見てんのよ」
「え、いやー、立派な首と身体だなーと思いまして(汗)」
「なんだってー!(怒)」
ってなことにならないよーに、こっそりとね(^^;
まあ、そんなわけで歌うたいもアスリートのように身体を鍛えるのです。
首が太ければイイからと脂肪をつけるんじゃなく、筋肉をつけるんですよー(^^;
「どーやって首を鍛えたの?」と散々聞かれたこともありましたが、ワタクシの場合、学生時代は体育会系部活を過ごし、ダンス歴も長かったので、そのせいじゃないかと思うのですが、定かではありません。
とにかく身体全般の筋力を鍛えるのが一番だとは思います。
たとえば腹筋を鍛えれば、腹式呼吸で横隔膜を下げる力が強くなります。
歌は腹式呼吸と言われますが、横隔膜を下げることで肺が広がり、沢山の空気を取り込むことが可能になるからです。
だから「お腹使って!お腹!」と指導者の皆さんは叫ぶのですね。あれは闇雲に叫んでいるんじゃないわけですよ(^^;
いや、軍隊式に頭ごなしに「腹式呼吸開始!」みたいな指導者が多いのかな?
「空気は肺に入るもんでしょ。なんでお腹?」と疑問に思っている人だってきっといるよね?
子どもと違って、大人は何事も理屈を知って納得してから始める人が多いから、ちゃんと理屈を説明するって意外と大事なのかもしれないなー。
腹式呼吸は、横隔膜を下げることで肺の位置が広がり、沢山の空気を取り込む為に効果的な呼吸方法。
そう考えると、歌うのに有効だと分かりますよね。
それはともかく、声帯が強いってのは、声帯を引っ張る力が強いって意味でもあります。
イコール、首の筋力が強いってことです。
テノール歌手の故W.ウー先生のレッスンで、ワタクシ「あなたの首は馬で言うならサラブレッドだ。なんて太くて素晴らしい」と、結婚前の20代半ばの女には全く嬉しくない賞賛を受けたことがあります。
レッスンを見学してたみなさんに、「見ろ見ろ、耳から肩の付け根まで真っ直ぐで太いだろう。顔の幅と首の太さが一緒だ」って…だから歌うたいとしちゃ嬉しいけど、女としちゃ嬉しくないっつーの(^^;
この時に「どーやって首を鍛えたの?」と散々聞かれたのねん(^^;
そして先生は、太くて強い声帯を支えるには、太い首と太い身体が必要だと力説されたのです。
声帯が強くても、それを支える首や身体が細くては声が持たないのだそうです。
また、別の師匠は「太くて短い首の方がイメージ的に上から下まで声を繫げやすい」と言っていました。
「背が高くて首が長い人は声帯も長いことが多いから、繫げたり引っ張るのが大変そうだ」とも。
ソプラノ歌手の中丸三千絵さんは、毎日の筋力トレーニングを怠らないそうです。
ですから必ずジムのあるホテルに宿泊すると聞いたことがあります。
そー言えば、20代の頃はサラブレッドだったワタクシの首は、加齢と共にタルんで細くなっちゃったよーな気が…鍛えねば!(^^;
長くなったので、続きはまた今度。
仮名を使うのが面倒になったので、ご本人様には失礼ながら実名もバンバン出しちゃいました。
なにぞ不都合があればご連絡をば。
師匠達とウチの暴君我がまま指揮者はそのまんま通す!
既に素敵に歌っているお方にも、なにかしら拾うものがあれば幸い(^^;
過去、ワタクシはソプラノ歌いでありました。
6年ほど前に声帯結節をやっちまいまして、1年くらい休んだ後、リハビリを兼ねて低音パートを歌い始めたのですが、これが新鮮で面白かった。
あ、結節を作ってしまったのは、市民ミュージカルの演出をやった時に、地声を張り上げてガキ共を指導していたからなので、歌で作ったわけではありませぬよ(^^;
アルトのなにが楽しいって、まず超音波のよーな高ーい声を張り上げなくてもイイってのが楽チン!
多少風邪っぴきでも楽に歌える音域ってのが嬉しい!
でも、こう言っちゃなんですが、素敵なソプラノは一杯いるのに、素敵なアルトってなかなか見当たらないと思いませんか?
なんでだろうと、ワタクシ、回りをキョロキョロしてみました。
そーして思ったのは、市民コーラス界の実情は「高い声は出ないから」とアルトを選択せざるを得なかった人がほとんどなのかもって。
なんとなーく楽な音域だからと言う理由で、中音や低音パートを歌っている人、多いんじゃないでしょうか。
アルトパートを歌いはじめて、そんな回りの事情に気づいたワタクシは、どうせなら素敵なアルト歌いになってやろうと思いました。
その頃、若い初心者の子を預けられて、どう指導したらいいのか迷っていた時に、「こんな風に歌いたいなーと思わせるよーなイイ声で隣で歌ってやるのが一番だよ」とウチの暴君我がまま指揮者に言われたことも大きかったと思います。
でもね、素敵なアルトになろうと決心してからは、そりゃあもう苦労の連続でしたよ~。
今も苦労してますが、アルトはちっとも楽チンなパートなんかじゃありませんでした!
アルト歌いのみんな、舐めて掛かっていたワタクシが悪かった!ごめんよ!
声帯と声帯回りの筋肉について少し語りますね。
耳鼻咽喉科の医者の見立てによれば、ワタクシの声帯だか声帯回りの筋肉だかは、長さ的には普通ですが、太くて強く、広い音域をカバーできる作りなのだそうです。
具体的に言うと、結節を作る前は、下のレから三点レまでの3オクターブをカバーしていました。今は高い音域を鍛える機会がないので、せいぜい二点ソが使えるかどーかですが。
以前から少数アンサンブルの時は、ボリュームカバーに低音にスイッチすることもありましたが、基本はソプラノ。
首回りの筋力があるので、声帯を引っ張る力が強く、高い音を出すのに向いてるってことらしいです。
そしてこの首回りの筋力が大事なのです。
スポーツ選手は身体に厚みがあって首が太い人が多いですよね?鍛えてるなーって身体してますよね?
歌うたいも一緒です。
首が太く、胸や肋骨回りに厚みがあった方が声帯が強くて声がイイと言われています。
素敵な歌うたいさんがいたら、首と身体の厚みを観察してみて下さい。きっと素敵に太い首と筒状の身体をお持ちだと思います。
「ちょっとアンタ、なにジロジロ見てんのよ」
「え、いやー、立派な首と身体だなーと思いまして(汗)」
「なんだってー!(怒)」
ってなことにならないよーに、こっそりとね(^^;
まあ、そんなわけで歌うたいもアスリートのように身体を鍛えるのです。
首が太ければイイからと脂肪をつけるんじゃなく、筋肉をつけるんですよー(^^;
「どーやって首を鍛えたの?」と散々聞かれたこともありましたが、ワタクシの場合、学生時代は体育会系部活を過ごし、ダンス歴も長かったので、そのせいじゃないかと思うのですが、定かではありません。
とにかく身体全般の筋力を鍛えるのが一番だとは思います。
たとえば腹筋を鍛えれば、腹式呼吸で横隔膜を下げる力が強くなります。
歌は腹式呼吸と言われますが、横隔膜を下げることで肺が広がり、沢山の空気を取り込むことが可能になるからです。
だから「お腹使って!お腹!」と指導者の皆さんは叫ぶのですね。あれは闇雲に叫んでいるんじゃないわけですよ(^^;
いや、軍隊式に頭ごなしに「腹式呼吸開始!」みたいな指導者が多いのかな?
「空気は肺に入るもんでしょ。なんでお腹?」と疑問に思っている人だってきっといるよね?
子どもと違って、大人は何事も理屈を知って納得してから始める人が多いから、ちゃんと理屈を説明するって意外と大事なのかもしれないなー。
腹式呼吸は、横隔膜を下げることで肺の位置が広がり、沢山の空気を取り込む為に効果的な呼吸方法。
そう考えると、歌うのに有効だと分かりますよね。
それはともかく、声帯が強いってのは、声帯を引っ張る力が強いって意味でもあります。
イコール、首の筋力が強いってことです。
テノール歌手の故W.ウー先生のレッスンで、ワタクシ「あなたの首は馬で言うならサラブレッドだ。なんて太くて素晴らしい」と、結婚前の20代半ばの女には全く嬉しくない賞賛を受けたことがあります。
レッスンを見学してたみなさんに、「見ろ見ろ、耳から肩の付け根まで真っ直ぐで太いだろう。顔の幅と首の太さが一緒だ」って…だから歌うたいとしちゃ嬉しいけど、女としちゃ嬉しくないっつーの(^^;
この時に「どーやって首を鍛えたの?」と散々聞かれたのねん(^^;
そして先生は、太くて強い声帯を支えるには、太い首と太い身体が必要だと力説されたのです。
声帯が強くても、それを支える首や身体が細くては声が持たないのだそうです。
また、別の師匠は「太くて短い首の方がイメージ的に上から下まで声を繫げやすい」と言っていました。
「背が高くて首が長い人は声帯も長いことが多いから、繫げたり引っ張るのが大変そうだ」とも。
ソプラノ歌手の中丸三千絵さんは、毎日の筋力トレーニングを怠らないそうです。
ですから必ずジムのあるホテルに宿泊すると聞いたことがあります。
そー言えば、20代の頃はサラブレッドだったワタクシの首は、加齢と共にタルんで細くなっちゃったよーな気が…鍛えねば!(^^;
長くなったので、続きはまた今度。
仮名を使うのが面倒になったので、ご本人様には失礼ながら実名もバンバン出しちゃいました。
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