category:雑記
丸二日降り続いた雨が、ようやく上がった。
雨が降り続くと、お子が小学生だった頃を思い出す。
彼女は雨天の日には学校から帰って来ると、必ずワタクシに「今日は出かけた?」と尋ねたものだった。
毎回同じことを尋ねるので「どうしてかなー」と不思議に思い聞いてみると、「お天気の悪い日はお出かけないお母さんが羨ましいから気になる」とのこと。はははは。
小学校まで行き40分、帰りは1時間と言う道のりを通っていた(山の上に家があるゆえに帰りは急な上り坂。子ども達は団地へと続くこの長い坂道を「地獄坂」と罵り呼んでいた)彼女ならではの羨望だった模様。
当時の彼女の将来の夢は、「専業ピアノ主婦」
自宅でピアノを教える先生になれば、雨や雪でも外へ出なくて済むと思ったらしい。しかも専業主婦込み。
夢があるんだから無いんだか良く分からない子どもだったが、結局今でも「今一番興味があるのはキリン」とか言っちゃって、良く分からない人のまんまだ。
それはともかく唐突に雨が止み、日が差して来たなーと思ったら、いつの間にか雲ひとつない青空に変わっていた。
見上げた空が眩しい。
日差しは気持ちイイが紫外線が怖いので、家の中からこっそりと外を眺める。
雨上がりの山は本当に綺麗だ。緑が輝いている。
うちの庭の木々も輝いて美しい。
木々は陽の光を求めて、上へ上へとグングン伸びる。雑草も伸びる。
うーむ、ひと雨ごとに雑草も伸びて行く季節が来たのう。
お隣の奥さんは、「雑草を抜きながら家の周りをぐるっと一周すると、さっき草むしりしたところに、また雑草が生えてる」と言っていた。
ウチは雑草も生えるに任せて、ある程度育ったら一気に電気草刈りでガーッと刈り取っている(夫が)
もう1本ずつ手で抜こうなんて気力も体力も萎えるくらい、見事な雑草芝生化具合の庭だからだ。
我が家の芝生は、もはや下草と呼ぶに相応しい様相である。
ヤギのユキちゃんでも飼って食べてもらおうか。
そんなことを考えながら見上げれば、ヤマモモもムクゲも花桃もヒメシャラも月桂樹も、花が終わってコロ坊主に刈り込んだミモザも、みんな競い合うように伸びている。
今年の夏もジャングル化すること間違いなしだ。
鬱蒼として鬱陶しいので植木屋さんを呼ぼうかとも思うが、ジャングル化した庭は意外と涼しくて気持ちイイので迷っている。
庭には色々なハーブも植わっている。
ラベンダー、ローズマリー、セージ、タイム、ミント、フェンネル、キャットニップ、ローズゼラニュームなど、名前だけ聞けばそこはかとなくスカボロフェアーな世界だが、これまた「自力で頑張れ!」と放置状態なので、やはりジャングル化している。
ハーブと言えば、イギリス風ガーデンを思い浮かべる人もいるだろうが、うちでは野生化しているので、そんなイイものじゃない。
滅多に刈り込みもしないので、その姿は荒々しく野趣に溢れ、どれもこれも強い芳香を放っている。
言うなれば、穏やかでどこか厳しいイギリス紳士と言うよりも、体臭の強いラテン系男、もしくはホームレスのよう…この例えは自分でもなんだか嫌だ(汗)
生存競争が激しい我が庭では、生命力に溢れた強いものだけが生き残る。いつの間にか自然淘汰されて消えて行き、ワタクシに忘れられた植物達も沢山いる。南無。
今、下草達の中で勢力を誇っているのは、ホタルブクロとアシタバであろうか。
植物としては非常に地味な見栄えではあるが、彼らの領土拡大の進軍速度には目を瞠るものがある。
一昨年までかろうじて生き残っていたアスパラガスは、ホタルブクロに征服されてしまったのか影も形も見えない。
まるで反乱軍に襲われてしまったアスパラガス男爵の悲劇ってな感じだ。南無。
ローズマリーは20年経過した頃、突然立ち枯れた。うーん、寿命だったのだろうか。
ラベンダーも約15年経過して古木化しているので、そろそろ寿命かもしれない。
ラベンダーやローズマリーは低木の上に常緑樹だからだろうか、品はあるけど脆弱なイメージのアスパラガス男爵とは違い、年老いたとは言え存在感はバッチリだ。
爵位で言えば、公爵か侯爵ってところ?
彼らが庭から消えてしまうのは、下草扱いのものどもが淘汰されるのとは訳が違う感じがする。
是非とも世襲して脈々と生き延びてもらいたい!
と言うわけで、ゴールデンウィークには若い苗木に植え替えようと思い、ラベンダーを6鉢購入してきた。
もちろん、植え替えるのは夫。
ワタクシは紫外線に晒されるのは嫌なので、家の中で猫どもにかしづかれながら指示を飛ばすつもりよ。おほほほ。
雨が降り続くと、お子が小学生だった頃を思い出す。
彼女は雨天の日には学校から帰って来ると、必ずワタクシに「今日は出かけた?」と尋ねたものだった。
毎回同じことを尋ねるので「どうしてかなー」と不思議に思い聞いてみると、「お天気の悪い日はお出かけないお母さんが羨ましいから気になる」とのこと。はははは。
小学校まで行き40分、帰りは1時間と言う道のりを通っていた(山の上に家があるゆえに帰りは急な上り坂。子ども達は団地へと続くこの長い坂道を「地獄坂」と罵り呼んでいた)彼女ならではの羨望だった模様。
当時の彼女の将来の夢は、「専業ピアノ主婦」
自宅でピアノを教える先生になれば、雨や雪でも外へ出なくて済むと思ったらしい。しかも専業主婦込み。
夢があるんだから無いんだか良く分からない子どもだったが、結局今でも「今一番興味があるのはキリン」とか言っちゃって、良く分からない人のまんまだ。
それはともかく唐突に雨が止み、日が差して来たなーと思ったら、いつの間にか雲ひとつない青空に変わっていた。
見上げた空が眩しい。
日差しは気持ちイイが紫外線が怖いので、家の中からこっそりと外を眺める。
雨上がりの山は本当に綺麗だ。緑が輝いている。
うちの庭の木々も輝いて美しい。
木々は陽の光を求めて、上へ上へとグングン伸びる。雑草も伸びる。
うーむ、ひと雨ごとに雑草も伸びて行く季節が来たのう。
お隣の奥さんは、「雑草を抜きながら家の周りをぐるっと一周すると、さっき草むしりしたところに、また雑草が生えてる」と言っていた。
ウチは雑草も生えるに任せて、ある程度育ったら一気に電気草刈りでガーッと刈り取っている(夫が)
もう1本ずつ手で抜こうなんて気力も体力も萎えるくらい、見事な雑草芝生化具合の庭だからだ。
我が家の芝生は、もはや下草と呼ぶに相応しい様相である。
ヤギのユキちゃんでも飼って食べてもらおうか。
そんなことを考えながら見上げれば、ヤマモモもムクゲも花桃もヒメシャラも月桂樹も、花が終わってコロ坊主に刈り込んだミモザも、みんな競い合うように伸びている。
今年の夏もジャングル化すること間違いなしだ。
鬱蒼として鬱陶しいので植木屋さんを呼ぼうかとも思うが、ジャングル化した庭は意外と涼しくて気持ちイイので迷っている。
庭には色々なハーブも植わっている。
ラベンダー、ローズマリー、セージ、タイム、ミント、フェンネル、キャットニップ、ローズゼラニュームなど、名前だけ聞けばそこはかとなくスカボロフェアーな世界だが、これまた「自力で頑張れ!」と放置状態なので、やはりジャングル化している。
ハーブと言えば、イギリス風ガーデンを思い浮かべる人もいるだろうが、うちでは野生化しているので、そんなイイものじゃない。
滅多に刈り込みもしないので、その姿は荒々しく野趣に溢れ、どれもこれも強い芳香を放っている。
言うなれば、穏やかでどこか厳しいイギリス紳士と言うよりも、体臭の強いラテン系男、もしくはホームレスのよう…この例えは自分でもなんだか嫌だ(汗)
生存競争が激しい我が庭では、生命力に溢れた強いものだけが生き残る。いつの間にか自然淘汰されて消えて行き、ワタクシに忘れられた植物達も沢山いる。南無。
今、下草達の中で勢力を誇っているのは、ホタルブクロとアシタバであろうか。
植物としては非常に地味な見栄えではあるが、彼らの領土拡大の進軍速度には目を瞠るものがある。
一昨年までかろうじて生き残っていたアスパラガスは、ホタルブクロに征服されてしまったのか影も形も見えない。
まるで反乱軍に襲われてしまったアスパラガス男爵の悲劇ってな感じだ。南無。
ローズマリーは20年経過した頃、突然立ち枯れた。うーん、寿命だったのだろうか。
ラベンダーも約15年経過して古木化しているので、そろそろ寿命かもしれない。
ラベンダーやローズマリーは低木の上に常緑樹だからだろうか、品はあるけど脆弱なイメージのアスパラガス男爵とは違い、年老いたとは言え存在感はバッチリだ。
爵位で言えば、公爵か侯爵ってところ?
彼らが庭から消えてしまうのは、下草扱いのものどもが淘汰されるのとは訳が違う感じがする。
是非とも世襲して脈々と生き延びてもらいたい!
と言うわけで、ゴールデンウィークには若い苗木に植え替えようと思い、ラベンダーを6鉢購入してきた。
もちろん、植え替えるのは夫。
ワタクシは紫外線に晒されるのは嫌なので、家の中で猫どもにかしづかれながら指示を飛ばすつもりよ。おほほほ。
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