一石四鳥のチューリップ

眠いですー。こうしていても瞼がくっつきそう。
事のはじまりは、昨夜０時を過ぎて「さーて寝るか」と言う頃のこと。

あびこ「はっ！明日のパンがない！（ガチャリと炊飯器の蓋を開けて）米も…ない！」

野菜スープも飲みつくしちゃったし、ガーン、食いモンがなにもねえだ！
今までのワタクシだったら、朝はコーヒーさえあればＯＫなのですが、一人暮らし生活が始まってからは、そーは行かんのです。
だってワタクシの夕飯ってば１７時半なんだもん。遅くても１８時には食べちゃいますよ。
ふははは、驚異的に早いでしょー。
その後は固形物は口に入れませんので、翌朝は空腹感で目覚めると言う、まるで少年か老人か（間違いなく後者だわね）と言うよーな健康的生活っぷり！
なもんで、翌朝、可哀想な胃袋に入れるものがないのは困る！
しかも、木曜日は燃えるゴミの収集日。今月は収集車がやたら早く回って来るので、できれば７時半までに出したい！ってことは７時前起床。早起きしたら、余計にお腹が空くでしょうがーっ。
普通は多分、ここで米をといでタイマーをセットして寝るんでしょうね。
でも、昨夜のワタクシの頭の中には「パン、パンが食いたいっ」と、それしかなかったのねん。
捏ねましたよ、パン生地。
真夜中のシーンと静まり返った中で、バン！バシン！とパン生地を叩きつける音が響くのって、我ながら鬼気迫るものがありましたよ（苦笑）
結局、ふっくらクルミパンが焼きあがったのは１時半を過ぎてました。それを冷まして、ビニル袋に収納したのが２時頃。
お陰で美味しい朝食にありつけたのでイイんですけどね、今朝は眠くて眠くてなりません。
なんだか、働かざるもの喰うべからずを地で行っちゃったよーな気分。
うむ、汗水流して（流してなんかないけど）自分で捏ねて焼いたパンは、格別に美味いだよ。

今日は洟垂れ幼稚園児だった頃からの長い付き合いの友人が、午後にチューリップの鉢植えを持ってやって来るそうです。
このチューリップ、友人が勤める運送会社で売り出しているバレンタイン商品だそうで、ノルマ達成できそうにない友人から「１鉢でいいから買ってくれー！」と、今朝泣きの電話があったのねん。

あびこ「ワタクシの目の前で売り込んでごらん。セールストークによっては買ってあげる」

なーんて女王様なことを言いましたが、買いますよ（苦笑）
「部屋が寂しいんで観葉植物が欲しい」と言っていた夫に押し付ければ、バレンタインと兼ねて一石二鳥。
夫がお世話して、ホワイトデーに美しく咲いたチューリップをワタクシに返せば三鳥です。
そもそも腐れ縁の人助けですが、売れる恩は売っておくに限るので、見返りを期待して四鳥か？（せこい）
さて、友人がチューリップの鉢を抱えてやって来るまで、水平線SSの続きに取り掛かるとしますか。