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今週末は夫はアチラで音楽祭があり帰宅せず、土日休みになった娘は昨日は半日寝て半日パソコン占拠し、今日は朝からおデートで留守。
うまい具合に一人きりになり、これは譜読みしろと言う天の啓示だな…と思うものの、なんだかヤル気が出ないー。
イタリア語を見ると、あ、眩暈が…(うそ)
ついでに日本語訳日本人編曲のクリスマスキャロルも、ピアノ伴奏をコーラスに起こしてないかって感じの変な和声で、アルトのフレーズなんか三善風にブッ飛んでおり、いまいち覚えようと言う気力が湧かない。
もう一つついでにバッハグノーのアヴェマリア、なんとラテン語にカタカナのふり仮名がついているのだが、これが発音ココもアソコも間違っているじゃんと言う…せっかくのサービスふり仮名なのに残念。
ラテン語は母音の前にあるhは発音しない。ハレルヤなんかも本当はアレルヤだし、もっとラテン語っぽく発音しようと思うならアリ(イとエの中間のリ)ルゥィヤが正解。
よくメサイヤのハレルヤコーラスを思い切りハーレルヤと歌っているのを聴くけれど、あれは英語だからいいのか?
第九の楽譜もドイツ語にふり仮名がついてる譜があるそうな。
知らない言語を読む時に、ふり仮名があるのは非常に便利だけれど、良し悪しだなーと思う。
日本語は唇の先だけで発音する言語なので、ふり仮名を読むとカタカナ日本語を読んでいるかのよーになり、平坦で奇妙な「何語?」って感じの外国語に聴こえがちだ。
ふり仮名があると、ついついふり仮名だけを見て読みがちになるので、そーなっちゃうのだろう。
外国語っぽく発音しようと思ったら、ネイティブの発音を何度も聴いて耳で覚えた方がいいのだけれども、はじめて第九を歌う人達には重宝しているんだろうなあ。

それはともかく、コーラスの新譜を手にするたびに、主旋律を取りがちなソプラノは楽だなあと思う。
意地になって「内声や低音部は面白い」と言ってはいるけど、正直に言えばソプラノは楽だ!
メゾやアルトは予想外の音に飛ぶことが多く、脳が納得するのに時間が掛かって仕方がない。
特に加齢して覚えが悪くなった今、脳が納得するまでにもの凄く時間が掛かるようになってしまい、本当にトホホな気分です(泣)

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