category:雑記
行ってきました、裁判所!
まずは150円分の収入印紙を買うべく郵便局へ。
切手を売ってるところなら収入印紙も置いていると言う情報を貰ったので、郵便局へ参りましたよ。
確かに昔、角にあった煙草屋に郵便マークに切手、印紙と書いてある看板がぶら下がっていた記憶が~。
今は「角の煙草屋」みたいな店そのものが、あまり見かけないよーな気もしますが。
そうだ、daiさん、収入印紙情報をありがとう!コンビニでも売っているんですね。そうだそうだ、コンビニは昔の角の煙草屋みたいなもんだよね!でも尋ねてみたら、200円の収入印紙しか置いてないとの事。残念。
いやー、サラリーマンの妻をしていると、収入印紙が必要になる場面なんてまず無いので、いざ必要になると焦りますな。
皆さん、収入印紙は郵便局で買えまするよ。
100円と50円の収入印紙を購入して、司法書士さんの事務所へ行き、預けておいた遺言書を受け取りまして、いよいよ裁判所へ!
外から見る二階建ての裁判所は、なんとなーく厳しく寒々しい感じ。門から建物の入り口まで距離があるせいか、妙に緊張するー。
中は市役所の雰囲気と変わりません。会社で言うと庶務課の雰囲気っぽい。
家庭裁判窓口とやらに行きまして氏名と用件を告げていましたら、そこに89歳の伯父が現れまして、えらいビックリしました!
伯父と言いましても、初対面ですよ。付き添いでいらした従兄弟とも初対面ですよ。
申立人のワタクシが行けば済む事なので、母方の兄弟は来ないと思っていたので(母と叔父はアルツハイマーで施設にいるし、89歳の伯父は全く付き合い無いし。母は昨日から3月一杯までのロングステイに入りました)、驚きのあまりうろたえてしまったわ(^^;
その場で「はじめまして」と不義理をしていたお詫びを兼ねたご挨拶をしましたが、いやー、従兄弟とは言えど初対面。相手は60代と思しきおっさんなので緊張したわよー。どんな性格のの人なのかも全く分からないしさー。
89歳の伯父は耳が遠く会話に苦労しましたが、一人で階段をヒョイヒョイ登ってしまうほど足腰がお元気!
伯父は裁判所の呼び出しに応じて行けば、絶縁状態だった兄弟の誰かに会えるかもしれない、会いたいと、出掛けてくれたのだそうですよ。ありがたいことです。
89歳と言う高齢ですから、これが最後の機会だと思われたのかもしれませんね。
まったく母も伯母も叔父も、何があったんだか知らないけど、さっさと仲直りしておけば良かったのに、死んじまうは、ボケちまうはで、どーしようもないですな。
さて、担当書記官に案内され二階にある第二法廷へ。
第一法廷は一階にありまして、中ではちょうど審議中でしたが、テレビでよく見るアノ法廷風景なんでしょうかね。
ワタクシ達が案内された第二法廷はラウンドテーブル形式とやらで、1つのテーブルと10脚の椅子がある、ごくごく普通の会議室でしたよ。
そこに裁判官が入ってきましてね、「本日は遺言書の検認申し立てと言うことで宜しいですね?」と始まるわけです。
まずショックだったのは、裁判官が40代らしき男性だったこと。
それのどこがショックだったのかって、高官が自分よりも年下だったからだよー(^^;
市役所でも「うわー、皆、年下だー」と思いましたけど、相続手続き依頼をした司法書士さんも同年代か年下って感じだし、それに加えて裁判官も年下になってしまったと言うことがね、自分の年齢を思い知って、なんだか凄くショックだったのよ(^^;
エライ人は年配ってイメージがあっただけに、世の中、自分よりも若い人達で溢れているって事を再認識しちゃったと言いますか。
いやー、ショックだったわ。
次に良く見たら担当書記官の方の前歯が1本無い事に気づき、「な、なぜにそんなマヌケ顔で…」と別のショックを受けたりして(^^;
裁判所の書記官だよ?絶対いいとこの大学出身でさ、頭いいんだろうなーって思うんだけど、それがハッカケなんだよ?なんか力抜けた(^^;
ま、検認には関係ないけどね。
さて、遺言書を裁判官に渡して、それを書記官が封を開けて、内容を全員で確認するわけです。
まず問題になるのが、封筒に書いてある「遺言書」の筆跡。
「アイコさんの筆跡で間違いないですか?」と尋ねられてもねー。
いや、ワタクシは目の前で書いて貰ってますから「間違いないです」って言えますけど、司法書士さんと打ち合わせて「封筒に入った状態のものを預かった」と言う事にしているので、そうも言えず(^^;
そーしましたら89歳の伯父が「アイコの字だ」と断言したですよっ。ええーっ、何10年も音信不通だったのに、伯父さん、いいの?
それから中身の筆跡も本人のものかと確認されて、またしても伯父が「そうだ」と断言。
ワタクシ、出る幕ありません(^^;
遺言の中身は「末妹のマサコ(我が母)に全財産を贈与する」と言うものですが、伯父もそれでイイんだそうです。ありがたや。
裁判官もあっさりと「ではこれで終了します」と終わりにしちゃって、根堀り葉堀り聞かれるかと構えていたワタクシは、思い切り拍子抜けしました。
裁判官の退場後にハッカケ書記官に尋ねましたら、「遺産相続執行人を立てるケースもありますが、今ケースは相続人が1人と言う事なので、他の兄弟から異議申し立てがない限り、執行人は必要ないと思います」との事。
検認済み(「裁判所が検認しました」と言う書類を1枚と遺言書の入っていた封筒と遺言書とを3枚重ねてステップラーで留めてね、3枚纏めて「検認済み」の穴を開けたものを受け取るの。これはバラさずにこのまま保管するんですって。この時に収入印紙を渡すですよ)の遺言書を持って金融機関に行けばスムーズに手続きが取れるでしょうとの事でした。
まずないと思いますけど、もしも金融機関が「これではダメだ」と言い出したら、相続執行人を立てる申し立て申請を裁判所に出さねばいけないらしいのですが、はー、やっとまた一つ前進!
来週あたり、司法書士さんが必要書類を纏めて届けて下さるとの事なので、3月中には相続関係のドタバタがやっと終りそうです。
因みに、司法書士さんへの謝礼ですが6万円と少々の模様。
「書士関係への謝礼は高額」と言う話しを聞いていましたが、いやー、こんなもんでしょう。10万くらい掛かるかと思っていましたよ、ワタクシは。
以上、ワタクシの初裁判所体験談でございました。
次は銀行さんとの遣り取りを実況しますので、お楽しみにねー。
まずは150円分の収入印紙を買うべく郵便局へ。
切手を売ってるところなら収入印紙も置いていると言う情報を貰ったので、郵便局へ参りましたよ。
確かに昔、角にあった煙草屋に郵便マークに切手、印紙と書いてある看板がぶら下がっていた記憶が~。
今は「角の煙草屋」みたいな店そのものが、あまり見かけないよーな気もしますが。
そうだ、daiさん、収入印紙情報をありがとう!コンビニでも売っているんですね。そうだそうだ、コンビニは昔の角の煙草屋みたいなもんだよね!でも尋ねてみたら、200円の収入印紙しか置いてないとの事。残念。
いやー、サラリーマンの妻をしていると、収入印紙が必要になる場面なんてまず無いので、いざ必要になると焦りますな。
皆さん、収入印紙は郵便局で買えまするよ。
100円と50円の収入印紙を購入して、司法書士さんの事務所へ行き、預けておいた遺言書を受け取りまして、いよいよ裁判所へ!
外から見る二階建ての裁判所は、なんとなーく厳しく寒々しい感じ。門から建物の入り口まで距離があるせいか、妙に緊張するー。
中は市役所の雰囲気と変わりません。会社で言うと庶務課の雰囲気っぽい。
家庭裁判窓口とやらに行きまして氏名と用件を告げていましたら、そこに89歳の伯父が現れまして、えらいビックリしました!
伯父と言いましても、初対面ですよ。付き添いでいらした従兄弟とも初対面ですよ。
申立人のワタクシが行けば済む事なので、母方の兄弟は来ないと思っていたので(母と叔父はアルツハイマーで施設にいるし、89歳の伯父は全く付き合い無いし。母は昨日から3月一杯までのロングステイに入りました)、驚きのあまりうろたえてしまったわ(^^;
その場で「はじめまして」と不義理をしていたお詫びを兼ねたご挨拶をしましたが、いやー、従兄弟とは言えど初対面。相手は60代と思しきおっさんなので緊張したわよー。どんな性格のの人なのかも全く分からないしさー。
89歳の伯父は耳が遠く会話に苦労しましたが、一人で階段をヒョイヒョイ登ってしまうほど足腰がお元気!
伯父は裁判所の呼び出しに応じて行けば、絶縁状態だった兄弟の誰かに会えるかもしれない、会いたいと、出掛けてくれたのだそうですよ。ありがたいことです。
89歳と言う高齢ですから、これが最後の機会だと思われたのかもしれませんね。
まったく母も伯母も叔父も、何があったんだか知らないけど、さっさと仲直りしておけば良かったのに、死んじまうは、ボケちまうはで、どーしようもないですな。
さて、担当書記官に案内され二階にある第二法廷へ。
第一法廷は一階にありまして、中ではちょうど審議中でしたが、テレビでよく見るアノ法廷風景なんでしょうかね。
ワタクシ達が案内された第二法廷はラウンドテーブル形式とやらで、1つのテーブルと10脚の椅子がある、ごくごく普通の会議室でしたよ。
そこに裁判官が入ってきましてね、「本日は遺言書の検認申し立てと言うことで宜しいですね?」と始まるわけです。
まずショックだったのは、裁判官が40代らしき男性だったこと。
それのどこがショックだったのかって、高官が自分よりも年下だったからだよー(^^;
市役所でも「うわー、皆、年下だー」と思いましたけど、相続手続き依頼をした司法書士さんも同年代か年下って感じだし、それに加えて裁判官も年下になってしまったと言うことがね、自分の年齢を思い知って、なんだか凄くショックだったのよ(^^;
エライ人は年配ってイメージがあっただけに、世の中、自分よりも若い人達で溢れているって事を再認識しちゃったと言いますか。
いやー、ショックだったわ。
次に良く見たら担当書記官の方の前歯が1本無い事に気づき、「な、なぜにそんなマヌケ顔で…」と別のショックを受けたりして(^^;
裁判所の書記官だよ?絶対いいとこの大学出身でさ、頭いいんだろうなーって思うんだけど、それがハッカケなんだよ?なんか力抜けた(^^;
ま、検認には関係ないけどね。
さて、遺言書を裁判官に渡して、それを書記官が封を開けて、内容を全員で確認するわけです。
まず問題になるのが、封筒に書いてある「遺言書」の筆跡。
「アイコさんの筆跡で間違いないですか?」と尋ねられてもねー。
いや、ワタクシは目の前で書いて貰ってますから「間違いないです」って言えますけど、司法書士さんと打ち合わせて「封筒に入った状態のものを預かった」と言う事にしているので、そうも言えず(^^;
そーしましたら89歳の伯父が「アイコの字だ」と断言したですよっ。ええーっ、何10年も音信不通だったのに、伯父さん、いいの?
それから中身の筆跡も本人のものかと確認されて、またしても伯父が「そうだ」と断言。
ワタクシ、出る幕ありません(^^;
遺言の中身は「末妹のマサコ(我が母)に全財産を贈与する」と言うものですが、伯父もそれでイイんだそうです。ありがたや。
裁判官もあっさりと「ではこれで終了します」と終わりにしちゃって、根堀り葉堀り聞かれるかと構えていたワタクシは、思い切り拍子抜けしました。
裁判官の退場後にハッカケ書記官に尋ねましたら、「遺産相続執行人を立てるケースもありますが、今ケースは相続人が1人と言う事なので、他の兄弟から異議申し立てがない限り、執行人は必要ないと思います」との事。
検認済み(「裁判所が検認しました」と言う書類を1枚と遺言書の入っていた封筒と遺言書とを3枚重ねてステップラーで留めてね、3枚纏めて「検認済み」の穴を開けたものを受け取るの。これはバラさずにこのまま保管するんですって。この時に収入印紙を渡すですよ)の遺言書を持って金融機関に行けばスムーズに手続きが取れるでしょうとの事でした。
まずないと思いますけど、もしも金融機関が「これではダメだ」と言い出したら、相続執行人を立てる申し立て申請を裁判所に出さねばいけないらしいのですが、はー、やっとまた一つ前進!
来週あたり、司法書士さんが必要書類を纏めて届けて下さるとの事なので、3月中には相続関係のドタバタがやっと終りそうです。
因みに、司法書士さんへの謝礼ですが6万円と少々の模様。
「書士関係への謝礼は高額」と言う話しを聞いていましたが、いやー、こんなもんでしょう。10万くらい掛かるかと思っていましたよ、ワタクシは。
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