category:雑記
いよいよ明日は母を連れてお出かけです。
ドキドキするー(^^;
今日は少ーしアルツハイマー病について語っちゃおうかね~。
アルツハイマー病で一番目立つ症状は、記憶障害や見当識障害と言った認知症と呼ばれるものです。
記憶障害と言えば代表的な「私のご飯まだですか?」だわね(^^;
見当識障害ってのは、出かけたはいいけど家に帰れないとか、物の名前も使い方も分からないとか、そーゆーの。
アルツハイマー型認知症は認知症を患う人全体の7割ほどらしいのですが、3割弱はアルツハイマーが原因じゃなくて血管性認知症とか皮膚性認知症だとかなんですって。
「はあ?なにソレ」って感じで、良く分からないでしょ?ワタクシにもサッパリだよ(^^;
人に聞かれたらとりあえず、「脳味噌が縮むので、徐々に記憶を無くし、肉体的な機能も徐々に失われて、寝たきりになって、死に至る病」と言っていますが、それで納得できる人は稀だわね。
「具体的にどうなるのよ?」と聞かれてもねー。どう説明すりゃいいの?(^^;
歳を重ねれば、そりゃ誰だって物忘れはありますよね。
80を越えた父も「酷いな、ボケたなー」と思うことが多々ありますもん。
かと言ってアルツハイマーの健忘症だけを強調したんじゃ、妙齢の親を持つ人に「えー、ウチの親もアルツハイマーかしら」なんて不安を感じさせちゃうでしょ。それはマズイ。
だからホント、説明するのは難しいんだって。
アルツハイマー病の場合は、病気が進んで来ると、忘れるのではなくて、記憶が無くなるのねって事が良く分かります。
思い出せないんじゃなくて、記憶に残らないんだわね。
もちろん最初のうちは、忘れては言われて思い出すって感じなんですよ。それが段々と変化して来るの。
現在75歳の母の場合は、振り返ってみると60代後半に発症して、少しずつ進行して行ったような気がします。
緩慢に進行する病気なので、身近にいる人にしか変化は分からないと思います。それくらい微妙なの。
現に同居していないワタクシは気づきませんでした。
ちょっとした辻褄の合わない記憶違いは、「ボケたか?」と笑い飛ばしていましたから。
半年前には出来たことが今は出来ないと確実に分かるのも、アルツハイマーの特徴かもしれません。
半年、一年と言う長いスタンスで、徐々に普通の生活が出来なくなるんだよ。だから気づきにくいのでしょうね。
じゃあ早い段階で発見して、病院に行けば治るのかって言ったら、そうじゃないんだなあ。
せいぜい進行を薬で一年程度遅らせることが出来るくらいで、結局は治らない病気なのよね。
「一年くらい進行を遅らせても、どうなるものでもないんじゃない?」って思うかもしれないけれど、それだけの時間があれば、家族は心の準備が出来るでしょう?
長い人では10年、20年と掛かるわけですから、家族の覚悟は必要なわけですよ。
ウチは病名が出た時には薬は気休めにしかならない状態でしたので、いきなり怒涛のような介護と言うか、見張り生活に入りました。
お陰で、なかなか父や弟が心情的に受け入れられなかったようで大変でした。
「ウチも?」と不安に思われる方がいらっしゃいましたら、早めに病院に連れて行っちゃいましょう。
素人診断でビクビクしているよりも、医者の診断を仰いでね。
何事もなければそれで良し。
もしもの時でも早期ならば薬がありますから、心の準備が出来ます。
母、今では物を捨てる。でも捨てた記憶がないので探す。ゴミ箱から出て来る。「誰が捨てたの」と怒り出す。おいおい、自分で捨てたんでしょ~となる(^^;
父の入れ歯とメガネがゴミ箱から出て来た時は、あ~あって感じでしたが、だーれも母を怒れません。なんせ捨てたと言う記憶がないからね。
なのに母ってば、「お父さんがうっかり自分で捨てたんでしょ。まったくもう、ボケちゃって」なんて言うものだから、父の血圧が上がる上がる(^^;
遂に心臓以外にも胆石まで痛み出して、父の方が先にお亡くなりになりそーな勢いです。
朗らかで子どもみたいだった母は、被害妄想が酷くなり、怒りっぽく、落ち込みやすくなりました。
怒り出すと顔つきが変わり、まるで別人。怖いで~。すぐに誤魔化せるし、怒ったことも忘れるからイイんだけどね(^^;
潔癖症かと思うほど綺麗好きだったのに、今では無頓着。
シミだらけ、穴だらけの服を着ていますが、全然平気。
こーゆーのを人格障害と言うのだそうです。
人によっては暴力的になるそうなので、これがイイのか悪いのかは良く分からないのだけれど、過去の嫌な出来事を昨日のことのように思い出して、一日布団に潜り込み鬱々としていることも良くあります。
家事ができなくなり、家の中の全てを父が管理していますが、それを申し訳ないとも情けないとも思わなければ、父が家事の一切をしていることを不思議とも思わない様子。
ワタクシが週に3回ほどご飯を届けていることも、そんな物だと思っているみたい。
本当に不思議な病気だなーと思います。
父なんぞは「気味が悪い」なんて言ってますが(^^;
そんなわけで、「同じ話を繰り返すなんて、年寄りにはよくあることじゃない」と、普通の年寄りの健忘症と同じレベルで笑って済ませられると、時々もの凄く腹が立つことがあるのよね。
「知らないから、そんなことが言えるのよ!」と思ってしまうワタクシは、まだまだ修行が足りません(^^;
同じ経験がある人には「あれは経験しないと分からない不思議さだから仕方がないよ」と慰められていますが、ほんとだね。
別に「大変だね」と同情されたいわけじゃないはずなのだけれど、なんだろうな、アルツハイマーと言う病気を理解して欲しいと思っているのかなあ。
自分の感情も微妙過ぎて判断が付きませんわ。難儀だわねえ(^^;
さて、矢尾板くんのチェックがほぼ終わりました。
バカバカしいお話しですが、夢中で書いちゃいましたよ(^^;
タイトルは「江戸の仇を長崎で?」と言う、これまたバカバカしいものなのですが、軽くお楽しみ頂けましたら幸いです。
もう一晩寝かせて、再度チェックしましたら、明日の晩には更新できそうです。
頑張るのだー!
ドキドキするー(^^;
今日は少ーしアルツハイマー病について語っちゃおうかね~。
アルツハイマー病で一番目立つ症状は、記憶障害や見当識障害と言った認知症と呼ばれるものです。
記憶障害と言えば代表的な「私のご飯まだですか?」だわね(^^;
見当識障害ってのは、出かけたはいいけど家に帰れないとか、物の名前も使い方も分からないとか、そーゆーの。
アルツハイマー型認知症は認知症を患う人全体の7割ほどらしいのですが、3割弱はアルツハイマーが原因じゃなくて血管性認知症とか皮膚性認知症だとかなんですって。
「はあ?なにソレ」って感じで、良く分からないでしょ?ワタクシにもサッパリだよ(^^;
人に聞かれたらとりあえず、「脳味噌が縮むので、徐々に記憶を無くし、肉体的な機能も徐々に失われて、寝たきりになって、死に至る病」と言っていますが、それで納得できる人は稀だわね。
「具体的にどうなるのよ?」と聞かれてもねー。どう説明すりゃいいの?(^^;
歳を重ねれば、そりゃ誰だって物忘れはありますよね。
80を越えた父も「酷いな、ボケたなー」と思うことが多々ありますもん。
かと言ってアルツハイマーの健忘症だけを強調したんじゃ、妙齢の親を持つ人に「えー、ウチの親もアルツハイマーかしら」なんて不安を感じさせちゃうでしょ。それはマズイ。
だからホント、説明するのは難しいんだって。
アルツハイマー病の場合は、病気が進んで来ると、忘れるのではなくて、記憶が無くなるのねって事が良く分かります。
思い出せないんじゃなくて、記憶に残らないんだわね。
もちろん最初のうちは、忘れては言われて思い出すって感じなんですよ。それが段々と変化して来るの。
現在75歳の母の場合は、振り返ってみると60代後半に発症して、少しずつ進行して行ったような気がします。
緩慢に進行する病気なので、身近にいる人にしか変化は分からないと思います。それくらい微妙なの。
現に同居していないワタクシは気づきませんでした。
ちょっとした辻褄の合わない記憶違いは、「ボケたか?」と笑い飛ばしていましたから。
半年前には出来たことが今は出来ないと確実に分かるのも、アルツハイマーの特徴かもしれません。
半年、一年と言う長いスタンスで、徐々に普通の生活が出来なくなるんだよ。だから気づきにくいのでしょうね。
じゃあ早い段階で発見して、病院に行けば治るのかって言ったら、そうじゃないんだなあ。
せいぜい進行を薬で一年程度遅らせることが出来るくらいで、結局は治らない病気なのよね。
「一年くらい進行を遅らせても、どうなるものでもないんじゃない?」って思うかもしれないけれど、それだけの時間があれば、家族は心の準備が出来るでしょう?
長い人では10年、20年と掛かるわけですから、家族の覚悟は必要なわけですよ。
ウチは病名が出た時には薬は気休めにしかならない状態でしたので、いきなり怒涛のような介護と言うか、見張り生活に入りました。
お陰で、なかなか父や弟が心情的に受け入れられなかったようで大変でした。
「ウチも?」と不安に思われる方がいらっしゃいましたら、早めに病院に連れて行っちゃいましょう。
素人診断でビクビクしているよりも、医者の診断を仰いでね。
何事もなければそれで良し。
もしもの時でも早期ならば薬がありますから、心の準備が出来ます。
母、今では物を捨てる。でも捨てた記憶がないので探す。ゴミ箱から出て来る。「誰が捨てたの」と怒り出す。おいおい、自分で捨てたんでしょ~となる(^^;
父の入れ歯とメガネがゴミ箱から出て来た時は、あ~あって感じでしたが、だーれも母を怒れません。なんせ捨てたと言う記憶がないからね。
なのに母ってば、「お父さんがうっかり自分で捨てたんでしょ。まったくもう、ボケちゃって」なんて言うものだから、父の血圧が上がる上がる(^^;
遂に心臓以外にも胆石まで痛み出して、父の方が先にお亡くなりになりそーな勢いです。
朗らかで子どもみたいだった母は、被害妄想が酷くなり、怒りっぽく、落ち込みやすくなりました。
怒り出すと顔つきが変わり、まるで別人。怖いで~。すぐに誤魔化せるし、怒ったことも忘れるからイイんだけどね(^^;
潔癖症かと思うほど綺麗好きだったのに、今では無頓着。
シミだらけ、穴だらけの服を着ていますが、全然平気。
こーゆーのを人格障害と言うのだそうです。
人によっては暴力的になるそうなので、これがイイのか悪いのかは良く分からないのだけれど、過去の嫌な出来事を昨日のことのように思い出して、一日布団に潜り込み鬱々としていることも良くあります。
家事ができなくなり、家の中の全てを父が管理していますが、それを申し訳ないとも情けないとも思わなければ、父が家事の一切をしていることを不思議とも思わない様子。
ワタクシが週に3回ほどご飯を届けていることも、そんな物だと思っているみたい。
本当に不思議な病気だなーと思います。
父なんぞは「気味が悪い」なんて言ってますが(^^;
そんなわけで、「同じ話を繰り返すなんて、年寄りにはよくあることじゃない」と、普通の年寄りの健忘症と同じレベルで笑って済ませられると、時々もの凄く腹が立つことがあるのよね。
「知らないから、そんなことが言えるのよ!」と思ってしまうワタクシは、まだまだ修行が足りません(^^;
同じ経験がある人には「あれは経験しないと分からない不思議さだから仕方がないよ」と慰められていますが、ほんとだね。
別に「大変だね」と同情されたいわけじゃないはずなのだけれど、なんだろうな、アルツハイマーと言う病気を理解して欲しいと思っているのかなあ。
自分の感情も微妙過ぎて判断が付きませんわ。難儀だわねえ(^^;
さて、矢尾板くんのチェックがほぼ終わりました。
バカバカしいお話しですが、夢中で書いちゃいましたよ(^^;
タイトルは「江戸の仇を長崎で?」と言う、これまたバカバカしいものなのですが、軽くお楽しみ頂けましたら幸いです。
もう一晩寝かせて、再度チェックしましたら、明日の晩には更新できそうです。
頑張るのだー!
PR
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
最新記事
(01/24)
(01/09)
(11/14)
(10/08)
(07/02)
(05/01)
(04/13)
最新コメント
[12/03 ふぉるて]
[12/02 かなめ]
[11/19 ふぉるて]
[11/19 なのはな]
[06/28 ふぉるて]
アーカイブ
ブログ内検索
最古記事
(05/26)
(05/27)
(05/28)
(05/29)
(05/30)
(05/30)
(05/31)
忍者アナライズ
フリーエリア
フリーエリア
Copyright © 雑記帳 All Rights Reserved.