category:雑記
我が家の裏は山だ。
山のてっぺんから段々畑のように勾配を平らにならして作った団地なので、家の裏手は向こうに見える山の間の谷になっている。
山ゆえに緑は豊富すぎるほどあり(そのほとんどはニックキ杉だが)、小動物の宝庫でもある。
5月に天寿をまっとうしたご近所の猫ちゃんは狩りの天才だった。
自分の体よりも大きな野うさぎを次々と捕まえて来て、食い千切っては振り回すのがお得意。まるでスプラッタホラー。
血の匂いに興奮した猫ちゃんは、野うさぎを放さずブン回し続けるので、リビングは血の海と化し、その後のお掃除が半端なく大変だったとか(^^;
ここ数年、野うさぎを見なくなったから、きっと獲り尽くしてしまったのだろうなあと思っていたら、茶色で耳が微妙に長めの生き物が谷の底をノソノソと歩いているのを発見!
くだんの猫ちゃんは19歳と言う高齢で亡くなったのだが、晩年は狩りもできなくなっていたらしい。
遠目すぎてハッキリ「うさぎ」とは確認できなかったが、きっとその間に絶滅寸前だった野うさぎが繁殖したのだ。うん。
他にも夜中から早朝に掛けての団地内では、イタチ、イノシシ、ハクビシンやらムササビだのがウロウロしている。
うちの庭には野うさぎはいないが、野ネズミがいる。
茶色の毛皮で、小さな姫ネズミとか畑ネズミと呼ばれる類のものだ。
実のなる木を多く植えているからなのか、野ネズミがちょくちょく現れる。
この季節は朝晩の庭の水まきが欠かせないが、ホースで水をまくとガサガサと慌てて逃げ出す音が聴こえることがある。野ネズミだ。
ドブネズミはダークグレーで体が大きく見るからに憎たらしいが、野ネズミは掌にすっぽりサイズで大きな黒目が愛らしい。
ドブネズミは捕獲すると歯を剥き出しにしてキーキー喚いて人を威嚇しやがるが、野ネズミはブルブルと震え縮こまってしまう。とっても臆病なのだ。
昔ハツカネズミを飼っていたワタクシはネズミも平気で扱える。
犬猫、鳥も飼っていたし、動物は全面的に好き。
なんせニシキヘビを体に巻きつかせて貰って恍惚となったことがあるくらいだ(変態^^;)
この野ネズミを狙っているのだろう、時々ハクビシンも庭に現れる。
ハクビシンは動物園臭い。強烈な匂いを発するので猫もタジタジだ。
さて、その野ネズミをチビ猫が捕獲し、家の中に放してしまった。
やんわりと咥えて来たのか野ネズミは元気一杯で、一瞬の隙を狙って全速力で逃走!
猫のくせにネズミに逃げられるとは情けない。とほほ。
どこに逃げ込んだのか、野ネズミは影も形も見えない。
これはゴキブリホイホイを買って来るしかないなーと諦めて就寝。
小さいネズミならばゴキブリホイホイでも捕獲可能なのだ。実際これで何匹もドブネズミの子を捕まえたことがある。
足や尻尾に張り付くとゴキブリホイホイが走っているようにすら見える。
初めてこれでネズミを捕まえたときは、中学生だったワタクシは一体どんな巨大ゴキブリが取れたのかと思いビビッたもんだ(^^;
一晩寝たワタクシの頭の中からは野ネズミのことなんぞはスッカリ抜け落ち忘れていたのだが、猫は忘れられなかったらしい。
台所の片隅に陣取りジーッと一点を見つめて動かないチビ猫発見。
ようやく「そう言や夕べネズミが」と思い出し、廃棄処分用の瓶が置いてあるそこを猫と一緒に覗き込んだら、黒々とした丸い瞳とバッチリ目が合った。
野ネズミはしっかりと顔を上げてワタクシを見ている。
なんだかウルウルとした瞳に「お願いです。見逃して下さい」と訴えかけられたような錯覚に陥り躊躇したが、このままにはして置けないと心を鬼にする。
「ごめんね、野ネズミちゃん。成仏して」と瓶をどけてやったところにチビ猫が飛び込み、呆気なくご用。
今度は二度と放さないぞと言わんばかりにガッチリ咥えている猫ごと庭に追い出して、二日掛かりの捕り物は終了した。
やれやれ一件落着とパソコン部屋に向かったワタクシは、足の裏にジャリッと言う感触を覚え、なにごと?と床を見れば、そこにはバラバラ死体となった巨大ナナフシの屍骸が!
ぎゃー!踏んじゃったよ!
このよーにワタクシは自然が豊富すぎる素晴らしい土地に住んでおるのです(^^;
山のてっぺんから段々畑のように勾配を平らにならして作った団地なので、家の裏手は向こうに見える山の間の谷になっている。
山ゆえに緑は豊富すぎるほどあり(そのほとんどはニックキ杉だが)、小動物の宝庫でもある。
5月に天寿をまっとうしたご近所の猫ちゃんは狩りの天才だった。
自分の体よりも大きな野うさぎを次々と捕まえて来て、食い千切っては振り回すのがお得意。まるでスプラッタホラー。
血の匂いに興奮した猫ちゃんは、野うさぎを放さずブン回し続けるので、リビングは血の海と化し、その後のお掃除が半端なく大変だったとか(^^;
ここ数年、野うさぎを見なくなったから、きっと獲り尽くしてしまったのだろうなあと思っていたら、茶色で耳が微妙に長めの生き物が谷の底をノソノソと歩いているのを発見!
くだんの猫ちゃんは19歳と言う高齢で亡くなったのだが、晩年は狩りもできなくなっていたらしい。
遠目すぎてハッキリ「うさぎ」とは確認できなかったが、きっとその間に絶滅寸前だった野うさぎが繁殖したのだ。うん。
他にも夜中から早朝に掛けての団地内では、イタチ、イノシシ、ハクビシンやらムササビだのがウロウロしている。
うちの庭には野うさぎはいないが、野ネズミがいる。
茶色の毛皮で、小さな姫ネズミとか畑ネズミと呼ばれる類のものだ。
実のなる木を多く植えているからなのか、野ネズミがちょくちょく現れる。
この季節は朝晩の庭の水まきが欠かせないが、ホースで水をまくとガサガサと慌てて逃げ出す音が聴こえることがある。野ネズミだ。
ドブネズミはダークグレーで体が大きく見るからに憎たらしいが、野ネズミは掌にすっぽりサイズで大きな黒目が愛らしい。
ドブネズミは捕獲すると歯を剥き出しにしてキーキー喚いて人を威嚇しやがるが、野ネズミはブルブルと震え縮こまってしまう。とっても臆病なのだ。
昔ハツカネズミを飼っていたワタクシはネズミも平気で扱える。
犬猫、鳥も飼っていたし、動物は全面的に好き。
なんせニシキヘビを体に巻きつかせて貰って恍惚となったことがあるくらいだ(変態^^;)
この野ネズミを狙っているのだろう、時々ハクビシンも庭に現れる。
ハクビシンは動物園臭い。強烈な匂いを発するので猫もタジタジだ。
さて、その野ネズミをチビ猫が捕獲し、家の中に放してしまった。
やんわりと咥えて来たのか野ネズミは元気一杯で、一瞬の隙を狙って全速力で逃走!
猫のくせにネズミに逃げられるとは情けない。とほほ。
どこに逃げ込んだのか、野ネズミは影も形も見えない。
これはゴキブリホイホイを買って来るしかないなーと諦めて就寝。
小さいネズミならばゴキブリホイホイでも捕獲可能なのだ。実際これで何匹もドブネズミの子を捕まえたことがある。
足や尻尾に張り付くとゴキブリホイホイが走っているようにすら見える。
初めてこれでネズミを捕まえたときは、中学生だったワタクシは一体どんな巨大ゴキブリが取れたのかと思いビビッたもんだ(^^;
一晩寝たワタクシの頭の中からは野ネズミのことなんぞはスッカリ抜け落ち忘れていたのだが、猫は忘れられなかったらしい。
台所の片隅に陣取りジーッと一点を見つめて動かないチビ猫発見。
ようやく「そう言や夕べネズミが」と思い出し、廃棄処分用の瓶が置いてあるそこを猫と一緒に覗き込んだら、黒々とした丸い瞳とバッチリ目が合った。
野ネズミはしっかりと顔を上げてワタクシを見ている。
なんだかウルウルとした瞳に「お願いです。見逃して下さい」と訴えかけられたような錯覚に陥り躊躇したが、このままにはして置けないと心を鬼にする。
「ごめんね、野ネズミちゃん。成仏して」と瓶をどけてやったところにチビ猫が飛び込み、呆気なくご用。
今度は二度と放さないぞと言わんばかりにガッチリ咥えている猫ごと庭に追い出して、二日掛かりの捕り物は終了した。
やれやれ一件落着とパソコン部屋に向かったワタクシは、足の裏にジャリッと言う感触を覚え、なにごと?と床を見れば、そこにはバラバラ死体となった巨大ナナフシの屍骸が!
ぎゃー!踏んじゃったよ!
このよーにワタクシは自然が豊富すぎる素晴らしい土地に住んでおるのです(^^;
PR
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
最新記事
(01/24)
(01/09)
(11/14)
(10/08)
(07/02)
(05/01)
(04/13)
最新コメント
[12/03 ふぉるて]
[12/02 かなめ]
[11/19 ふぉるて]
[11/19 なのはな]
[06/28 ふぉるて]
アーカイブ
ブログ内検索
最古記事
(05/26)
(05/27)
(05/28)
(05/29)
(05/30)
(05/30)
(05/31)
忍者アナライズ
フリーエリア
フリーエリア
Copyright © 雑記帳 All Rights Reserved.