category:雑記
吹く風も暖かく、うららかな日差しがあまりにも気持ち良くて、花粉など気にもせず窓を全開にして、久々に家でのんびりと寛いでいた昼下がり、伯母から電話あり。
何事かと思えば、彼女の妹であるワタクシの母の病状伺いと、なんてことのない雑談を所望だった様子。
伯 母「あんた今、暇?こんな時間に電話に出るくらいだから暇よね」
余計なお世話じゃ。ワタクシは母に付き合って怒涛の数日間を過ごしたのだ。その合間にアンサンブル仲間との打ち合わせや会議があって、気を遣って頭も使ってクタクタなのだ。たまにはのんびり転がっていたいっつーの。
あびこ「暇にしてて悪かったわね。それで、どーしたの?陽気も良くなってきたし、テレビでも買いに行く気になった?」
伯 母「テレビは2011年の3月頃買い替えるから、今は買わない」
伯母の予想によると、地デジ放送切り替え直前になれば、大型テレビもうんと安くなるはずらしい。
そして伯母は、40インチの大型テレビに買い替えることを、今からとっても楽しみにしている。
だが一つ問題が。
テレビがお友達の老人であるからして、大型テレビを購入するのは構わないのだが、大音量で見るのだけは止めて欲しい今日この頃。
彼女の住むアパートに近づくと凄い音が聞こえて来るので、「ああ、いるな」と分かるくらいなのだ。
いくら耳が遠いとは言え、その騒音たるやあまりにも酷い。
そこでヘッドフォンを渡してみたり、音量を落とすように何度も注意しているのだが、本人はどこ吹く風で、人の話しなど聞いちゃいない。
そのうちノイローゼ気味の受験生とかに刺されなきゃいいけどと、姪のワタクシはヤキモキしているとゆーのに。
近所では絶対に「あのババア!」呼ばわりされているに違いない。うわー、怖い。
それはともかく、2011年3月には伯母は86歳になっているわけで、その時、彼女が生きているかどうか、生きていても元気で一人暮らしを続けているかどうかは謎だが、本人は購買意欲満々。
もしかしたら「2011年までは死ねない」と、テレビ買い替えるぞパワーを生命力に変換しているのかもしれない。
伯 母「それよりも聞いてよ。最近、生協に入ったのよ。あれって便利ねえ」
一人暮らしの老人の生協利用は珍しいことではない。
重たい米やビン類を買って持ち歩くのは、ワタクシだって疲れる。老人には届けてくれるシステムがどれだけ有難いことかは、老人予備軍のワタクシにも良く分かる。
あびこ「それは良かったわね。肉魚の類は冷凍で届くから、これからの季節はイイよね」
伯 母「そうなの?野菜や肉類は生協で買ったことないわ」
普通は、肉魚、野菜、米などを買うのに利用する人が多いと思うのだけれども、それでは一体何を買っているのだ?
伯 母「生活雑貨を買うことが多いわね。ひと月に雑貨ばかりで五千円くらい買っちゃう」
どうやらセール品のよーなものを喜んで「安い安い」と買い集めているらしい。
って、ちょっと待てや。「買っちゃう」って、語尾にハートマークが付いているよーな声音で言ってるが、そんな無駄遣いしてていいのかっ。
この春から介護サービスのシステムが変わり、利用料金も値上がりし、「年寄りと貧乏人は死ねと言わんばかりの世の中だってのに、生活保護を受けている近所の人の方がよほど優雅に暮らしている。上手くやっちゃって羨ましい」などと不穏な愚痴を零していたくせに、生活雑貨を月五千円も購入するって、どうなんだ。
あびこ「もしかして余計なものまで買ってない?」
伯 母「そうなのよねー。見てると、これイイ、これ便利そうって、余計なものまで買い込んで結局使わずにしまってる」
因みにどんな「余計なもの」を買ったのか尋ねたところ、室内用物干し(洗濯乾燥機を購入予定していたにも関わらず「つい買った」らしい)、袋を仮止めするクリップ(今まで通り輪ゴムを使っている)、毛糸で出来たスリッパもどき(スリッパが必要な部屋はない)、ムッキー(柑橘類の皮むき器だけど、使い慣れた包丁の方が便利だった)などなど。
買ったはいいけど使っていない物達が押入れにワンサカ詰まっているのが、目に浮かぶようだ。
ワタクシなんてカタログの類は隅々まで見ないように意識してるわよ。
だって、ワタクシも結構余計なものを買ってしまう体質なのだ。
うーん、顔も似ているし、言いたいことはポンポン言うし、この伯母とワタクシには言い知れぬほどの濃ーい血の繋がりを感じる。
あ、ムッキーはうちにもあるけど、包丁下手なお子が喜んで使っているから「余計なもの」リストから外しておこう。
伯 母「今日はヨーカドーの冷凍食品が五割引だから、これから散歩がてら行ってくるわ」
あびこ「冷凍食品も賞味期限あるからね。安いからってバカバカ買い込むと後で捨てるはめになるんだから気をつけてね」
伯 母「そうなのよねえ。なんであれって三ヶ月しか持たないのかしら。もっと工夫したらいいのに。その点、缶詰なら二年は持つものね」
そう言って5年も10年も食べない缶詰を保存していたりするんだよなあ。
って、ワタクシも去年、五年くらい前にお中元で貰った缶ジュースが1ダース出て来て、ドバドバ流しに捨てたことを思い出した。伯母のことは言えない。たはは。
「お互いに本格的に暑くなる前に冷蔵庫の掃除をしようね」と誓い合って電話を切ったけれど…伯母の家も掃除に行くべきだろうか。
まあいいや。明日は自分ちの冷蔵庫の掃除しよーっと思ったあびこであったよ。
何事かと思えば、彼女の妹であるワタクシの母の病状伺いと、なんてことのない雑談を所望だった様子。
伯 母「あんた今、暇?こんな時間に電話に出るくらいだから暇よね」
余計なお世話じゃ。ワタクシは母に付き合って怒涛の数日間を過ごしたのだ。その合間にアンサンブル仲間との打ち合わせや会議があって、気を遣って頭も使ってクタクタなのだ。たまにはのんびり転がっていたいっつーの。
あびこ「暇にしてて悪かったわね。それで、どーしたの?陽気も良くなってきたし、テレビでも買いに行く気になった?」
伯 母「テレビは2011年の3月頃買い替えるから、今は買わない」
伯母の予想によると、地デジ放送切り替え直前になれば、大型テレビもうんと安くなるはずらしい。
そして伯母は、40インチの大型テレビに買い替えることを、今からとっても楽しみにしている。
だが一つ問題が。
テレビがお友達の老人であるからして、大型テレビを購入するのは構わないのだが、大音量で見るのだけは止めて欲しい今日この頃。
彼女の住むアパートに近づくと凄い音が聞こえて来るので、「ああ、いるな」と分かるくらいなのだ。
いくら耳が遠いとは言え、その騒音たるやあまりにも酷い。
そこでヘッドフォンを渡してみたり、音量を落とすように何度も注意しているのだが、本人はどこ吹く風で、人の話しなど聞いちゃいない。
そのうちノイローゼ気味の受験生とかに刺されなきゃいいけどと、姪のワタクシはヤキモキしているとゆーのに。
近所では絶対に「あのババア!」呼ばわりされているに違いない。うわー、怖い。
それはともかく、2011年3月には伯母は86歳になっているわけで、その時、彼女が生きているかどうか、生きていても元気で一人暮らしを続けているかどうかは謎だが、本人は購買意欲満々。
もしかしたら「2011年までは死ねない」と、テレビ買い替えるぞパワーを生命力に変換しているのかもしれない。
伯 母「それよりも聞いてよ。最近、生協に入ったのよ。あれって便利ねえ」
一人暮らしの老人の生協利用は珍しいことではない。
重たい米やビン類を買って持ち歩くのは、ワタクシだって疲れる。老人には届けてくれるシステムがどれだけ有難いことかは、老人予備軍のワタクシにも良く分かる。
あびこ「それは良かったわね。肉魚の類は冷凍で届くから、これからの季節はイイよね」
伯 母「そうなの?野菜や肉類は生協で買ったことないわ」
普通は、肉魚、野菜、米などを買うのに利用する人が多いと思うのだけれども、それでは一体何を買っているのだ?
伯 母「生活雑貨を買うことが多いわね。ひと月に雑貨ばかりで五千円くらい買っちゃう」
どうやらセール品のよーなものを喜んで「安い安い」と買い集めているらしい。
って、ちょっと待てや。「買っちゃう」って、語尾にハートマークが付いているよーな声音で言ってるが、そんな無駄遣いしてていいのかっ。
この春から介護サービスのシステムが変わり、利用料金も値上がりし、「年寄りと貧乏人は死ねと言わんばかりの世の中だってのに、生活保護を受けている近所の人の方がよほど優雅に暮らしている。上手くやっちゃって羨ましい」などと不穏な愚痴を零していたくせに、生活雑貨を月五千円も購入するって、どうなんだ。
あびこ「もしかして余計なものまで買ってない?」
伯 母「そうなのよねー。見てると、これイイ、これ便利そうって、余計なものまで買い込んで結局使わずにしまってる」
因みにどんな「余計なもの」を買ったのか尋ねたところ、室内用物干し(洗濯乾燥機を購入予定していたにも関わらず「つい買った」らしい)、袋を仮止めするクリップ(今まで通り輪ゴムを使っている)、毛糸で出来たスリッパもどき(スリッパが必要な部屋はない)、ムッキー(柑橘類の皮むき器だけど、使い慣れた包丁の方が便利だった)などなど。
買ったはいいけど使っていない物達が押入れにワンサカ詰まっているのが、目に浮かぶようだ。
ワタクシなんてカタログの類は隅々まで見ないように意識してるわよ。
だって、ワタクシも結構余計なものを買ってしまう体質なのだ。
うーん、顔も似ているし、言いたいことはポンポン言うし、この伯母とワタクシには言い知れぬほどの濃ーい血の繋がりを感じる。
あ、ムッキーはうちにもあるけど、包丁下手なお子が喜んで使っているから「余計なもの」リストから外しておこう。
伯 母「今日はヨーカドーの冷凍食品が五割引だから、これから散歩がてら行ってくるわ」
あびこ「冷凍食品も賞味期限あるからね。安いからってバカバカ買い込むと後で捨てるはめになるんだから気をつけてね」
伯 母「そうなのよねえ。なんであれって三ヶ月しか持たないのかしら。もっと工夫したらいいのに。その点、缶詰なら二年は持つものね」
そう言って5年も10年も食べない缶詰を保存していたりするんだよなあ。
って、ワタクシも去年、五年くらい前にお中元で貰った缶ジュースが1ダース出て来て、ドバドバ流しに捨てたことを思い出した。伯母のことは言えない。たはは。
「お互いに本格的に暑くなる前に冷蔵庫の掃除をしようね」と誓い合って電話を切ったけれど…伯母の家も掃除に行くべきだろうか。
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