category:雑記
昨夜は中秋の名月でしたが、皆さん、ご覧になれました?
北関東では見えましたよー。まんまるのキレイなお月さんが!
ワタクシ、今年は偕楽園の萩まつりにてお月見して参りましたっ。
中秋の名月を偕楽園で眺めると言うのはワタクシの長年の夢でして、出来そうで出来なかったのですが、とうとうやったぞ!
偕楽園は日本三名園の一つに数えられる名園でございます。
最後の将軍である徳川慶喜公の実父が、水戸の徳川斉昭公でありまして、この斉昭パパが作ったお庭が偕楽園。
晩年を過ごす隠居所として、また領民と偕(とも)に楽しむ場として作られたそうですが(だから偕楽園)、お殿様の隠居所のお庭を一般に開放するなんて、その当時は画期的な出来事だったそうですよ。
これがダダッ広いお庭でして、国有地である偕楽園だけで11ヘクタール。更に隣接する県有地1.7ヘクタールを公園化して偕楽園にくっつけて、更に千波湖周辺も都市公園化して、近年中に合計56.4ヘクタールに拡大予定とか。
でもね、約13ヘクタールの現偕楽園だけでも、春は梅、夏はツツジや蓮、秋は萩、そして孟宗竹の竹林、好文亭などなど、一年中、見所には事欠かないお庭でございますともさ。
今年の萩まつりでは、朝から鈴虫を2008匹(2008年に因んだのか!)放し、夕暮れ時にはリーンリーンと可愛い声で鳴いてましたよ。
凄かったのは15時から20時まで延々と行われる野点茶会!
日が暮れるに従いドンドン入園客が増えて、いつ見ても野点は大賑わい。
お茶を点てる伯母様方はお着物で、叔父様方は着物に袴。皆さん、良くお似合いで。
本当にお歳を召した方の着物姿はいいですねぇ。
なんだか皆さん、上品そうな奥様に見えたわよ。これが洋装になると、案外そうでもなかったり…あわわ。
ともかく、ワタクシも着物に宗旨替えしようかしらと思ったくらいイイ!
身幅が出るお年頃には着物がぴったりなんだわねぇ。
でも枯れ木のような味わいの奥様も、素敵な装いでしたよ。
そして、なんだか皆さん、色っぽい。うーむ、着物マジックです。
夫「君も着物にしたら?」
妻「あら、そう思う?」
夫「うん。着物って体型に関係なく長く着れそうじゃない?」
妻「…おまえもな」
日本人は男も女もお歳を召したら着物にするとイイかもね。うん。
そーしてとっぷりと日が暮れた頃、隣接する常盤神社境内の能楽堂にて、いよいよ雅楽演奏会が。
ワタクシ、非常に期待していたんですよ。雅楽演奏も神楽舞いも!
ところが、プオーンと一音鳴った途端にテンション下がりました。
こ、この音、素人かい…
由緒ある常盤神社(だって水戸黄門様と最後の将軍様の実父である徳川斉昭公を奉る神社だよ!)のこと故、明治神宮同様に禰宜さんの卵や巫女さんがシッカリ修行を積んで奉納するものと、根拠もないのに頭っから信じ込んでいたワタクシ。
違ったよ。市内にお勤めのサラリーマンな皆さんの雅楽愛好家の演奏だったのね…
まだ陽が高いうちから園内をウロウロしていたこともあり、足は棒のように疲れていたけれど、お腹もペコペコだったけど、「疲れたー、帰ろうよ」とゴネるお子を宥めすかして「日本人ならコレを聴け!」とか言っちゃって、夜を楽しみに待っていたワタクシはなんだったの。
こりゃ神楽舞いも期待出来そうにないなと、それでも2曲聴いて引き上げました。
トボトボと駐車場へ向かう途中、ふと見上げれば東の空にはキレイなお月様。
ふむ、素人演奏と言うのも、領民と一緒に楽しむをモットーに偕楽園を開放した斉昭公らしいかな。これはこれで趣があったかも。
次はもう少し秋が深まったら訪ねてみることにします。
北関東では見えましたよー。まんまるのキレイなお月さんが!
ワタクシ、今年は偕楽園の萩まつりにてお月見して参りましたっ。
中秋の名月を偕楽園で眺めると言うのはワタクシの長年の夢でして、出来そうで出来なかったのですが、とうとうやったぞ!
偕楽園は日本三名園の一つに数えられる名園でございます。
最後の将軍である徳川慶喜公の実父が、水戸の徳川斉昭公でありまして、この斉昭パパが作ったお庭が偕楽園。
晩年を過ごす隠居所として、また領民と偕(とも)に楽しむ場として作られたそうですが(だから偕楽園)、お殿様の隠居所のお庭を一般に開放するなんて、その当時は画期的な出来事だったそうですよ。
これがダダッ広いお庭でして、国有地である偕楽園だけで11ヘクタール。更に隣接する県有地1.7ヘクタールを公園化して偕楽園にくっつけて、更に千波湖周辺も都市公園化して、近年中に合計56.4ヘクタールに拡大予定とか。
でもね、約13ヘクタールの現偕楽園だけでも、春は梅、夏はツツジや蓮、秋は萩、そして孟宗竹の竹林、好文亭などなど、一年中、見所には事欠かないお庭でございますともさ。
今年の萩まつりでは、朝から鈴虫を2008匹(2008年に因んだのか!)放し、夕暮れ時にはリーンリーンと可愛い声で鳴いてましたよ。
凄かったのは15時から20時まで延々と行われる野点茶会!
日が暮れるに従いドンドン入園客が増えて、いつ見ても野点は大賑わい。
お茶を点てる伯母様方はお着物で、叔父様方は着物に袴。皆さん、良くお似合いで。
本当にお歳を召した方の着物姿はいいですねぇ。
なんだか皆さん、上品そうな奥様に見えたわよ。これが洋装になると、案外そうでもなかったり…あわわ。
ともかく、ワタクシも着物に宗旨替えしようかしらと思ったくらいイイ!
身幅が出るお年頃には着物がぴったりなんだわねぇ。
でも枯れ木のような味わいの奥様も、素敵な装いでしたよ。
そして、なんだか皆さん、色っぽい。うーむ、着物マジックです。
夫「君も着物にしたら?」
妻「あら、そう思う?」
夫「うん。着物って体型に関係なく長く着れそうじゃない?」
妻「…おまえもな」
日本人は男も女もお歳を召したら着物にするとイイかもね。うん。
そーしてとっぷりと日が暮れた頃、隣接する常盤神社境内の能楽堂にて、いよいよ雅楽演奏会が。
ワタクシ、非常に期待していたんですよ。雅楽演奏も神楽舞いも!
ところが、プオーンと一音鳴った途端にテンション下がりました。
こ、この音、素人かい…
由緒ある常盤神社(だって水戸黄門様と最後の将軍様の実父である徳川斉昭公を奉る神社だよ!)のこと故、明治神宮同様に禰宜さんの卵や巫女さんがシッカリ修行を積んで奉納するものと、根拠もないのに頭っから信じ込んでいたワタクシ。
違ったよ。市内にお勤めのサラリーマンな皆さんの雅楽愛好家の演奏だったのね…
まだ陽が高いうちから園内をウロウロしていたこともあり、足は棒のように疲れていたけれど、お腹もペコペコだったけど、「疲れたー、帰ろうよ」とゴネるお子を宥めすかして「日本人ならコレを聴け!」とか言っちゃって、夜を楽しみに待っていたワタクシはなんだったの。
こりゃ神楽舞いも期待出来そうにないなと、それでも2曲聴いて引き上げました。
トボトボと駐車場へ向かう途中、ふと見上げれば東の空にはキレイなお月様。
ふむ、素人演奏と言うのも、領民と一緒に楽しむをモットーに偕楽園を開放した斉昭公らしいかな。これはこれで趣があったかも。
次はもう少し秋が深まったら訪ねてみることにします。
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