category:雑記
葬儀屋さんが納棺の時に、「ご遺影がまだ出来てないんです。すみません。ご葬儀の時にお借りしたお写真をお返しします」
「いいですよ。それで、どの写真を使ったの?」
「やっぱり集合写真の方になりました。スナップはピントが甘かったようですよ」
と言うわけで、伯母の遺影はワタクシの結婚式の時の集合写真になりました。
25歳も若返って、伯母も喜んでいる事でしょう(^^)
出来上がった遺影を見て思ったけど、ある程度お歳を召した方は、少ーし若い頃のお写真を使うと感じがいいわね。
特に女性はシワシワのおばあちゃん写真だと哀しくなっちゃう。せめて遺影くらい、ちょっとサバ読んだってイイじゃんか。
ワタクシの時も、ちょーっと若い頃の写真を使うよう、娘によーく言っておかねば(^^;
以下、葬儀屋へ向かう車の中での会話。
弟「日蓮宗ってアレだろ、創価学会」
姉「宗派が違うよ。創価学会とは別もの」
弟「ふーん、浄土宗と浄土真宗みたいなもんか」
姉「浄土宗と浄土真宗は別物。例えば真言宗だと本山が違うと智山派、豊山派、高野山とか宗派が別れるように、日蓮宗も宗派が別れているんだよ」
弟「ふーん、知らね。でさ、釈迦ってなんだ?釈迦と阿弥陀ってのは同じなんか?」
ちーがーうー!如来が付けば全部同じだと思ってんじゃねー!
なんでもうすぐ50になろうって男に、仏教を噛み砕いて説明してやらねばいけないんだ。
釈迦が古ネパールの王子様だった事も「知らね」と言うので、仏教成立から教えねばならない羽目になり、姉ちゃんマジで頭痛い。
おまえはキアヌ・リーブスが釈迦役をやった映画を観ろ!(あのキアヌは美しかったわ~。あの映画でワタクシはキアヌを知ったのよ)もしくは手塚漫画を読め!
葬儀屋さんまで車で約5分の短い道のりで、仏教を語るのは無理であった。とほほ、姉ちゃんは哀しいぞ。
お寺さんよりも早く到着したつもりが、タッチの差でお寺さんの方が早かったと言う本葬の幕開け。
お坊さんにご挨拶して、茶盆に袱紗で包んだお布施(30万也)を乗せて「お納め下さい」とやりまして、しばしウチの父とご歓談下さい状態に。
お坊さん80歳、父85歳。まるで敬老会のよーな風景だよ。
先日、お寺に伺った時も「あれ、もしかして」と思ったけれど、やっぱりお坊さん少~しボケてるみたい。お歳だわねえ(^^;
でも85歳のボケ気味のジイさんに「坊さん、ちょっとボケてるな」と言われたかなかろうて。
そうそう、30万の戒名は「信女」でありました。100万出した義母の戒名は「大姉」でございます。
ワタクシはお寺さんの説法を聞くのが大好きなのですが、今回はお経だけあげて帰られてしまい、残念でしたよ。
ちょっとボケてらっしゃるから保身に走ったのかしらね~。ほんと残念だわ。
日蓮宗のお経は、そうねー、なんつーか浪花節っぽかったですよ。木魚を凄く強弱つけて叩いてましたねー。
齢80でもお坊さまって腕力あるんだなー。
父とお坊さんが敬老会している間に、ワタクシは司会担当のお姉さんと打ち合わせ。
「喪主様のご挨拶はなさいますか」
「会葬者もいないですし、親族6人(本家の従兄弟2人と従兄弟の嫁1人とワタクシと父と弟)きりですから、いらないでしょう」
「ご焼香の順は喪主様からで宜しいですか?喪主様の後はどうなさいますか?ご家族ごとにお呼びしましょうか?」
これは80オーバーの年寄りがいる為に担当さんも迷ったんだろうなー。
「喪主の後は順に適当にやりますから、お気になさらず」
「喪主様はおリボンを付けられますか?」
「おーい、アッちゃーん(喪主を押し付けられた一歳年下の従兄弟)、リボン欲しい?」
「…いらないです」
「ですって」
会葬者はいないし、ないない尽くしのお葬式よ(^^;
そんなこんなで約40分で初七日の法要を含む読経が終わり、その後は棺にお花を入れて火葬場へ出発。
あ、今はこの辺りじゃお棺に釘は打たないそうですよ。蓋してカバー掛けておしまい。
お坊さんは一足お先に火葬場へ行っちゃったので、親族6人で葬儀屋を出る時に自宅から出る時のように、棺の後を付いて3度回りましたよ。
炉の前にてお坊さんが読経をあげて、皆でお焼香して合掌。
お坊さんはこれでお帰りになりました。お弁当持ってニコニコと(^^)
そうだ、棺を炉に入れた後、葬儀屋さんに呼ばれたワタクシ、心付けを火葬場の事務員さんと収骨担当の方にコッソリ渡したの。
彼らは公務員なので基本的に心付けは受け取らない事になっているのだけれど、そこは、まあ、ねえ、ナニなわけですよ。
「ふぉるてさん、コッチです」と炉の前から引き離そうとするので、「なんでなんで?」と聞いたら、炉の部屋にはカメラがあるからマズイんですと(^^;
色々と大変ねー。
その後は収骨の時間まで精進落としを兼ねて控え室で宴会。
宴会と言っても親族6人きりなので、特に弾む話があるわけでもなく、1時間少々の時間を持て余し気味。
火葬場は我が家のすぐ近所なもんで、一度家に帰って寛ぎたいくらいだったわー。
ワタクシがパクパク食べて、ビール飲んで、煙草吸って、バッサリしてるのを見て、従兄弟のお嫁さんが目を丸くして「なんかイメージと違った」
ごめんねー、お姉さん、実はちょっと残念な人なんだよ、見た目って当てにならないよねーとしか言い様がないわ(^^;
このお嫁さんが6人の中で一番若いのだけれど、一番常識があり、一番シッカリしていると見た。本家は安泰だな、うん。
その後、6人でサクサクと収骨作業。
チャッチャと終らせ、葬儀屋さんに位牌の手配もお願いして、現地解散。後は2月5日の49日の法要でまたお会いしましょ~って感じです。
13時から葬儀が始まり、解散したのは4時半前。
特に大爆笑になる事もなく(葬儀で大爆笑はないわな、さすがに)あっさりと終りました。
葬儀から帰ってから、冷凍チキンを解凍し、丸ごとキャベツのミートローフを解凍し、冷凍牡蠣のコキールをオーブンで焼いて、ハムチーズサンドと野菜サラダを作って、ブッシュドノエルを切って、夫と二人でクリスマスっぽい料理を食べて一日が終了!
因みに夫は朝からオペラのゲネプロに出掛けており、帰宅はワタクシよりも遅かったのねん。
後は葬儀の後片付けと公共書類の手続きですな。
とりあえずひと段落です。
「いいですよ。それで、どの写真を使ったの?」
「やっぱり集合写真の方になりました。スナップはピントが甘かったようですよ」
と言うわけで、伯母の遺影はワタクシの結婚式の時の集合写真になりました。
25歳も若返って、伯母も喜んでいる事でしょう(^^)
出来上がった遺影を見て思ったけど、ある程度お歳を召した方は、少ーし若い頃のお写真を使うと感じがいいわね。
特に女性はシワシワのおばあちゃん写真だと哀しくなっちゃう。せめて遺影くらい、ちょっとサバ読んだってイイじゃんか。
ワタクシの時も、ちょーっと若い頃の写真を使うよう、娘によーく言っておかねば(^^;
以下、葬儀屋へ向かう車の中での会話。
弟「日蓮宗ってアレだろ、創価学会」
姉「宗派が違うよ。創価学会とは別もの」
弟「ふーん、浄土宗と浄土真宗みたいなもんか」
姉「浄土宗と浄土真宗は別物。例えば真言宗だと本山が違うと智山派、豊山派、高野山とか宗派が別れるように、日蓮宗も宗派が別れているんだよ」
弟「ふーん、知らね。でさ、釈迦ってなんだ?釈迦と阿弥陀ってのは同じなんか?」
ちーがーうー!如来が付けば全部同じだと思ってんじゃねー!
なんでもうすぐ50になろうって男に、仏教を噛み砕いて説明してやらねばいけないんだ。
釈迦が古ネパールの王子様だった事も「知らね」と言うので、仏教成立から教えねばならない羽目になり、姉ちゃんマジで頭痛い。
おまえはキアヌ・リーブスが釈迦役をやった映画を観ろ!(あのキアヌは美しかったわ~。あの映画でワタクシはキアヌを知ったのよ)もしくは手塚漫画を読め!
葬儀屋さんまで車で約5分の短い道のりで、仏教を語るのは無理であった。とほほ、姉ちゃんは哀しいぞ。
お寺さんよりも早く到着したつもりが、タッチの差でお寺さんの方が早かったと言う本葬の幕開け。
お坊さんにご挨拶して、茶盆に袱紗で包んだお布施(30万也)を乗せて「お納め下さい」とやりまして、しばしウチの父とご歓談下さい状態に。
お坊さん80歳、父85歳。まるで敬老会のよーな風景だよ。
先日、お寺に伺った時も「あれ、もしかして」と思ったけれど、やっぱりお坊さん少~しボケてるみたい。お歳だわねえ(^^;
でも85歳のボケ気味のジイさんに「坊さん、ちょっとボケてるな」と言われたかなかろうて。
そうそう、30万の戒名は「信女」でありました。100万出した義母の戒名は「大姉」でございます。
ワタクシはお寺さんの説法を聞くのが大好きなのですが、今回はお経だけあげて帰られてしまい、残念でしたよ。
ちょっとボケてらっしゃるから保身に走ったのかしらね~。ほんと残念だわ。
日蓮宗のお経は、そうねー、なんつーか浪花節っぽかったですよ。木魚を凄く強弱つけて叩いてましたねー。
齢80でもお坊さまって腕力あるんだなー。
父とお坊さんが敬老会している間に、ワタクシは司会担当のお姉さんと打ち合わせ。
「喪主様のご挨拶はなさいますか」
「会葬者もいないですし、親族6人(本家の従兄弟2人と従兄弟の嫁1人とワタクシと父と弟)きりですから、いらないでしょう」
「ご焼香の順は喪主様からで宜しいですか?喪主様の後はどうなさいますか?ご家族ごとにお呼びしましょうか?」
これは80オーバーの年寄りがいる為に担当さんも迷ったんだろうなー。
「喪主の後は順に適当にやりますから、お気になさらず」
「喪主様はおリボンを付けられますか?」
「おーい、アッちゃーん(喪主を押し付けられた一歳年下の従兄弟)、リボン欲しい?」
「…いらないです」
「ですって」
会葬者はいないし、ないない尽くしのお葬式よ(^^;
そんなこんなで約40分で初七日の法要を含む読経が終わり、その後は棺にお花を入れて火葬場へ出発。
あ、今はこの辺りじゃお棺に釘は打たないそうですよ。蓋してカバー掛けておしまい。
お坊さんは一足お先に火葬場へ行っちゃったので、親族6人で葬儀屋を出る時に自宅から出る時のように、棺の後を付いて3度回りましたよ。
炉の前にてお坊さんが読経をあげて、皆でお焼香して合掌。
お坊さんはこれでお帰りになりました。お弁当持ってニコニコと(^^)
そうだ、棺を炉に入れた後、葬儀屋さんに呼ばれたワタクシ、心付けを火葬場の事務員さんと収骨担当の方にコッソリ渡したの。
彼らは公務員なので基本的に心付けは受け取らない事になっているのだけれど、そこは、まあ、ねえ、ナニなわけですよ。
「ふぉるてさん、コッチです」と炉の前から引き離そうとするので、「なんでなんで?」と聞いたら、炉の部屋にはカメラがあるからマズイんですと(^^;
色々と大変ねー。
その後は収骨の時間まで精進落としを兼ねて控え室で宴会。
宴会と言っても親族6人きりなので、特に弾む話があるわけでもなく、1時間少々の時間を持て余し気味。
火葬場は我が家のすぐ近所なもんで、一度家に帰って寛ぎたいくらいだったわー。
ワタクシがパクパク食べて、ビール飲んで、煙草吸って、バッサリしてるのを見て、従兄弟のお嫁さんが目を丸くして「なんかイメージと違った」
ごめんねー、お姉さん、実はちょっと残念な人なんだよ、見た目って当てにならないよねーとしか言い様がないわ(^^;
このお嫁さんが6人の中で一番若いのだけれど、一番常識があり、一番シッカリしていると見た。本家は安泰だな、うん。
その後、6人でサクサクと収骨作業。
チャッチャと終らせ、葬儀屋さんに位牌の手配もお願いして、現地解散。後は2月5日の49日の法要でまたお会いしましょ~って感じです。
13時から葬儀が始まり、解散したのは4時半前。
特に大爆笑になる事もなく(葬儀で大爆笑はないわな、さすがに)あっさりと終りました。
葬儀から帰ってから、冷凍チキンを解凍し、丸ごとキャベツのミートローフを解凍し、冷凍牡蠣のコキールをオーブンで焼いて、ハムチーズサンドと野菜サラダを作って、ブッシュドノエルを切って、夫と二人でクリスマスっぽい料理を食べて一日が終了!
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