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東日本大震災で被災しました。PCが壊れ、ビルダーも壊れた為、サイトは書庫化しています。
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昨日はですね、伯母をレントゲン室に送り込んで「後は宜しくお願いします。何かあれば連絡下さい」と病院にお任せし、思いっきり息抜きしてきましたよ。
女声アンサンブルのマダム'sで「戦闘着の採寸する」と聞いたので、練習会場は電波が届きにくい防音バッチリの地下ゆえに一時間が限度かなーと思いつつ、行って参りました。
マダム'sの面々と会うのも一ヶ月以上ぶりでしたが、顔を出した途端にメジャーをピーッと出したお姉さんが「脱ぎなさい」
おおう、このノリも一ヶ月ぶり!
別のお姉さんには「どれどれ、お疲れであろう?肩揉んであげようか」とマッサージまでされて、ワタシャ、幸せもんだあ。
ドレスについては伯母や実家のゴタゴタでワタクシは一足早く下りているので今もノータッチ。
ドレスの型が未だに決まっていない事には驚いたけど、人に任せるよりも自分で動いた方が早いと考え、遣り手ババアとも呼ばれるワタクシが、一言も口を挟まずに黙ってメンバーの話し合いを見守れるって、いやあ、ワタクシも大人になったもんだ(^^;
これでメンバーの結束やら親密度が高まるといいなあ。
講師だの教師だの指揮者だのの中にド素人も混ざる集団なので、互いに顔色伺うばかりで意見交換が難しい雰囲気だったのよね。
少しずつ前進しているようで、良かった良かった。
残り時間30分ほど、もの凄く久しぶりに声を出してきたのだけれど、一ヶ月以上歌っていなかったから、さすがにおかしかったわね。
新譜を貰ってのアカペラ初見は、久々過ぎてちょっとスイッチが上手く入らなかったけれど、でも楽しかった。
震災以降、床に山積みになっている楽譜を掻き分けてピアノに近づくのは無理そうなので、ミニキーボードを買ってダイニングテーブルで音をさらおうと本気で思ったくらい、楽しかったよ。
いや、本気でそう思うならピアノ周りを片付けろよって話になりそうだけど、それは置いといて…(^^;
その後、携帯の電波が入る場所でコーヒーしながら、二時間ほど喋りまくって帰宅しましたが、この一ヶ月少々まともに会話していなかったので、脳がどうにかなっちゃうんじゃないか、いやもう既にどうにかなってんのと違うか?と不安だったのですが、すっかり解消して頂きました。
「ちょっと痩せたけど元気そうで安心した」と言って貰えて良かった!
「採寸したんだから、戻すんじゃないよ。絶対に太るんじゃないよ」と脅して貰って良かった(^^;
10人いるかいないかの少数アンサンブルなのにdiv7(7つの声部に分かれること)の曲をチョイスし、「ふぉるての復帰が間に合わなかった時バージョンのパート分け」を真剣に考えて、「こんな曲、出来ない」とは絶対に言わないその姿勢を目の当たりにして本当に良かった。
自分から率先してパートチェンジを申し出る人がいたら、もーっと良かったんだけど、ま、いきなりは無理か(^^;
だがしかし、ワタクシが復帰したら早速シャッフルしてやろうじゃないか。ふははは、皆、驚き泣き叫び慄くがいい!(悪魔だ)
メンバーは50から60代の妙齢なもので、身近な人を見送った人も多く、それぞれに感慨があり、女性特有の共感力もあったりで、そして多分ワタクシがこんなだからだろうけど、変な慰めや変な励ましがないのもありがたい。
そりゃ中にはワタクシから見たら「ん?」ってなトンチンカンな人もいないではないけれど、こればかりは経験が物を言う事だし、皆が同じ感覚、感性、想像力、もしくは常識を持っているとは限らない。
いつも言ってるように、泣いても笑っても怒っても状況は変わらないなら、ワタクシは笑い飛ばして行っちゃった方がイイと思っているので何事も問題なしだ。
ひとまず一部充電完了したので、今日も明日も頑張るよー。

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m。さん、ryoさん、keteさん、いつもありがとうございます。
ご心配をお掛けしていますが、大丈夫よー。見送る側に出来ることは限られているけれど、大丈夫!私も伯母も、わりと落ち着いたものです。
伯母を見送ったら、次は自分の両親だなあ、予行練習のようなもんかしらねーなどと不謹慎な事も考えながら、伯母の不安を極力取り除く方向で接していますよ(^^;
振り返れば、義母の時は私もまだ30代と若かったからか、正面から目を合わせて話すのが難しかったなあ。隠し通せている自信がなかった。
義父はあっと言う間に亡くなってしまったけれど、義母の時はカッキリ一年間の闘病を見守っていたから、身近な人が徐々に死に近づいているって事が凄く怖かったし、哀しかったし、辛かったですよ。
そーゆー経験が今、生きているなあって思います。
明日は腸やらを傷つけずに上手に水を抜いてくれる事を祈っていますよ(^^;
お三方、まとめてのお返事でゴメンネ。
応援メッセージ嬉しかったです。ありがとう!

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昨夜19時過ぎに携帯の呼び出し音が鳴った。相手は病院。
これはいよいよ来たか?と電話に出れば、主治医曰く「かなり腹水が溜まり下肢を圧迫しているので抜こうと思うのですが」と言う話。
そんなわけで今日は午前中病院へ(午後からは実家だぜぃ。今日も母は絶好調であった^^;)
現在の伯母のビルビリン値は15以上と、意識障害、昏睡を起こしてもおかしくない数値だが、本人はピンピンしている。
時々ワタクシが知っていること前提で、さっぱり分からない大昔話しを始めたりもするが、「遺言書の証人どうなった?」と尋ねるなど頭もわりとクリア。「この前の震度5で部屋が散乱してるはず。割れ物もあるだろうから片付けてきて」などと言う。
だが腹部は水が溜まりパンパンで、床に落とした物を拾う事も出来ない。
「お小水出てるの?」と聞けば「出てるよ」とケロッとしている。うーむ、そんなはずはないのだが。
痛い、苦しいと訴えてもおかしくない状態なのだが、本人曰く「痛くもなければ苦しくもない。ただ食べられないのが面白くない」どこまでも食い意地が張っている。
痒み止めの点滴を隔日で入れるようになった為に、唯一の不快感だった痒みもないと言う。
すい臓も肝臓も溶けていると言うのに、医者も「とにかく痛みや苦しみがないのは幸い」としか言い様がないミラクルな状態。
だが今回、腹水を抜くにあたり、感染症や合併症の心配と共に、死亡時期が早まる懸念が出て来た。
それを受けて、腹水を抜くことで万が一感染症&合併症を引き起こしたとしても、ワタクシはそれを追求しない旨を医者に明確に伝える。
15日程度と言われた命が、一ヶ月以上も持ったのだ。他に何を言うことがあるだろうか。
今日は「痛みが出れば、すぐにモルヒネを使用する」と主治医も約束してくれた。それだけで十分だ。
「もう病院から出られない。もうダメだ」と言うようになった伯母を、「そーゆー人に限って100まで生きるんだよねえ」とワタクシは笑い飛ばす。
「貴金属はあそこ、郵便局の通帳はあそこで」と言い始めた伯母を、「さっぱり分かんないわ。退院したら目の前で教えて貰うからいいわよ」と笑い飛ばす。
昏睡する直前まで、ワタクシはそうやって「なーに言っちゃってんだか」と笑い飛ばす。
そしてきっと伯母は知っている。なぜワタクシが笑い飛ばしているのかを。思い返せば義母の時もそうだった。
全ては予定調和。
あと少し、さあ気合を入れて笑い飛ばそう。

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チロさん、いつもありがとう!
写経ですか。興味がないわけじゃないですが、私、脳内で一つの事をジックリネットリ考えるのは好きですが、ジッとしていなきゃいけないのは苦手なんですよねえ(^^;
と言うのも、体を使ってストレス発散するタイプなので、この一ヶ月ちょっと何が辛いって、思う存分動いて発散できないことが辛いですっ。だって既に体が疲れちゃってるから、これ以上動けないんですよー。
クタクタになるまでトレーニングして、翌日「大腿四頭筋があああ、内側広筋がああ。うふふ、いた~いv ストレッチしよv いててて、あははは」と喜ぶような一人SM体質なもので辛い!肉離れをやるほどトレーニングしちゃうから、マジで。
筋肉痛も出ないのに体が疲れているなんて許し難い!(え?)

メンタル面で言えば、まあ、半世紀も生きていれば、あんなやこんなな経験もして来ちゃっているので、大昔は可憐な少女だったとしても図太くなるもんです。
死を迎える人に感じる恐怖や、死そのものを恐れる気持ちも人並みに持っていますが、結局、経験に勝るものはないと言うか、何度も肉親の死と向き合って来たその時々で、死に対する折り合いはついています。
「何も出来ない自分が情けない、辛い」と言う感情も越えて来ましたから大丈夫。
お若くして亡くなられたお父様の事、お辛かったと思います。ウツになりかけたと言うのも分かります。
チロさんが乗り越えたように、私も乗り越えてここまで来たんですよ。いやー、私の場合は乗り越えてと言うか、粉砕してって感じが近いんだけど(^^;
今回は、私自身が既にババな事を思えば、私の親や伯母はオオジジ&オオババで、今すぐ亡くなっても納得出来ないと言う年齢ではないですしね。大丈夫よ。
心配してくれて、ありがとうね。
いつの日かチロさんをナンパしに行きますので、覚悟してて下さいな。15、6歳違いは守備範囲!(これだから、おばちゃんは怖っ)
楽しいメッセージをありがとうございました。

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伯母が入院して一ヶ月以上経過。
病院から「必ず連絡がつく場所にいて下さいよ!」と一度お叱りを受けているワタクシ、「はあい」と大人しく従って、電波が届きにくかろう施設内に一時間以上留まることを良しとせず、携帯が呼び出し音を鳴らしても気づかない可能性がある事態を徹底回避していたのだが…。
一ヶ月以上歌わず、踊らず、小説も書かずにいたら、体と頭がおかしくなって来た。
同じ体を酷使するにしても、伯母のアパートと実家と病院の三点通いで乳酸蓄積疲労させるよりも、歌って踊って脳味噌まで乳酸一杯になりながらもランナーズハイ状態で爽やか気分になったが何倍もイイ!
親父の日報愚痴メールを読みながら、昏睡の連絡を待つと言う連続した緊張を強いられ、葬儀費用の計算をしながら、いかにスムーズに相続させるかをシュミレーションするよりも、男と男が組んず解れつしている様をどう描こうかと頭を悩ます方がナンボか楽しい!
でも今は、今は本当に仕方ないだろが、ジブン!うおおお、耐えろ、耐えるんだっ。
般若心経を唱えても、俗物であるワタクシはなかなか心穏やかになれない。南無南無。

「伯母が死んだら、檀家の君からお寺に連絡してお墓に入れてあげてね」

そう言ったら従兄弟の顔が目に見えて強張った。
従兄弟の家にもアルツハイマーな伯父がいる。叔父は介護病院施設に入っており、バカにならない入所費用が従兄弟の肩に掛かっている。従兄弟の子ども達はまだ中学生と高校生だ。
納骨までに掛かる法要のお布施は、多く見積もって合計50万とワタクシは計算した。
お寺には一人暮らしだった老女の清貧さを家族葬を行う事で理解して貰うつもりだが、従兄弟の顔色から見て、「こりゃ前回は(従兄弟のご母堂の葬儀)相当掛かったんだな」と推察。相手は水戸黄門縁の本山だ。由緒ありすぎて面倒そうな。さて、どうなることか。
「お布施はこちらで用意するから心配しないで」と言った時の従兄弟の心底ホッとした顔は、当分忘れられそうにない。
うーむ、少し葬儀予算を上げておこうか。
なんにせよ明日は我が身だ。

我が家のアルツハイマーさんはと言えば、毎日のように箪笥の中身を入れ替えてしまい、箪笥から出した中身がどこかに消えてしまうので、探し出して入れ替えるのが大変。
今朝も「デイサービスに行くのに夏物しかない」と悲鳴を上げる父に呼ばれて、母が着られそうな物を持って実家へダッシュ。
「私の服じゃない。こんなもの着て行けない」と駄々をこねる母を、「今日はこれで我慢してね」と宥めて送り出す。
母は行きたくないのだ。自分が病気である事を理解できないので、なぜ自分がどこかに行かねばいけないのかと腹立たしいのだ。
なので、毎回なんだかんだとゴネて「行かない」と主張するが、帰宅する時には非常にご機嫌な事が多い。不思議だ。
そしてデイサービスに行くには着替え(上下&下着一式)持参なのだが、「さあ、行くよ」と言う時に前日に用意したカバンの中身が空になっているなんて事は日常茶飯事。
入れたはずのパンツが入っておらず、「次回はパンツも持たせて下さい」と連絡帳に書かれてしまう事も日常茶飯事。
「ちゃんと入れたんだよー、でもいつの間にか出しちゃったんだよー」と言う家族の叫びは言い訳にもならない。
真実は一つ。「パンツはなかった」だ。
たった一枚のパンツに敗北を感じ、パンツの前に跪く毎日です(^^;

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チロさん、またまたありがとうございます!
ご詠歌!そう言えば「音楽的で楽しいお経だった」と話したら「ご詠歌じゃないか」と父が言っていた事を思い出しました。
曹洞宗のご葬儀に会ったのは7年ほど前のそれが初めてで、それ以降ご縁はないのですが、インパクトが強かったらしく今も耳に残っているんですよー。
あ、多分ブログに書いたような気がする。今度、自分のブログを読み返してみよ。
普通はご葬儀でもないと、なかなかお経に触れる機会ってのはありませんが、身軽になったらお寺さんのイベントを訪ね歩くのもいいですね。まずは声明だなー。死ぬ前に一度はナマで聴きたい!

私の知っている事は、興味に引かれるままに枝葉を広げて調べた事ばかりなので、決して詳しくはないのですよ。浅く散漫、または偏った知識でお恥ずかしい限りです(^^;
でも幾つになっても知らない事があり、僅かながらでも知る事が出来るって言うのは凄く楽しい事ですし、私の興味が向かった先で思いがけずチロさんとお話が合ったと言うのは嬉しいv

昨夜、小説家になろう様からチロさんのブログを拝見してきましたよ。
夜中に笑い転げさせて貰い、「会いたいなー、会ってチロさんをナンパしたいなー」と思ったりして(^^)
でも私、チロさんが苦手な世代のミセスだからなー、「今忙しいんすよ」と逃げられちゃうかな。あっはっは。
今度はコメントを残しにお邪魔しますね!それではまた。
楽しいメッセージをありがとうございました。

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