良いお年をお迎え下さいませ！

年末の大掃除ついでに、ＨＤＤ録画した番組を整理していたら、ＮＨＫのワンダー×ワンダーを発見。
「天下無双の別荘群」とある。はて、夫が録画したのかな？どれどれと再生して見た。
京都東山にある個人の豪奢な別荘紹介だったのだけれど、番組自体も良かったが、ＢＧＭに使用しているクラシック曲が主にバロック期音楽で、風景映像とマッチして、とても良かった。
番組を観て聴いているうちに、今年はカークビー、波多野さんとバロックコンサートでウットリしたせいか、益々バロックを歌いたいなーと言う気分が盛り上がってくる。
でもでも、ダウランド、パーセル、バッハ、ヘンデル等々、バロック期の作曲家は知っていても、曲名が分からないこのもどかしさ！
かの番組のＢＧＭに、すごーくすごーく歌いたい曲があったのだが、なにもかもが分からない。
ＢＧＭ故に音量は弱。歌詞が聞き取りにくく、フランス物なのかイギリス物なのか、はたまたイタリア物かドイツ物か？分からん。
世俗曲なのか、宗教曲なのか、オペラのアリアなのかも、ハッキリしない。
宗教曲っぽいが、オペラだと言われれば、そんな気もする。
曲の感じからして、多分、バロック、もしくはロマン派前期だろうとは思うのだけれども。歌い手は間違いなくメゾソプラノだ。
早朝のＮＨＫのラジオ「朝のバロック」をメモ片手に聴けば、そのうち放送されるだろうか。あ、ウチはラジオが入らないのだった。うぬぬ。
ううーん、ＮＨＫに問い合わせてみるべきだろうか。

２８日は娘が、２９日は夫が帰宅。双方共に一週間の滞在だそうだ。
夫は人口呼吸器を携えて帰宅。どんなものかと思ったら、案外小さい作り。
コンプレッサは片手のひらに乗るくらいコンパクトだ。
マスクは鼻だけに被せ、太いサポーターのようなバンドで頭に固定する物で、一晩中強制的に空気が送り込まれる固定型タイプ。
鼻から空気が送り込まれるので、意識せずとも鼻で息をするようになるらしい。
「いつも口開けて大イビキかいて寝てる人が？鼻で息出来るんか？」と疑わしく思いつつ、いそいそとマスクを着ける夫を眺めるワタクシ。
そーしてマスクを装着して横になった夫、「ああ、こんなの着けて、眠れるかなあ」と不安そうに言ったと思ったら、「ぐぅぅ」って、もう寝てるがな！早っ！
すこー、すこーっとコンプレッサからホースを通って空気が送られる音は、想像していたよりも案外静かだ。
宇宙服で呼吸している映画のよーな音がすると言えば、お分かりだろうか。
そしてイビキが短く小さい！おおっ！
往復で大音量、たまに無呼吸だったのが「ぐぅぅ」程度で、たまに「ぷはっ」と口から息が漏れる。
あんまり面白いので、しばらくの間、寝ている夫を観察してしまった。
適度な気圧が掛かることで、気道が常に確保された状態にするのが目的のマスクだが、たとえ気道が塞がっても、送り込まれた空気が口の中にたまり、プハッと口から漏れて、それが切っ掛けとなり、また自力呼吸を始めると見たね！
なので、ワタクシが「息が止まってるがな」と気づくこともなく、イビキがうるさいこともなく、昨夜はお互いグッスリ就寝。
朝５時起床が当たり前になっていた夫も、今朝は７時半まで熟睡したそうだ。
ＣＰＡＰ療法って凄い。
相方のイビキにお悩みの奥様、これ、お勧めだわ！

今日は窓を磨き、銀行でお金を動かして、おせちの準備です。
皆さま、今年も大変お世話になりました。
来年もボチボチ宜しくお付き合い下さいませね。
実家にあるダイオウショウの巨大松ぼっくりでも縁起物に眺めて頂きながら、良いお年を～！