美味しいものの話

今年のお正月は全国的に大荒れで寒かったですねー。
西にお住まいの皆さん、ご無事ですかー？
ワタクシも元旦の朝から貧血めまい警報が発令し、倒れるんじゃないかとビクビクしてましたが、どーにか元気です。
「来る、来るぞ、もーすぐ来るー」と１５日周期オナゴデーの予感をヒシヒシと感じて、相変わらずビクビクしてますが(^^;
夫が３日の昼頃に赴任先へ戻り、娘が５日の３時頃に家を出て、またワタクシ１人きり。うーん、ちょっぴり寂しいです。

さて、久しぶりに家族３人揃ったので、なにぞ腕を奮って～と思いましたが、貧血による息切れやらで、体力の消耗が激しく断念。
年末は頂き物の讃岐うどん三昧に徹しました。かき揚げにしたり、肉うどんにしたり、きつねにしたり、カレーにしたり。あっさりネギ＆ワカメ＆ゆで卵が意外と好評。いやー、食べたわ～、うどん。あ、年越しは蕎麦でしたよ(^^;
おせちは結局、ちっさい五角形のお重三段重ねに、ちまちまと出来合いを詰め込んで終了。
作ったのは煮しめとシャケのマリネくらいか？はっはっは。
元旦は、お屠蘇代わりにアイスワインを開けたら、「あっまーい、濃ーい」と不評であったよ。いいもん、残りはワタクシがチビチビ飲む！
三が日の主食は、お雑煮と辛味餅（トッピングはイクラだったり、カツオ節だったり、小ネギだったり。刻み海苔は必須だよね！）を交互に繰り返し、たまに磯辺焼き。
こちらのお雑煮は、濃い目のカツオ節と昆布の合わせ出汁に、お酒＆醤油少々の関東風おつゆでございますよ。
お餅は角餅。ぷーっと膨らむまで焼いたらお椀に入れて、熱々のおつゆを掛けて頂きます。
我が家のおつゆの具はトリモモ肉、里芋、ニンジン、大根、小松菜と三つ葉。蒲鉾の切れ端も入れちゃう。
夫も娘もお雑煮大好きなのですが、さすがに３食お餅じゃ飽きるわね。

そんな中、今回家族うけしたご飯は、オイルサーディン丼！
クリスマス、正月用に買っておいたオイルサーディンの缶詰にご登場願い、丼飯に仕立てたら、えらいうけてましたよ！
基本は缶詰の油ごとサーディンを炒めて、醤油とレモン汁で味付けし、熱々ご飯に乗せたら、刻んだ小ネギをたっぷりかけて食べるとゆーもの。
森瑤子さんのエッセイで知ってる人も多いのではないでしょうか？
彼氏が家にきた日には、「何もないから有り合わせだけど」と言いながらササッと手早く作って食べさせれば、胃袋も心もガッチリ掴めると言う、アレですな(^^;
しかも森瑤子さん、「また食べたい」と言われても二度と作らないのが恋の駆け引きテクニック、とか仰ってましたよね。奥深い。
我が家ではナスとサーディンを炒め合わせて、仕上げに小ネギとシソのトッピング。
かっこみ飯って感じですが、少量をお茶漬けにしても美味しそう。
基本は缶詰を炒めて小ネギを乗せるだけなので、誰にでも出来ちゃうテクいらずの超簡単スピード料理です。なのに美味い！
受験生のお夜食にもお勧めですな。
だってイワシだよ？受験生なら食べなきゃでしょ～。
でもオイルサーディンの缶詰は高いのだ！とほほ、どこかでバーゲンにならないかしらん(^^;

オリーブオイルのペースト瓶詰めをお取り寄せ。プレーンとバジルとガーリックの３種類です。



オイルがペースト状になっているので使いやすいのねん。
パスタソースに使ってもいいけど、カリカリに焼いたフランスパンに塗って食べると美味いんだな、これが。
ガーリックとバジルを合わせてホールトマトと一緒に煮込んだトマトソースも、パンやクラッカーに塗りつけると美味なのよん！
オイルじゃなくて、オリーブの実をペーストにしてハーブ等の香辛料と混ぜたものも美味しいんですよね。どこかに売ってないかな。
その昔はオリーブなんて、ちっとも美味しいと思わなかったのに、うーん、ワタクシも大人になったもんだ(^^;