見て分かると、ちょっと安心

今朝もクシャミと鼻詰まりで７時前に目が覚めてしまった。
うーん、夜中に震度４か？と思われる余震で二度ほど目が覚めてるし、どうも寝足りない。
薬も効いてるんだかどうだか微妙。頭は朦朧としてるけど、ま、いっか、昼寝するから～v
などとノホホンとしていたら「花粉は今がピークらしいよ。片付け進んでる？」と夫からメールが！
えー、盗撮？盗聴されてる？(^^;

「日本の地震の地図」なるものを見つけました。
これを見ると、３月１１日から今日の今この時までに、実に８２０回もの地震が起きているのですね。
全ての地震を記録しているわけではないようなので（例えば昨日今日にワタクシが感じた余震のほとんどは記録されてない）、実際には１０００回を越えるのかも。
でもこれを見ると、間違いなく余震の規模も回数も落ち着いてきていることが分かるので、もう少しの辛抱だなーと思います。ちょっと安心した。

それに比べて原発から出るデータは…頑張れ、原発関係者！

今年のスギ花粉はまた一段と！

なにやら昨日今日は、一段と強めの有感地震が多いよーな気がします。
もう目はショボショボ、クシャミ連発。
そう、余震が来ると裏山でスギ花粉が、バフ～ンバフ～ンと大量に舞い上がるんですよね～。
今年の花粉は例年よりも多いと言われていますが、地震との相乗効果はテキメンです。
なんせ山火事かと思うほど、煙に似た黄色い粉が、目に見えて舞い上がるですよ！キーッ！
大地震発生後から、ずーっと地面は揺れっぱなしですが、一昨日あたりなんぞは「お？余震、少なくなったかも？」と思っていただけに、昨日今日の揺れ具合にはガッカリ。ううう、目鼻が辛いのう。
とにかくえらい大地震だったから、余震の方も過去の地震と比べてハンパなく強くて多いのだとか。
余震のせいで熟睡出来ないと、みーんな言ってますね。
ワタクシなんぞは気がつけば昼間コタツで気を失っていることも…いわゆる昼寝？(^^;

昨夜は青森県五戸町にいる友人から、「大丈夫かー？茨城は強い余震が多くてビックリだなー。必要な物あったら、何でも送るから遠慮なく言ってなー」と気遣われてしまった。
え？なんで？青森は余震が少ないの？ソッチは東北の本場じゃん。被災地に近いじゃん。八戸は隣町だったよね？えー、なんで～？

ウチは家が捻れたのか壁紙に変な破れが出たし、家具もメッチャ動いたけど（南北にと言うか、南へ～南へ～と動いてる）、本棚から本やCDが降っただけと言う、本当にそれだけだったんですよね。
よそのお宅のように物が飛んだり、家具が倒れたり、割れたりってことがほとんど無かったので、地震は大きかったと思うし、長く強く揺れたと今でも思っているけれど、幸いなことに震えるほど怖い思いはしていないのです、ワタクシ。
だから、後になって本当にビックリしました。

地震発生後、「断水になります。各家庭で水を溜めて下さい」と緊急放送があったけど、まさか一週間以上も断水するとは思わなかったです。
「大津波警報発令中。５０キロ沖に津波が発生しました。海岸には近づかないように」と言う緊急放送も繰り返し流れたけど、どの程度の規模の津波なのかとか、いつ到達したとか言う放送はなかったから、電気が復旧するまで「本当に津波が来たの？また１０センチとか言うんじゃないの？」と思ってたくらい。

地震から二日後、娘を筑波まで送って行く道すがら、「え、ええーっ！」と目を疑う風景が次々現れて、本当にビックリした。
センターラインに沿って地割れしてるし、変なところに段差は出来てるし、大谷石を使ったお家の外塀は、塀全体がバタッと道路側に倒れました～と言うような状態ばっかりだったし（うちの実家の塀もそう）、いかにも古そうなお家が斜めに倒壊していたり、かと思えばニッサンのショールームでは天井が落ちて新車がボコボコだったし、外壁が崩れ落ちて二階の中が丸見えになっている喫茶店があったり。
大きなショーウインドウが割れてるお店も多くて、車の中から「ええーっ、なにあれ！」と叫びっぱなしでしたねえ。

我が家の回りでも陥没したり、割れたり、傾いたお家があったり、道路と家の境界線がズレてたり、大地震だったことを伝える跡は残っているけれど、未だに感覚と現実の一体感が薄く、なんだか妙な感じがしています。
現実感が今ひとつなのに、変な危機感が残っているのも妙な感じ。
例えば食事に関しては、何故か「大事に少しずつ食べなければいけない」と言う感覚が今でも強く残っていたりするんですよねえ(^^;
なーんか感覚が大きくズレてしまっているようで、自分で自分を持て余しぎみです。

そして、目に見えない放射線との「一応」とか「念のため」とか言われているイラっと来る戦い。
ベクレムとかミリシーベルトとか言われてもピンと来ないっちゅーの！
それってラドン温泉やラジウム温泉の放射線量と比べて、どのくらい違うわけ？
１回３０分ラジウム温泉に入るのと比較してくれたら、もっと分かり易いと思うんだけど、いかがなもんでしょうか？
それよりもワタクシは「あなたの健康を損なう可能性があります」とハッキリ書かれた煙草が吸いたいですよっ(^^;

帰りたくても帰れない人達がいる

今日は駅前のヨーカドーさんに入っている呉服屋のお兄ちゃんから、「今日からヨーカドーは３階までですけど、営業再開しましたっ。地下食品売り場、凄く賑わってますよ～」と元気なお電話が！
それを聞いて、もしかしたら同じく駅前にある馴染みの和菓子屋さんも開店してるかしら？とふと思い立ち、夫を誘って車でGO！
開いてましたよ～。いやー、嬉しかった！
古い家屋のお店なので心配していたのですが、おじちゃんもおばちゃんも元気でした。
夫と二人だと言うのに、思わずタイヤキを４つ、みそまんじゅうを２個も買ってしまったわ(^^;
いやいや、こーゆー時こそバンバン消費して経済を回して行かねば、ですよね！
ファミレスも開いていたし、日常はちゃんと戻ってきているんだね。
我が家がある山の上の団地内では、道路が陥没したり、あちこちに亀裂が入っており、中には気の毒なことに傾いてしまったお家もあるのだけれども、市の中心部は建物の損壊被害も少なく、道路も無事と見た！
やはり市内でも酷いのは海沿いの町でしょう。
こちらは漁業も盛んな街ですから、網元さんも多いのですよ。
最大で６メートルの津波って…ちょっと想像つかないけど、そりゃ岩手や宮城の津波に比べたら規模は小さいけれど、でもやっぱり津波は津波。
お家を流され、今も避難所で生活される方は多いそうです。
お家も仕事も無くした方達が元の生活に戻るには、どれくらいの月日が掛かることか。
同じ市民として応援出来ることを考えねば！

また、元義妹の実家は福島県の海辺にあります。
ちょうど第一原発と第二原発の間にあり、桜の綺麗なのんびりとした町だったのですが、津波で押し流され、駅舎もなくなってしまったそうです。
元義妹の家族は、いわき市にいる末娘のところに避難し、その後、栃木の真ん中の娘のところに避難した後、２，３日前に長女である元義妹とこちらに。
もう帰れないと言う思いと、いや、もしかしたら帰れるんじゃないかと言う思いに揺れ動く、年老いたご両親がお気の毒でなりません。
地震と津波、そして追い討ちをかけた原発事故。
着の身着のまま何も持たずに、何が起きたのかも良く分からないまま避難し、隣県の見知らぬ街に身を寄せるのは、お年よりにはどれだけ心細いことか。
実弟と別れたとは言え、ワタクシとは縁あってお付き合いが続いている元義妹。
こちらも出来るだけのことをしたいと思っています。

パソコンが戻ってきました

皆さん、ただいまです！
本日、パソコンの修理が無事に済んで帰ってきましたよっ。
治って良かった。中身を確認してホッとしています。
お店の話しでは、今回の地震＆停電でダウンしたパソコンが相当数あるようです。
うちでは、あともうちょっとでデスクからタワーが落ちるところで踏みとどまっていましたが、床に落ちていたら修理不可能だったかも。
地震が発生した時、ワタクシは大型液晶テレビにしがみついており、パソコンのことは全く頭になかったのですが（翌日、筋肉痛になりました^^;）、余震が続く中で片付けを始めて、デスクから落ちかかっているタワーを発見し、たらーっと冷や汗が出ましたよ。
衝撃と停電に弱いパソコン。
とりあえず修理できて良かった！

福島県の白川郡某村にいる友人が心配で、うちもまだ物が散乱した状態ではあるけれど、うちは第一原発から１００キロ近く（正確には北北東に97.41キロの位置に福島第一原発があるらしい）距離があるので「こっちに来ない？」と誘ったところ、

「多少の不便さはあるけれど、空気中の放射線量も水道水から検出されるヨウ素の値も平常と変わりなく、不思議なくらい被害らしい被害がない。まるでナウシカの風の谷みたい」

風の谷は福島県白川郡にあったのかっ！
我が市では全国ニュースで流れたとおり、市内にある二箇所の浄水場から暫定基準値を超えるヨウ素が出ちゃっており（今日は下回ったそうです）、ホウレン草もパセリも原乳も出荷停止状態。
むしろ福島の友人宅へワタクシが避難した方が良かったりして(^^;

いやいやいや、原発は何がどう変化して、最終的にどうなるのか、さっぱり分からない状況だけれども、日立と東芝の技術力をワタクシは信じているよ。うん。
胸を張って言えるのは、各地で検出されている放射性物質の値よりも、今ワタクシが吸っている煙草の方が身体に害があることは間違いないってことだね(^^;
だからホウレン草だってパセリだって、水道水だって頂きますともさ。
店先になければ、農家を訪ねて直接購入しちゃう勢いだよ。
中国の大きく基準値を超える農薬入り冷凍野菜と比べたら、一日１トンのホウレン草を毎日食べるわけじゃなし、怖いことなんかないもんね！

相変わらず開いているお店は少ないし、ガソリンスタンドも閉まっているところが多いけど（故に相変わらず長蛇の列）、お隣県の原発だって不安だけど、できるだけいつもと変わらないように生活しようと心がけています。
心がけているのだけれど、なんかね、不思議なのです。
地震前、ワタクシ、何を作って何を食べていたんだろう？思い出せないんですよ(^^;
週末に夫の車で開いてるお店に出かけても、必要最低限の買い物をするようにしているので（買いだめしようにも物がない）、冷蔵庫も冷凍庫もガラガラ。
パンかお米を主食に、ゆで卵でタンパク質を補いつつ、有り合わせの野菜でスープを作って食べて、毎日その繰り返しのような(^^;
いやいや、実は昨日、オナゴデーになったもので、貧血を起こしちゃならねえと、久しぶりにお肉を食べたらね、なんとお腹を壊しちゃったんですよね。
肉という豪華食材に身体がビックリしたのでしょうか？
すっかり粗食に慣れちゃって、身体がダイエット向きになってるよーな気が(^^;
震災ダイエット、続行ですな！

とりあえず、こんな調子で元気です！

なすすべなし、なの？

農作物からの放射性物質検出で、福島、茨城の農家は大打撃。
放射線が相手では、どうしようもなく、なすすべなし。
これから原子炉が安全に廃炉出来たとしても、放射線値が通常値に戻るには、長い年月が掛かると言われていますし、避難された皆さんや農家の皆さんの心配、不安を思うと胸が塞ぎます。
なんとかならないものですかね。
誰か中和剤みたいなもの発明してくれないかな

タマ、今日も余震に怯えて逃げ惑ってます。
地震速報で流れない微妙な揺れが頻繁にあるので、タマ、腰が完全に引けてます。
昨日今日とこちらでは震度４、５の揺れが増えていますが、今までの余震と違って、一回の揺れ時間が五分近くと妙に長いのが不気味です。
keteさん、いつも頼もしい言葉をありがとうございます！
ようやく物流が動き始めましたので、今のところは大丈夫！
もうどーしようもなくなったら、その時はｓｏｓを送りますね。

タマ、帰る

大地震の日に、家を飛び出したきりだったタマ（猫）が帰ってきました。
チラとも姿を見せなかったので、どこかに別宅があり、そちらで可愛がられているのでは？と疑っていた、と言うか、行方不明よりも、むしろそうであって欲しいと願っていたのですが、どこかに隠れていたみたい
毛並みはパサパサ、薄汚れて、ちょっとスリムになっておったわ。
余震が続いているので、怖くて帰るに帰れなかったのかしら。
すっかり挙動不審で、私を見る目が「アンタ誰？」
みのこなしも野良臭くなってますよ
今も揺れるたびに、ダッシュでソファーの裏に隠れて出てきません。不憫だのう。