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東日本大震災で被災しました。PCが壊れ、ビルダーも壊れた為、サイトは書庫化しています。
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日常バトン/獅子丸編です(獅子丸殿、ご協力ありがとー)


■平日は何時に起きますか?
 だいたい6時から6時20分ぐらいの間に起きます。
 自力で起きられず、ぐずぐずしてると、旦那コールとババコールがあります。
 (獅子丸家は、7人家族なのだ!)
 ただし私の場合低血圧で起きられないのではなく、ただ単に眠気と格闘してるだけです。
 その後、子供の弁当作ったりですかね。

■午前中は何をしていますか?
 11時ぐらいまで、掃除、洗濯の家事をこなし(洗濯、多いのよ)、
 ふぉるてさんからの依頼のあったイラストを描き始まります。
 (昼の子供がいない時間が貴重な作業時間なのよぉぉ!)
 あとは本を読んだりしてます。
 毎週水曜日は、筋肉体操!(ふぉるてさんといっしょにね!)

■お昼のメニューを教えて下さい
 前日の残り物のおかずだったり、軽く炒め物をつくったり。
 これからだとソーメンとかですね。

■午後は何をしていますか?
 イラストの仕上げ日程が迫ってくると、午後はずっとパソコンの前にいます。
 たまにボーッと座っているだけで妄想だけがグルグルまわり、
 ぜんぜん進まない時もあります。
 いつもではありませんが、片付けがしたくなると、午後にガサゴソやってます。
 買い物も午後かな〜・・・・。
 
■帰宅後は何をしていますか?
 たいてい家に居るので・・・・。

■何時に寝ますか?
 12時から1時の間には寝るようにしてます。
 夜更かしすると朝起きられなくて大変なので。

■いつも持ち歩いている必需品は?
 サイフ、携帯電話、ハンカチ、ティッシュ、グロス一本、
 手帳(これ大事です。近頃、記憶力がさらに低下気味なので。)

あとは、子供の予定次第でかなり違います。
っていうか、PTAの行事しだいかな。
PTAには、かなり貢献していた時があって、ほぼ毎日学校行ってました。
ここ2年ぐらい時間が出来てきたので、サイトのイラストも描けるようになりました。(うふっ!)

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煙を吸い込んで地面に転がる生徒達の姿は、10年前の地下鉄爆破テロ事件を彷彿と
させるのに十分だった。
狭いトンネル内に充満した有毒ガスを含む煙は二次災害を引き起こし、本来助かる
はずであった人の命をも奪った。
川田の叔母である美香子さんの命も煙に巻かれて消えたのだ。

「ガキの頃とは違う。自分の意思でできることがある」

そう言って笑った男は、躊躇いもせずに煙の中に飛び込んで行った。
性格だと言ってしまえばそれまでだが、昨日今日の覚悟でできることではない。
身内を爆弾テロで亡くした人間が、そう簡単に爆破の恐怖を克服できるものか。
現になんのトラウマもないはずの俺でさえ、こうして噴煙を上げる建屋を見上げる
だけで身体が震え、足が竦むのだ。
今更ながらに川田の覚悟はとうの昔にできていたことを突きつけられたような気がして、
俺の知らないうちに、俺が思っていた以上に、あいつは自分の道をシッカリと見つけて
いたことが改めてショックだった。


どこが「高校生らしく明るい未来を語る」だ。
川田がSATなんぞに行けば、毎日のように奴の身の安全を願わずにはいられないだろう。
その日を無事に過ごしてくれと祈るだけで精一杯な俺に、明るい未来を夢想する余裕など
あるのか。
煙の中に消えた後姿が最後に見た川田にならないとも限らないことを今更ながらに思い、
指先までもが震えて止まらない、この俺に!


安穏と待つだけの生活を夢見ていられるほど、凡庸な奴を傍に置いた覚えはないはずだ。
あいつがただの猪突猛進バカではないことくらい、とっくに分かっている。
なんのために吐くほど悩んだのだ。悩んだ末に出した答えを忘れたのか?
川田はとっくに覚悟を決めていたというのに、なぜ俺は一人こんなところで祈っている?
ここで祈るだけが俺の成すべきことなのか?
否! 今できること、やるべきことを思い出せ!


爆発音と吹き上げる白煙に、校内に残っていた生徒達が集まりはじめていた。
その連中に茫然自失状態の化学部の生徒達を保健室に連れて行くように指示すると、
携帯を取り出し櫻井を呼び出す。

「櫻井か、俺だ。実験棟の一階で花火が上がった。……そうだ。中にはまだ鴫原先生がいる。
 今、川田が中に入ったところだ。……そうか。分かった。急げよ」

ようやく身体中にアドレナリンが駆け巡っていることを実感し、未だ噴煙の上がる
建屋を振り返り見た。
あの中に川田がいる。
無事でいろ。かすり傷一つつけるんじゃない。
SATにでも、どこへでも行けとは言ったが、まだ伝えていない言葉がある。
おまえとの関係がようやく分かりかけたところだというのに、まだどこへも行くな!
俺達の高校生活は、まだ数ヶ月残っているのだ。
道を違えるには早すぎる。

「あのぅ、議長……」

煙を吸い込んで掠れた声の主は、化学部の一年生のようだ。

「どうした。おまえも早く保健室へ行け」
「いえ、怪我はありませんから。さっき川田さんが中に入りましたけど、
 大丈夫でしょうか」

おまえに心配されるまでもない。既に俺が十二分に心配してやっているのだ、とは
言えないが「ああ、大丈夫だ」とだけ答える。
だが、一年坊主は申し訳なさそうな顔をすると、とんでもないことを口走った。

「ところどころ壁が崩れて廊下が埋まっちゃって……」
「なにっ!」

壁が崩れた? そこまで破壊力のある爆発物だったのかっ!
またしてもズンと腹に響く地鳴りが響き、実験棟を振り返り見た俺は腕の鳥肌を擦った。
救助に向かったはずの川田が遭難しないと誰が言える。
どうして俺はあいつを一人で行かせたりしたのだ。

「……すぐに櫻井が来る。後のことは櫻井の指示に従え」
「えっ、まさか議長まで中に?」
「櫻井が来たら、俺も中に入ったと伝えろ。いいな」

二階に上がる階段部分の防火壁は、既に閉鎖していると櫻井は言っていた。
川田が入ったことを伝えた時点で、一階部分の防火壁のロックは解除されている。
それが本当ならば、今、障害になるのは煙だけのはずだ。
黒煙が上がっていないことを再度確認した俺は、ハンカチで口元を押さえると建屋へと
飛び込んだ。

続く

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昨日、歯医者さんで駄々をこねてみました。イイ歳こいて(苦笑)。
「真夏の暑い盛りに通院したくないっ。いやだーっ。7月中に終わらせるーっ」
ダッコちゃん先生(31歳♀)、非常に困った顔をしながら「うーん」。
「一度にドーンと治療してっ」
「…分かりました。根っこは無事なので土台を作り直して、今日型を取って
 来週に入れましょう」
……なんでも言ってみるもんだ。
「差し歯も今あるものを使うよ?新しいの作らないよ?」
「いいですよ。十分使えますから、大事にして下さい」
おお、ダッコちゃん、話が分かるじゃないか〜
「ただし、右上のブリッジの土台は虫食ってますから。秋になって涼しくなったら
 作り直しますからね。絶対に来るんですよ。いいですね!」
ダッコちゃん……怖〜い。うちの翠ちゃんみたいだ(苦笑)。
受付のお姉さんに「凄ーい。強引に終わりにさせたね」と笑われましたが、
とりあえず来週の治療で一旦終了と相成りました。万歳!
と言うわけで、ねねさん、母、大人しく治療に専念できませんでした(苦笑)。

さて「世界が終わるまで16」を更新。二日連続UPです。
川田を追って高須も噴煙立ち昇る校舎に突入!
中では壁が崩れて通行不可能な廊下もあるようですが、どーなる!
今回ちょっと短めなのは、元ネタの小説を削ったからです。
なんせ元ネタが丹羽中なので、七条さん関係の部分は有り得ない(苦笑)。
書き足さずに削って、あっさりと仕上げてしまいました。
明日も更新しちゃう予定ですv


■以下メッセ御礼に参りまするv

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おはよーございます。たっぷり惰眠を貪ったと言うのに今ひとつ爽快感が足りない今朝。
うーん、牛が足りないかしら。

昨夜、お仕事もどきモードでお出掛けしましたら、筑波からいらしたと言う女性の
鞄にくっ付いている「マングースのだめ」を発見!おお、同士よ!
聞けば、東京でアマチュアオーケストラとも歌っているそうですが、オケマン達の楽器
ケースにも「マングースのだめ」がくっ付いているそうな!
やっぱり音楽をやる皆さん、読んでいるのねー。
同じく筑波からいらした男性も「リアルのだめ、そのものらしいですよ」などと
話に加わり、「のだめワールド」で盛り上がりましたよ。
予約限定特典の「マングースのだめ」ですが、こちらでは予約してまで単行本を
買った人はいないと見えて「マングースのだめ」を見たことがなかったので、
同士発見に嬉しくなってしまった母でした。

■以下メッセ御礼に参りまするv

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煙のほとんどは窓の外へ排出されてしまったのだろう。
実験棟の中は思っていたよりも見通しが良かった。
とは言え、薄っすらと霧が掛かったように残っている煙は、視界を遮るのに十分な
幕を張っている。
鬱陶しげにボンヤリと霞む、きな臭い廊下を進みながら川田と鴫原先生の姿を探し始めた。


普段化学部が使用する実験室は、他の先生方の迷惑にならないようにとの学校側の
配慮から、一階奥の突き当たりにあり、建物から一部突出した形になっている。
「突き当たり」と言えば聞こえは良いが、実験棟の一階部分は何度も破壊された
お陰で建て増しを繰り返し、複雑に入り組んだ迷路となっていた。
ようするに化学部とは、鴫原先生が顧問に就任する以前から危険な集団だった
と言うことだ。
普段ならば迷いもせずに通り抜けることができるはずの廊下が、煙のせいで
見慣れないものに感じる。

「川田っ! どこにいる!」

ハンカチで押さえた口元からはくぐもった声しか出て来ない。
短く舌打ちした俺は、ハンカチをポケットに突っ込むと煙ごと息を吸った。

「川田っ!」

たちまち肺に煙が流れ込み、むせ返った。
想像以上の息苦しさにゲホゲホと咳き込み、涙で滲む目を瞬かせなければ何も見えない。
慌てて拳で口元を覆ったが、一度むせた咳はなかなか止まらなかった。
有機溶剤でも流れているのか、ツンと刺す刺激臭に喉の奥がヒリつく。
早く見つけ出して、ここを離れた方が良い。
引火などしなければ良いがという思いに、嫌な汗が背中を流れた。


この俺に臭い煙を吸わせた罪は重いぞ、川田っ!
汚い現場を這いずり回るのを好まないこの俺が、こんなヤバイところで人探しなんぞをして
やっているのだ。見つけたらタダではおかない。
鴫原先生でも川田でも良い。即座に蹴倒してやる。


壁に手を預け、手探りで進むうちに、ようやく突き当たりの教室を見つけた。
だが、見上げて確認した表示板には「第5実験室」とある。
どうやら幾つも枝分かれした廊下の曲がり角を間違えてしまったらしい。
化学部の第1実験室は、中庭を挟んで第5実験室の反対側にある。


この対面と言うと、窓から出た方が早いか……
だが下手に建屋の外に出れば、川田や先生と行き違いになってしまうかもしれない。


躊躇する俺の耳に、またしても小さな爆発音が響いた。
中庭側の窓を開け放ち、煙を追い出しながら、第一実験室の様子を伺うが、
割れた窓から煙が噴出すばかりで他になにも見えなかった。

「川田っ。そこにいるのか!」

近くにいると分かっていながら、呼んでも応えない相棒に苛立たしさが募る。
バカが。俺が呼んだら、即座に犬のように走って来ないかっ!
躾が足りないな。あとでジックリとお仕置きをしてやる。
そうだ。無事でさえいれば、生きてさえいれば、なんでもできる。
お仕置きも、互いを貪りつくすセックスも、歯が浮くような甘い囁きも、
生きていればこそだ。
たとえ遠く離れようとも、生きていれば間違いなく逢える。
俺達は天使の分け前に匹敵する時間を共有するのだ。
そのために今を生きる。


煙に咳き込みながら、唐突に笑いが込み上げて来た。
川田は「死なない」と言った。それもわざわざ「絶対」を付けてだ。
なにがあってもなくとも、どうせ俺はあいつの身を心配せずにはいられない。
SATに行こうが行くまいが、目の届かないところにいる川田の身を案じ続けるだろう。
ならば、その約束を守らせるまでだ。
生きてさえいれば、あいつは必ず俺に逢いに来る。
そしてどんなに遠くにいようが、俺はあいつの36度の心地良さを求め続けるのだ。
これはもう理屈ではなく、説明、言い訳できるような感覚ではない。
だが、あれこれ悩む必要などないほど、まったく単純明快なことだった。


バカバカしいほど愛しているのだ。
あの猪突猛進で無謀な男が、どうしようもなく愛しい。
とっ捕まえて蹴り倒し、「死んだら許さない」と再度脅しを掛けてやらねば
気が済まないほど、愛して止まない。どうしても必要なのだ。
俺の退屈な人生に彩りを与え続ける、あのバカが。


ただ一つの真実は川田を信じることではなかった。
俺が、俺自身を信じ続けることが、真実なのだ。
川田を手放してやるなど、傲慢も甚だしい。
言葉は消えてなくなるからいらないだと? 当然だ。
自分のロイヤルティを疑う俺が、川田の言うことを素直に信じられるはずがない。


俺が死ぬまで、もしくは川田が死ぬまで、愛し続けることができるのか?
今なら誓える。迷いは晴れた。
答えはYesだ。


ずっと阿世賀先生の死が引っ掛かっていた。
熟して落ちる果実ならば受け取ることもできるのに、突然の激しい嵐にもぎ取られ、
行方も知れない果実は探しようがない。
あの人がどこかで迷っているような気がして、どこかで俺を待っているような
気がしてならなかった。
文字通り死ぬまで愛し続けたのだ。いや、今も変わらず愛しているし、生涯
この思いが変わることはないだろう。
川田を愛したからと言って阿世賀先生への思いが薄らぐわけではないのだ。
一体俺はなにに怯えていたのだろう。
あれやこれやと難しく考えすぎて、本当は真っ先に見なければならないものを、
わざと目を瞑り見えない振りをしていた結果がこれか。
バカは川田ではなく、俺の方だな。


廊下を漂う煙が中庭に向かって勢い良く流れ出し、一気に視界が開けた。

続く

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もっとシトシトと降るものじゃありませんでしたっけ?
雷も梅雨明けにゴロゴロドーンと来て「ああ、夏が来たなぁ」と感じるものだった
ように思うのですが、最近のお天気と来たら!
今朝も大粒の大雨状態。洗濯物が乾かないっ!むきーっ。

ワールドカップ、イタリア勝ちましたね!24年ぶりの優勝。
イタリアチームは小粒ながら何気にイイ男揃いで、ワールドカップ開催中は
大変目の保養をさせて頂きましたので、母も嬉しいです。

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