側溝に落ちていた猫を拾う

昨日、獅子丸と打ち合わせ中に、突然夫からメールが入った。
珍しいなと思いつつ携帯を開くと、そこには「猫拾った。どうしよう」の文字が。
折りしも「この子どこの子ねこの子コネコ」の表紙はどうしようかという話の真っ最中。
「なにー、猫の子ですとー」
と二人で色めき立ったのは言うまでもない。
添付された画像には、女性社員の小さな手にスッポリと納まった白い猫の姿が！
「か……かわいいっ！」
だが我が家には８歳の爺さん猫がいる。うーん、どうしよう。
すると、また夫からメールが。
「会社でドブにはまっているのを助けたけど、引き取り手がいなくて困ってる」
なにっ、ドブにはまって鳴いていたのかっ。でかした！良くぞ助けた！
実家の猫も、会社のドブにはまって出られないでいるのをドロだらけになりながら
私が救出し、連れて帰ったのだ。
以来、私はドブにはまった捨て猫というものに極端に弱い。
「えーいっ、連れて帰って来いっ」
獅子丸曰く
「確信犯だね。アンタに画像見せれば、可愛い、連れて来いって言うに決まってる」
確かにそうかも。
と言うわけで、我が家にチビ猫がやって来た。
生後一ヶ月そこらだろうか、痩せこけて小さい。
あまりに小さすぎて性別がはっきりしないが、女の子のような気がする。
爺さん猫は「おまえ、なんだぁ？」と怪訝そうだったが、威嚇はしない。
チビは「おじさん誰？誰、誰？」とばかりに無邪気に走り寄って行くが、
爺さんは「なんか変なのが来ちまったなー」と言う困った様子で、「とりあえず
無視しよう」と決めたらしい。
爺さんには「君の大人な対応を期待しているからな」と言い聞かせているが、
後から来た猫を可愛がりすぎると先住猫が焼き餅を妬き、いじけやすい。
猫同士の同居は相性が大切なので、しばらくは爺さん猫を可愛がり倒しつつ、
慎重に様子見だ。

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この忙しい時期に仔猫を拾ってしまいました。
チビなので、後を追いかけてトイレの躾けをせねばなりません。
今月は飲み会もパスしてパソコンに向かっているというのにーっ！
でも可愛いから許す（笑）
雲雀東風９は書きあがり寝かせてますが、そういうわけで更新はしばしお待ち下さいませ。