気分は女子アナ！

おはよーございます。
今日は昨日のコンサートの裏話なんぞをひとつ。
昨日はママさんコーラスグループのコンサートがあり、ゲストで呼ばれていたので、レオンや仲間たちと一緒にちょっくら歌ってきました。
でも…なにか飛んでないですかっ？空気中を目に見えない微細な物体がフヨフヨと飛散し、母の鼻の穴をくすぐっているような…
クシャミ鼻水が止まらないーっ！喉ガラガラだっちゅうの。
夫なんぞは、一昨日は一日声楽レッスン漬けで、もの凄く疲れたらしく、夜中に咳払いをして「げほげほ、痛いっ」
なに？どうした？頑張りすぎて喉が切れたのか？…「グゴーッ」寝言かい！

それはともかく、喉の調子は最悪だというのに、昨日は場内アナウンスも頼まれてしまいましたよ。
「本日はお忙しい中をご来場下さいまして…」ってやつですね。
ふっ、生粋の田舎者の母に頼むとはいい度胸だな。
茨城弁丸出しでアナウンスしてやったさ（嘘だよ）
人の基本言語は、小学校６年生までに過ごした土地の言葉で決まるのだそうですよ（と、うちの言語学教授が力説していた）

「この土地から出たことのないおまえが喋る言葉のイントネーションは、一生土着民語なのだ。わはは」

むかつく！けど、否定できないのが悔しいっ。きーっ！
そんな話をしたら、大阪出身の友人が「大阪弁と茨城弁は似てるよ」と慰めてくれましたが、大阪弁と似ている？ああ、言葉が荒いとこは似てるかも…って、なんの解決にもなっとらんだろがー！あかちくこくでねー！

さて、とりあえず自分たちのリハーサルを終えて、アナウンスするために舞台袖で待機する母。茨城弁のイントネーションを出しちゃダメだぞっと緊張しての待機です。
今回初めて使用する新しいホールだったもので、勝手が分からず不安だったのですが、なんと顔馴染みのホールスタッフが二人もいるじゃないですか！やったラッキー！

スタッフ１「あれ、あびこさんだー、久しぶり！」
母「わー、久しぶりー！今日はアナウンスに入るんでよろしくー」
スタッフ２「なんだか懐かしい顔がいるなー」
母「おお、スタッフに知り合いが二人もいると心強いよー」

開演アナウンスをつつがなく喋り（原稿を読むときは結構別人化する。気分は既にN○Kアナウンサーだ/笑）、休憩アナウンスを入れ、自分も歌い、これで終演アナウンス～という時にポカしました。
ついうっかり「疲れたなー、あー、ビール飲みたいのぅ」などと思ってしまったら、目が泳いでしまって、ちょうどややこしい文章のところで噛んじまっただよ。
「駐車場をご利用のお客様は、一階○○会館受付にて一時間無料チケットをご利用下さい」が「いっちょ時間無料チケットをごりょー…」うわーっ。
お客さんは席を立ち始めてザワザワしていたので、気づいた人はあまりいないであろうことを祈ろう（汗）

それにしても、あんなに使えないステージマネージャーがいるコンサートも珍しい（苦笑）
いや、普通コンサートにはステマネと言って、コンサート進行の段取りをつける人間がいるわけですよ。
タイムテーブル（時間進行表）片手に、ステージ袖で誘導、場合によってはインカムでPAさん（音響）や照明さんと連携プレーもせねばなりません。
が、昨日のステマネはステージ袖にいなかった！しかもタイムテーブルもない！

スタッフ２「あびこさん、なんか聞いてる？」
母「うんにゃ、原稿読んでくれって言われただけだよ。ステマネは？」
スタッフ２「来てないんだよ。うーん、どうしようか」

ほんとにたまたま知り合いのホールスタッフで良かったです。
開演１０分前に大急ぎで打ち合わせして、勝手に二人で余ベル、本ベルのタイミングから出演者の出入りのタイミング、休憩時間の調整まで決めてGO！
で、結局ステマネさんは、とうとうステージ袖に現れませんでした（泣）
アナウンスしながらステマネ補助したのは初めてで緊張したぞ！
ステマネどこにいたんだー！と思ったら、ずっと受付でニコニコしていたらしい。
正味一時間半の短いコンサートだったし、小さいホールだったからなんとかなったけど、怖かったー。
でも、母、ゲストで行ったのに、原稿読まされて、ステマネ補助してって、なんか変じゃないか？ギャラくれ、ギャラ！（苦笑）

コンサートってのは出演者だけじゃなく、こーゆー裏方の努力に支えられているんですよーっていうお話でした（苦笑）

さて、あびこ家は明日まで夫の会社が休み（またか！）、お子はテスト期間中で午前中で帰宅。
うわーん、どうやらパソコンに向かう時間はなさそうです。哀しい。