category:雑記
しばし落ちていました。今週は残りの日々も落ちそうです。すみません。
先週の時差ボケが尾を引いているのか、睡眠サイクルが大幅に狂っちゃいました。
5時間ほどズレていまして、日中活動がしにくい状態です。
変な時間に眠くなり、変な時間に目が冴えるんですよねえ。
夜中から明け方に掛けて活動できないことはないのですが、週末にはアンサンブル本番があるので、体を日中活動モードに切り替えるべく試行錯誤中。
が、なかなか思うようには行きません。
週末に軽く足首を捻挫したこともあり、引き篭もりには持って来いな状態なのも悪循環を呼び込んでいるなーって感じ。
得意の根性だけではどうにもなりそうにないので、この際ですね、存分にネット落ちして体調を整えようと思います。
それにしても、家の前に自動販売機が欲しい今日この頃。
眠いでしょ、だるいでしょ、足首痛いでしょ、寒いでしょ、買い物に行きたくないでしょ。
庭先にJTさんの自販機やら野菜無人販売所やらがあったら良かったのにっ。
なんてことをオコタの中で真剣に考えているあたり、ほんとダメ人間のため池に片足突っ込んでますな。
ま、そーゆー時もあるさってなもんです。おほほほほ。
サイト原稿は、モーツァルトを手がけています。
週末更新は無理そうですが、気長にのんびりお付き合い頂けましたら幸いです(^^;
先週の時差ボケが尾を引いているのか、睡眠サイクルが大幅に狂っちゃいました。
5時間ほどズレていまして、日中活動がしにくい状態です。
変な時間に眠くなり、変な時間に目が冴えるんですよねえ。
夜中から明け方に掛けて活動できないことはないのですが、週末にはアンサンブル本番があるので、体を日中活動モードに切り替えるべく試行錯誤中。
が、なかなか思うようには行きません。
週末に軽く足首を捻挫したこともあり、引き篭もりには持って来いな状態なのも悪循環を呼び込んでいるなーって感じ。
得意の根性だけではどうにもなりそうにないので、この際ですね、存分にネット落ちして体調を整えようと思います。
それにしても、家の前に自動販売機が欲しい今日この頃。
眠いでしょ、だるいでしょ、足首痛いでしょ、寒いでしょ、買い物に行きたくないでしょ。
庭先にJTさんの自販機やら野菜無人販売所やらがあったら良かったのにっ。
なんてことをオコタの中で真剣に考えているあたり、ほんとダメ人間のため池に片足突っ込んでますな。
ま、そーゆー時もあるさってなもんです。おほほほほ。
サイト原稿は、モーツァルトを手がけています。
週末更新は無理そうですが、気長にのんびりお付き合い頂けましたら幸いです(^^;
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category:Route6更新報告
category:雑記
今朝は5時30分起床。
1月半ば過ぎにしては暖かな朝を迎えました。風は強いけど、寒くなーい。
でも真っ暗です。朝日のアの字も朝焼けのアの字も見えません。
雨が降り出しそうな予感に、手元も良く見えない暗さの中、大急ぎでゴミ網を出してきましたよ。
まだ6時前、真っ暗だと言うのに、暖かいせいなのかお散歩している人がチラホラいて、ビビリました。
月曜の朝は誰にも会わなかったんだけどなー。
今日は二週間に一度の有閑マダムの集いでしたが、今朝は6時前に一仕事終えたお陰で時間がたっぷりあったので、お出かけ前に懸案事項のトマトジャムに挑戦!
大きな真っ赤なトマト4個を湯むきして、丁寧に種を取り除いてザク切りに。
グラニュー糖とレモン汁を加えてよーく混ぜたら30分放置。トマトはすぐにジャブジャブ水が出るよ~。
大量の水気を飛ばすように中火で1時間近く、アクをすくいながらトロミがつくまで煮詰めたら出来上がり。
おお、トマト色が可愛い!
かなり煮詰めているのでメッチャ甘いです。
案外イチゴジャムと言っても分からないかもと思ったのですが、やっぱり香りがトマトだそうで、味見をお願いした有閑マダムSには「トマトでしょ!」と一発で当てられましたわ(^^;
なんかねー、ちょっぴり懐かしい味がしますよ。
小学生だった頃、トマトは塩を付けて食べる派と砂糖派、マヨネーズ派がありましてね、ワタクシは塩派でしたが、砂糖派に「美味しいから!」と勧められ試してみたら、まるでフルーツみたいで美味しかったのね。あの味だわよー。うんうん。
トマトジャムは有閑マダムSに好評で、なんと予約まで取れてしまいましたよ。
これならば母に作っても大丈夫かも。
レシピは、もう一度作って砂糖の量を再確認してから書きますね。
さて、なんとコーセーくんのSS、できちゃいました。
来週と言わず、明日か明後日には更新できるかも?
うんにゃ、その前に頭をスッキリさせてチェックしないとねー(^^;
1月半ば過ぎにしては暖かな朝を迎えました。風は強いけど、寒くなーい。
でも真っ暗です。朝日のアの字も朝焼けのアの字も見えません。
雨が降り出しそうな予感に、手元も良く見えない暗さの中、大急ぎでゴミ網を出してきましたよ。
まだ6時前、真っ暗だと言うのに、暖かいせいなのかお散歩している人がチラホラいて、ビビリました。
月曜の朝は誰にも会わなかったんだけどなー。
今日は二週間に一度の有閑マダムの集いでしたが、今朝は6時前に一仕事終えたお陰で時間がたっぷりあったので、お出かけ前に懸案事項のトマトジャムに挑戦!
大きな真っ赤なトマト4個を湯むきして、丁寧に種を取り除いてザク切りに。
グラニュー糖とレモン汁を加えてよーく混ぜたら30分放置。トマトはすぐにジャブジャブ水が出るよ~。
大量の水気を飛ばすように中火で1時間近く、アクをすくいながらトロミがつくまで煮詰めたら出来上がり。
おお、トマト色が可愛い!
かなり煮詰めているのでメッチャ甘いです。
案外イチゴジャムと言っても分からないかもと思ったのですが、やっぱり香りがトマトだそうで、味見をお願いした有閑マダムSには「トマトでしょ!」と一発で当てられましたわ(^^;
なんかねー、ちょっぴり懐かしい味がしますよ。
小学生だった頃、トマトは塩を付けて食べる派と砂糖派、マヨネーズ派がありましてね、ワタクシは塩派でしたが、砂糖派に「美味しいから!」と勧められ試してみたら、まるでフルーツみたいで美味しかったのね。あの味だわよー。うんうん。
トマトジャムは有閑マダムSに好評で、なんと予約まで取れてしまいましたよ。
これならば母に作っても大丈夫かも。
レシピは、もう一度作って砂糖の量を再確認してから書きますね。
さて、なんとコーセーくんのSS、できちゃいました。
来週と言わず、明日か明後日には更新できるかも?
うんにゃ、その前に頭をスッキリさせてチェックしないとねー(^^;
category:雑記
ゴミ網当番のお陰で、今週は時差ボケが甚だしいあびこです。どーもー。
月曜は一日ぼんやり過ごし、火曜は目覚めた時には既にお日様が高く上っており、水曜の今日は7時前にお目覚め。
いちいち遡って考えねば、今日が何日で何曜日だったか思い出せませぬよ。
明日、木曜にゴミ網を出すことを考えると、明後日はどうなってしまうのか。
もう今週は捨てたさ。はっはっはっは。
さて、モーツァルトの初イラスト、ご覧になって頂けましたか?
安東くん、ちっさ~い。可愛い~v でしょ、でしょ?
次にワタクシは、安東家の集合イラストを熱望っ。ミニマム家族が見たーいv レオン、よろしく!
小説の方はですね、ま、今週は空白週間ですからロクな作業は期待できないとお分かりかと思いますが、ボチボチ書いてはいますよ。
来週、しっかり覚醒後に読み返した暁には激しく後悔し、全て書き直す可能性も無きにしもあらずですが、ええ。
白戸先生の学生時代の話しが大分進んでいますが、それは多分、葬儀があったせいかもしれません。
老院長が亡くなった時の話しなので、リアルに影響されちゃったんですね。
と言っても、暗いお話じゃありません。むしろ、ほのぼの&切ない系?(自分じゃ良く分からん)
高校卒業後、なんとなく疎遠になって行ったツヨポンとコーセーくんですが、老院長の葬儀を切っ掛けに、コーセーくんの中で一つの区切りがついたかなーと言うお話です。
上手くまとまりましたら、来週末にはアンケート7000票御礼として更新できると思いますので、こっそり応援してやって下さいね。
娘の成人式前撮りの写真が出来上がりましたので、これから実家に届けに行ってきます。では!
ただいま。やることなくて、3時間で帰宅したあびこです(^^;
行ってみたら、実家には猫が2匹しかいなかった。
ポカポカ陽気に誘われて散歩にでも行っているのだろうか。
普段10匹たむろしているだけに、数が少ないとちょっと寂しい。
すると「このままいなくなればいいのに」と母。
「またまた、そんな心にもないことを~」
「なによ、ほんとよ!」とプンプン怒り出す。
夕方になっても姿が見えないと、「トラー、トラちゃん」(どうやら10匹全部トラと呼んでいる模様。キジもクロもミケもいるのに…)と探すくせして素直じゃない。
「この前おまえが作って来た、なんだか色々入ってるジャムな」と父。
「うん、あれがどーした?」
「母さんが美味い美味いって、あっと言う間に食べた。また作って来てくれ」
ああ、美味しかったのか。良かった、良かった。父の為にも良かった。
だって「不味くて食べられたもんじゃなかった」とか言われたら、凹むどころか怒り出すからね、ワタクシは(とんでもな娘^^;)
「今度はトマトでジャム作ってみようかと思ってるんだけど、どうかな」
「いいんじゃない。美味しいと思うわ」
うわ、凄いな母。反対されるかと思ったのに、トマトジャムの味の想像が出来るんだ!
って言うか、想像もしてない?適当に言ってるだけ?
「猫なんかいなくなればいいのに」発言を見ても分かるように、その辺りの判断が最近じゃ全く出来なくなって来た母の言動。
まともに取り合っていると、やがて「そんなこと言ってない!」と怒り出し、痛い目に合うから要注意。
生協で購入し移送している冷凍食品も概ね好評のようで、「全く期待していなかったが、美味しいので驚いた」とのこと。
大正生まれは、冷凍食品を「急場しのぎのマズイもの」だと思っているのだよ。
ちょっとちょっと、不味いものをワタクシがわざわざ持って行くはずがなかろう?
美味いと思ったものだけを厳選して届けているのにさー、ふんとにもう。
野菜スープを作ってから帰ろうとしたら、「作らなくていい、いらない」と父が言う。
どうやら薄味ヘルシー過ぎて物足りなく、嫌らしい。
うーむ、年寄りの食べるものは難しい。
来週はまた中華風おこわを作って行くことにしよう。
父、「夜中にマラリアの発作を起こし、母さんはちっとも起きてくれないので大変な目に合った」と、ワタクシが滞在した3時間の間に3回繰り返し訴え、母は「アンちゃん帰って来ないの?パパは元気?」と最低5回は尋ね、両親揃って「今日は大寒なのに暖かいねえ」と何度も言い…
そんな年老いてボケが入った両親は、振袖姿の孫娘の写真を飽きずにずーっと目を細めて眺めておりました。
明日も晴れて暖かいといいなー。
月曜は一日ぼんやり過ごし、火曜は目覚めた時には既にお日様が高く上っており、水曜の今日は7時前にお目覚め。
いちいち遡って考えねば、今日が何日で何曜日だったか思い出せませぬよ。
明日、木曜にゴミ網を出すことを考えると、明後日はどうなってしまうのか。
もう今週は捨てたさ。はっはっはっは。
さて、モーツァルトの初イラスト、ご覧になって頂けましたか?
安東くん、ちっさ~い。可愛い~v でしょ、でしょ?
次にワタクシは、安東家の集合イラストを熱望っ。ミニマム家族が見たーいv レオン、よろしく!
小説の方はですね、ま、今週は空白週間ですからロクな作業は期待できないとお分かりかと思いますが、ボチボチ書いてはいますよ。
来週、しっかり覚醒後に読み返した暁には激しく後悔し、全て書き直す可能性も無きにしもあらずですが、ええ。
白戸先生の学生時代の話しが大分進んでいますが、それは多分、葬儀があったせいかもしれません。
老院長が亡くなった時の話しなので、リアルに影響されちゃったんですね。
と言っても、暗いお話じゃありません。むしろ、ほのぼの&切ない系?(自分じゃ良く分からん)
高校卒業後、なんとなく疎遠になって行ったツヨポンとコーセーくんですが、老院長の葬儀を切っ掛けに、コーセーくんの中で一つの区切りがついたかなーと言うお話です。
上手くまとまりましたら、来週末にはアンケート7000票御礼として更新できると思いますので、こっそり応援してやって下さいね。
娘の成人式前撮りの写真が出来上がりましたので、これから実家に届けに行ってきます。では!
ただいま。やることなくて、3時間で帰宅したあびこです(^^;
行ってみたら、実家には猫が2匹しかいなかった。
ポカポカ陽気に誘われて散歩にでも行っているのだろうか。
普段10匹たむろしているだけに、数が少ないとちょっと寂しい。
すると「このままいなくなればいいのに」と母。
「またまた、そんな心にもないことを~」
「なによ、ほんとよ!」とプンプン怒り出す。
夕方になっても姿が見えないと、「トラー、トラちゃん」(どうやら10匹全部トラと呼んでいる模様。キジもクロもミケもいるのに…)と探すくせして素直じゃない。
「この前おまえが作って来た、なんだか色々入ってるジャムな」と父。
「うん、あれがどーした?」
「母さんが美味い美味いって、あっと言う間に食べた。また作って来てくれ」
ああ、美味しかったのか。良かった、良かった。父の為にも良かった。
だって「不味くて食べられたもんじゃなかった」とか言われたら、凹むどころか怒り出すからね、ワタクシは(とんでもな娘^^;)
「今度はトマトでジャム作ってみようかと思ってるんだけど、どうかな」
「いいんじゃない。美味しいと思うわ」
うわ、凄いな母。反対されるかと思ったのに、トマトジャムの味の想像が出来るんだ!
って言うか、想像もしてない?適当に言ってるだけ?
「猫なんかいなくなればいいのに」発言を見ても分かるように、その辺りの判断が最近じゃ全く出来なくなって来た母の言動。
まともに取り合っていると、やがて「そんなこと言ってない!」と怒り出し、痛い目に合うから要注意。
生協で購入し移送している冷凍食品も概ね好評のようで、「全く期待していなかったが、美味しいので驚いた」とのこと。
大正生まれは、冷凍食品を「急場しのぎのマズイもの」だと思っているのだよ。
ちょっとちょっと、不味いものをワタクシがわざわざ持って行くはずがなかろう?
美味いと思ったものだけを厳選して届けているのにさー、ふんとにもう。
野菜スープを作ってから帰ろうとしたら、「作らなくていい、いらない」と父が言う。
どうやら薄味ヘルシー過ぎて物足りなく、嫌らしい。
うーむ、年寄りの食べるものは難しい。
来週はまた中華風おこわを作って行くことにしよう。
父、「夜中にマラリアの発作を起こし、母さんはちっとも起きてくれないので大変な目に合った」と、ワタクシが滞在した3時間の間に3回繰り返し訴え、母は「アンちゃん帰って来ないの?パパは元気?」と最低5回は尋ね、両親揃って「今日は大寒なのに暖かいねえ」と何度も言い…
そんな年老いてボケが入った両親は、振袖姿の孫娘の写真を飽きずにずーっと目を細めて眺めておりました。
明日も晴れて暖かいといいなー。
category:Route6更新報告
category:雑記
「Y子だけど、ふぉるてけ?」
いまどき珍しいくらいにコテコテの訛り全開のY子から電話があったのは、昨日の夕方4時半過ぎ。
Y子は東京の大学に進学したのに、とうとう訛りが直らなかった(と言うか「えー、あたし、訛ってねえよ。そんなに訛ってんけ?うっそー」と言った具合で自覚がない)
時期的に言って、「バレンタイン用の鉢植え、今年もまた買ってくんないけ?」と言うセールスかと思ったが違った。
「T子のお父さんが亡くなったって知ってたけ?」
Y子もT子も幼稚園からの長い付き合いの地元の友人だ。
付かず離れず50年近い年月を共に過ごしているので、ほぼ親戚化している。
市外や県外はおろか国外在住の人間もいるが、そんな兄弟のような仲の男女が10人ほどおり、今でも年に1回は集合し、近況報告を兼ねて飲むのだが、昨年は会わなかったなと思い出す。
因みに一昨年は、正月から「やるぞ、絶対に来い」と電話が鳴り、娘のセンター試験前だと言うのに強引に呼び出されて飲んだ、と言う記録がブログに残っている。
慌てて前日の新聞を引っ張り出し、訃報欄をチェックすると、あった。
香典袋はどこ行った!げー、ご仏前しかないじゃん!中身のお金は、わー、1万札しかない!
急ぎコンビニに走りご霊前を買ってお金を崩し、共通の友人達に連絡して香典を取りまとめ、Y子の迎えを待ち、通夜式の斎場へ。
既に大勢の人が集まっており、会場に入りきれなかったワタクシ達は斎場の出入り口に立って遠くの祭壇を眺めた。
「ふぉるて、前はちょっとアレだったけど凄く痩せたんじゃね?(アレってなんだ、アレって!)何やってんの?」
「カロリーコントロール」
「うわ、あたしには無理だなあ。でも痩せようと思って、歩き始めたんだあ」
「Y子、陸上やってたんだから走れよ(おまえもなと言うツッコミは置いといて)。そう言や彼氏できた?(Y子はバツイチ)」
「できねえ。ってか、なんで彼氏?」
「再婚は勘弁だけど彼氏は欲しいって言ってたじゃん」
「あー、もう面倒臭いから男はいいよー。それよりCちゃんが再婚したって聞いたけ?」
「年賀状見てビックリしたよ」
「はあ、再婚だってよ。元気だよねえ」
「娘を嫁に出して、自分もその気になったんじゃないの?」
「そうかも。それにしても元気だなあ」
「…Y子、枯れたね」
「…うん」
最後尾にいるのをいいことに、ひそひそとくだらないことを喋り続けるオバちゃん二人組み。もの凄く不謹慎だ。
不謹慎だが、親世代の葬式ともなると、最早慣れてしまって緊張感が薄い。
既に片親や両親を亡くしている年代のワタクシ達。
何故かわりと早くに親を亡くした友人達が多いこともあり、竹馬の友の中でボケても両親揃っているのは、ウチともう一軒くらいのものかもしれない。
「そう言えばT子のお父さんってどんな人?ふぉるて知ってっけ?」
「んー、おばさんとは良く喋ってたけど、おじさんはツルツルしてるなーってことくらいかな」
そう言って、ふと親族席を見ると、亡くなったおじさんそっくりの頭がツヤツヤしたデカイ男がいた。T子の兄貴だ。
それにしても頭がツルツルすぎ…いや、もう50過ぎたんだし、ハゲもありか。
2メートル近いスキンヘッドの大男なので、ちょっとみソノ筋の人に見える。喪服着てるせいで益々だ。
どう見てもソノ筋の人だが、信じ難いことに公務員。
アレが高校の体育教員ってヤバくないか、気の弱い女子高生は見ただけで泣いちゃうだろうなーと、燦然と光り輝く頭を眺めているうちに、高校時代のことを思い出した。
夏合宿の休憩時間にプールサイドで涼んでいたワタクシの足を掴み、プールに引きずり込み溺れさせようとしたのは、この海坊主だったよなーと。
ジャージが水を吸って重くなり、なかなかプールから上がれず、「こんなところで死んで堪るかー!明日は合宿最大の山場、400m×10本タイムトライアルだから、今夜はトンカツなのに!どうせなら食べてから死ぬ!」と必死だった高校一年生のワタクシを思い出す。
T子の兄貴はワタクシの高校の先輩でもあったのだ。
だけど普通、着衣の女子高生をプールに引きずり込み、沈めるか?
いくら妹の友達だとは言え、クラブの違う後輩の女の子を溺れさせようとするかーっ!
おまえ無駄にデカくて顔もゴツイんだから怖いんだよ、あんま近づくなよっと思ったが、相手は先輩故に罵倒できない口惜しさ!
あの当時、先輩後輩には絶対差があったのだ。ほんと封建的学生社会だった。
言わずもがな、モーツァルトのデカイ=怖いの元ネタはここから来ている。
T子に聞けば、相変わらずふざけた性格しているらしい(そこはグリズリー中野とは別人。どっちかと言えば阿世賀系)
ふ、ホモ小説のネタにされてるとも知らずに、ふっふっふ(通夜席でほんと不謹慎)
気落ちしているだろうT子を励ます為に、近いうちに久々に飲み会が決行されそうな気がする。
いまどき珍しいくらいにコテコテの訛り全開のY子から電話があったのは、昨日の夕方4時半過ぎ。
Y子は東京の大学に進学したのに、とうとう訛りが直らなかった(と言うか「えー、あたし、訛ってねえよ。そんなに訛ってんけ?うっそー」と言った具合で自覚がない)
時期的に言って、「バレンタイン用の鉢植え、今年もまた買ってくんないけ?」と言うセールスかと思ったが違った。
「T子のお父さんが亡くなったって知ってたけ?」
Y子もT子も幼稚園からの長い付き合いの地元の友人だ。
付かず離れず50年近い年月を共に過ごしているので、ほぼ親戚化している。
市外や県外はおろか国外在住の人間もいるが、そんな兄弟のような仲の男女が10人ほどおり、今でも年に1回は集合し、近況報告を兼ねて飲むのだが、昨年は会わなかったなと思い出す。
因みに一昨年は、正月から「やるぞ、絶対に来い」と電話が鳴り、娘のセンター試験前だと言うのに強引に呼び出されて飲んだ、と言う記録がブログに残っている。
慌てて前日の新聞を引っ張り出し、訃報欄をチェックすると、あった。
香典袋はどこ行った!げー、ご仏前しかないじゃん!中身のお金は、わー、1万札しかない!
急ぎコンビニに走りご霊前を買ってお金を崩し、共通の友人達に連絡して香典を取りまとめ、Y子の迎えを待ち、通夜式の斎場へ。
既に大勢の人が集まっており、会場に入りきれなかったワタクシ達は斎場の出入り口に立って遠くの祭壇を眺めた。
「ふぉるて、前はちょっとアレだったけど凄く痩せたんじゃね?(アレってなんだ、アレって!)何やってんの?」
「カロリーコントロール」
「うわ、あたしには無理だなあ。でも痩せようと思って、歩き始めたんだあ」
「Y子、陸上やってたんだから走れよ(おまえもなと言うツッコミは置いといて)。そう言や彼氏できた?(Y子はバツイチ)」
「できねえ。ってか、なんで彼氏?」
「再婚は勘弁だけど彼氏は欲しいって言ってたじゃん」
「あー、もう面倒臭いから男はいいよー。それよりCちゃんが再婚したって聞いたけ?」
「年賀状見てビックリしたよ」
「はあ、再婚だってよ。元気だよねえ」
「娘を嫁に出して、自分もその気になったんじゃないの?」
「そうかも。それにしても元気だなあ」
「…Y子、枯れたね」
「…うん」
最後尾にいるのをいいことに、ひそひそとくだらないことを喋り続けるオバちゃん二人組み。もの凄く不謹慎だ。
不謹慎だが、親世代の葬式ともなると、最早慣れてしまって緊張感が薄い。
既に片親や両親を亡くしている年代のワタクシ達。
何故かわりと早くに親を亡くした友人達が多いこともあり、竹馬の友の中でボケても両親揃っているのは、ウチともう一軒くらいのものかもしれない。
「そう言えばT子のお父さんってどんな人?ふぉるて知ってっけ?」
「んー、おばさんとは良く喋ってたけど、おじさんはツルツルしてるなーってことくらいかな」
そう言って、ふと親族席を見ると、亡くなったおじさんそっくりの頭がツヤツヤしたデカイ男がいた。T子の兄貴だ。
それにしても頭がツルツルすぎ…いや、もう50過ぎたんだし、ハゲもありか。
2メートル近いスキンヘッドの大男なので、ちょっとみソノ筋の人に見える。喪服着てるせいで益々だ。
どう見てもソノ筋の人だが、信じ難いことに公務員。
アレが高校の体育教員ってヤバくないか、気の弱い女子高生は見ただけで泣いちゃうだろうなーと、燦然と光り輝く頭を眺めているうちに、高校時代のことを思い出した。
夏合宿の休憩時間にプールサイドで涼んでいたワタクシの足を掴み、プールに引きずり込み溺れさせようとしたのは、この海坊主だったよなーと。
ジャージが水を吸って重くなり、なかなかプールから上がれず、「こんなところで死んで堪るかー!明日は合宿最大の山場、400m×10本タイムトライアルだから、今夜はトンカツなのに!どうせなら食べてから死ぬ!」と必死だった高校一年生のワタクシを思い出す。
T子の兄貴はワタクシの高校の先輩でもあったのだ。
だけど普通、着衣の女子高生をプールに引きずり込み、沈めるか?
いくら妹の友達だとは言え、クラブの違う後輩の女の子を溺れさせようとするかーっ!
おまえ無駄にデカくて顔もゴツイんだから怖いんだよ、あんま近づくなよっと思ったが、相手は先輩故に罵倒できない口惜しさ!
あの当時、先輩後輩には絶対差があったのだ。ほんと封建的学生社会だった。
言わずもがな、モーツァルトのデカイ=怖いの元ネタはここから来ている。
T子に聞けば、相変わらずふざけた性格しているらしい(そこはグリズリー中野とは別人。どっちかと言えば阿世賀系)
ふ、ホモ小説のネタにされてるとも知らずに、ふっふっふ(通夜席でほんと不謹慎)
気落ちしているだろうT子を励ます為に、近いうちに久々に飲み会が決行されそうな気がする。
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