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東日本大震災で被災しました。PCが壊れ、ビルダーも壊れた為、サイトは書庫化しています。
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先週の雨の中での葬儀のせいか、それとも五分咲きに誘われて繰り出した夜桜見物のせいなのか、風邪がぶり返しそうな予感。ゾクゾク。いやん。
今日はまた冷たい雨ですよ。時折かなり強い雨脚。
少しずつ春めいているとは言うものの、綻び始めた桜には大打撃かも。

なんとなくダルいなー、あんまり食べたくないなーと言う時に、コレならば食べたいかもと思うモノ。
ワタクシの場合のそれは、卵のサンドイッチ。
言うなれば母の味。
普通は母の味と言えば煮物が定番なような気がしますが、ワタクシには卵サンド(&卵プリン)が母の味。
小さい頃はお米が苦手で小食だったワタクシは、遠足、運動会と言えばサンドイッチでした。
特に冷えたご飯がダメで、おにぎりも食べられなかったのですよ。
キュウリにハム、そして卵と言う、なんてことのないサンドイッチでしたが、卵サンドが大好きでねー。水筒に入れた甘い紅茶とよく合ってた。
そう言えば、ツワリが酷くて食べられなかった時も、母の作った卵サンドだけは食べることができましたっけ。
自分で作っても美味しいとは思えなくて、どうしてもとねだって作ってもらったことを思い出します。
今日のお昼は、ふと思い立って、その卵サンドを作ってみました。
自分の娘のお弁当に持たせた卵サンドは、どう作っても母と同じ味にならないことにヤキモキして、結局は薄焼き卵で作ることに落ち着き、「これが我が家の新しい味」と無理矢理一件落着させたものですが、今日は母のようにスクランブルエッグで。
「こんなだったかしら」と遠い記憶を探りながら、卵にちょっぴり砂糖とマヨネーズを混ぜて、バターを溶かしたフライパンで柔らかくフワフワに炒りつけて。
出来上がったサンドイッチにパクリと一口齧りついて、「ああ、この味だー」と懐かしく思いました。
もう台所に立つことがない母には、二度と作ってもらえない卵サンドです。
きっと母とは違う味になると思っていたのに、同じ味でした。
それが嬉しいのか哀しいのか良く分からなくて。
不意に娘が帰省している時に作ってもらったお味噌汁が、我が家の味だったことを思い出しました。
家にいた頃、作らせたお味噌汁は娘の味だったのに。
離れて暮らした方が、家の味を思い出しやすいのでしょうか。
なんだか不思議ね。

「夢見るお年頃/耕利編」書き始めました。
健全な肉体SSは暗礁に乗り上げ見失っちゃったので、しばし置いておくとして、榎本くんSSにも着手です。
雲雀東風も書いてはいますが、さーて、どれから先に上がるかな?

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