category:お江戸小話
今日は陰間養成についてです。
えーと、赤裸々に語りますので、男色がお嫌な方は通り過ぎて下さいませ。
これから陰間になろうと言う子供は12、3歳の美少年です。
現在でも容姿の良し悪しを問うときに「目鼻立ち」を話題にしますが、お江戸でも
目と鼻は重要だったようです。
陰間、娼女を問わず鼻は高い方が良いとされ、低い鼻は摘み上げられたそうな。
「田舎から都会に出て来たばかりの子は、すぐには使い物にならない」とされ、
まずは口の中を良く磨いて口臭のないようにし、脇の下を良く洗い、肛門には
指を入れて洗浄するように躾けられます。
また、肌をきめ細かくするために、ザクロの皮を干した粉で体を磨かせました。
三味線、鼓、唄、踊りもお稽古します。仕草も言葉も女らしく改めます。
それと平行して夜の訓練が行われました。
慣れた専門の男性に幾晩か挿入して貰い、器具も使って徐々に肛門を広げて
行くのですが、その間は決して射精はさせませんでした。
これで射精の味を覚えると、初めてお客がついたときに肛門を締めるので、客が
気持ち良さのあまり腰を荒々しく使うため、陰間が怪我をしやすくなるからだ、
とされています。
初トコロテンはお客さんのものだったのですね!(苦笑)
一夜目は、ほんの先っちょだけ挿入しておしまい。
二夜目はカリまで挿入します。三夜目には半分ほど挿入します。
四日目からは五日ほど続けて、本格的に挿入します。
こうすると肛門が潤い、具合が良いと言うのです。
この時、教える側の男性も射精してはいけません。陰間になりたての頃は、中出し
すると直腸内が荒れて、病気になることが多いから、と物の本に記されています。
毎晩こうして訓練されるわけですが、毎回指南役が抜いた後には腰湯をし、棒薬と
いうものを挿入して一晩置くそうです。
木の棒に綿などを巻きつけ、ゴマ油に浸して、最初は硫酸銅をつけたものを挿入し、
直腸裏膜を腐食(!)させ、感覚を鈍らせることから始まります。
山椒の粒などを棒薬にしていれると今度は痒くなりますので、何かを入れて撫でて
貰えば気持ち良くなるようになる、とか。
多分、毎晩、薬を塗った張り型のようなものを入れて寝たんですね。
棒薬に塗るものは他にも色々とあったようです。
実際に事に及ぶ際には、「いちぶのり」というふのりを口の中で良く溶かし、肛門に
塗りつけました(今で言うローションですね)
ふのりは、煮溶かして薄く延ばし紙状に乾かししたものを一分(約3ミリ)に切って
印籠に入れ、持ち歩いたそうです。。
ふのりや、ねり木の汁を使ったり、蜜を使ったり、それでも入らない時には、客を
仰向けに寝かせ上に乗れば、「ずっぽり」だそうな(苦笑)
とは言え、狭い器官に挿入するのですから、やはり難儀することも多かったようで、
「入らんとする時、うちよりはりかけ、少し開くやう」にするのがコツで、大便を
する時のようにいきませると肛門の内側が赤く見えるほどに開くので、タイミングを
見て挿入しなさい、という男色性技の指南書があるほどでした。
お客の方は、酒綿(さけわた)と言って、酒に綿を浸したものを持ちました。
これは、お客のムスコがあまりにも大きくて出来ない時に、お断りする場合の作法の
道具だったようです。
酒綿を手に取り、お客のムスコを撫でると、自然と萎えるのだそうですよ。
それで、お客も無理をせず、納得して帰るのだとか。ほんとかな?
男色養成と床入りの技を読み解くのは難しく(江戸時代の言葉は難解!)、
古語辞典片手に少しずつ楽しみながら勉強中なので、胡乱な部分もあるかも(汗)
さーて、明日はどこに行きましょうかね。
えーと、赤裸々に語りますので、男色がお嫌な方は通り過ぎて下さいませ。
これから陰間になろうと言う子供は12、3歳の美少年です。
現在でも容姿の良し悪しを問うときに「目鼻立ち」を話題にしますが、お江戸でも
目と鼻は重要だったようです。
陰間、娼女を問わず鼻は高い方が良いとされ、低い鼻は摘み上げられたそうな。
「田舎から都会に出て来たばかりの子は、すぐには使い物にならない」とされ、
まずは口の中を良く磨いて口臭のないようにし、脇の下を良く洗い、肛門には
指を入れて洗浄するように躾けられます。
また、肌をきめ細かくするために、ザクロの皮を干した粉で体を磨かせました。
三味線、鼓、唄、踊りもお稽古します。仕草も言葉も女らしく改めます。
それと平行して夜の訓練が行われました。
慣れた専門の男性に幾晩か挿入して貰い、器具も使って徐々に肛門を広げて
行くのですが、その間は決して射精はさせませんでした。
これで射精の味を覚えると、初めてお客がついたときに肛門を締めるので、客が
気持ち良さのあまり腰を荒々しく使うため、陰間が怪我をしやすくなるからだ、
とされています。
初トコロテンはお客さんのものだったのですね!(苦笑)
一夜目は、ほんの先っちょだけ挿入しておしまい。
二夜目はカリまで挿入します。三夜目には半分ほど挿入します。
四日目からは五日ほど続けて、本格的に挿入します。
こうすると肛門が潤い、具合が良いと言うのです。
この時、教える側の男性も射精してはいけません。陰間になりたての頃は、中出し
すると直腸内が荒れて、病気になることが多いから、と物の本に記されています。
毎晩こうして訓練されるわけですが、毎回指南役が抜いた後には腰湯をし、棒薬と
いうものを挿入して一晩置くそうです。
木の棒に綿などを巻きつけ、ゴマ油に浸して、最初は硫酸銅をつけたものを挿入し、
直腸裏膜を腐食(!)させ、感覚を鈍らせることから始まります。
山椒の粒などを棒薬にしていれると今度は痒くなりますので、何かを入れて撫でて
貰えば気持ち良くなるようになる、とか。
多分、毎晩、薬を塗った張り型のようなものを入れて寝たんですね。
棒薬に塗るものは他にも色々とあったようです。
実際に事に及ぶ際には、「いちぶのり」というふのりを口の中で良く溶かし、肛門に
塗りつけました(今で言うローションですね)
ふのりは、煮溶かして薄く延ばし紙状に乾かししたものを一分(約3ミリ)に切って
印籠に入れ、持ち歩いたそうです。。
ふのりや、ねり木の汁を使ったり、蜜を使ったり、それでも入らない時には、客を
仰向けに寝かせ上に乗れば、「ずっぽり」だそうな(苦笑)
とは言え、狭い器官に挿入するのですから、やはり難儀することも多かったようで、
「入らんとする時、うちよりはりかけ、少し開くやう」にするのがコツで、大便を
する時のようにいきませると肛門の内側が赤く見えるほどに開くので、タイミングを
見て挿入しなさい、という男色性技の指南書があるほどでした。
お客の方は、酒綿(さけわた)と言って、酒に綿を浸したものを持ちました。
これは、お客のムスコがあまりにも大きくて出来ない時に、お断りする場合の作法の
道具だったようです。
酒綿を手に取り、お客のムスコを撫でると、自然と萎えるのだそうですよ。
それで、お客も無理をせず、納得して帰るのだとか。ほんとかな?
男色養成と床入りの技を読み解くのは難しく(江戸時代の言葉は難解!)、
古語辞典片手に少しずつ楽しみながら勉強中なので、胡乱な部分もあるかも(汗)
さーて、明日はどこに行きましょうかね。
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